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真の戦士とは…。
シン・ブンブンマル新聞
(左がロウカ、右下はゆい、右上はカッパ族のお銀。イラスト:ダンテ氏)


 イワノフ機と雨宮機は機動を交差させ、時々お互い背後取った時バルカンを撃ったが、寸前の所で回避されてラチがあかなかった。
 だか2機はいつのまに天狗城上空来ていた。
城側は対空砲を撃とうとしたが雨宮機が近くにいるため撃てない。
 イワノフはガウォーク変形して、城内に入り疾走した。
 雨宮機は上位を取ろうとして、城壁の上に降り立ち、イワノフ機の移動地点を予想した。
 だか城壁の少し上にガンボットが出ており、雨宮機に向けて撃ってきた。
 雨宮機はすぐに上方飛び出して回避し、イワノフ機の真上から襲いかかった。
その時、イワノフ機はバトロイドに変形した後に城壁の上に手だけ伸ばし、雨宮機のガンボットや腕を上手く取り、そのまま投げ飛ばした。
「まだだ」と雨宮氏は一回転して上手く着地し、バトロイド変形すると飛びかかった。
 ニ機は取っ組み合いとなり、それぞれ城壁にぶつけ合った。
結局、イワノフが雨宮機を投げ飛ばし地面に叩きつける。
「グハっ!?」と雨宮氏に衝撃が走る。
 イワノフは地面に落ちていた自分のガンボットを拾い
「お前はユニークだ。だかプロフェッサーにはなれない」とイワノフは言いなが雨宮機向けると、
「所詮、マスター止まりだな」不敵に笑いながら引き金を引こうとした。
 「撃てー!!」
城壁にいたDTA達のブラックマンは、イワノフ機向ってレーザー撃った。残念ながら急いで照射したのガンボットに命中した。
 イワノフ素早くガンボットを手放すが、爆発する。
 さらにエゥーゴのジェガンニ機がライフルを連射してくる。イワノフ機はそれらの攻撃をひらりと交わし、上空抜けるとマイクロミサイル一連射を天狗城に向けて発射した。ミサイル数十発が城壁、城の内部に発射され大きな爆発起きる。
 その炎にまぎれてイワノフ機は全速力で上昇して脱出した。
 「まあ、こんな物か。だかアマミヤ覚えておけ。お前の腕はその程度だという事を!。次必ず殺す!」
 イワノフ機は全速力で上昇し、やがて地球圏から離脱した。
 このミサイル攻撃でジェガン2機が爆発され撃破された。
だかそれ以外の被害はなかった。
 雨宮氏はキャノピー開けて機体から降りると、イワノフが残した一本飛行機雲を見つめ、歯を食いしばった。


 ノーラ機もロウカ、ゆいに苦戦していた。
サッチ・ウィーブ戦術にハマり、片方背後取ればもう片方背後取ってくる。
 しかもまるで生き物みたいに機敏に動くのに驚いた。
「なんだって言うんだい!。バッタかい!?」
そう驚くのも無理はない。BDSによりACMに特化する事出来た機体。それがSFA-28Tなのだから。
 すでにBDSの中の学習機能でノーラ機の性格機動がデータ化されていた。あとは自己学習プログラミングがノーラ機の次の行動を予測する。
 だかノーラはそんな事構ってられず、まずゆい機のバックを取ると、マイクロミサイルを一連射浴びせた。
 「動きが止まった!?」とロウカはノーラ機のバック取り、バルカンを発射した。その時、ノーラは急に上昇して人型、バトロイドに変形してガンボットをロウカに向けた。
 死ぬ…。ロウカは瞬時に恐怖と絶望をBDSに伝えてしまった。
 その時、BDSの学習プログラミングが自動的に作動し、ロウカの意思に関係なく動いた。
 SFA-28Tは推力偏向ノズルで機体を縦方向に180度反転、さらにノズルを閉じて逆噴射し、後ろ向きで飛行しつつ武器を選択。
 普通ジェット機がこんな機動すれば空中分解
する。 しかし元がSFA-28でマッハ6に耐えうる機体耐久度のあるので、多少のマニューバは物ともしない。

レディガン レディアタック

と勝手にバルカンを発射した。
 ロウカとノーラは同時にバルカンを発射。
ロウカは右翼半分をもぎ取られ、ノーラ機も右腕を剥ぎ取られ、ガンボット失った。
 「ちぃ!?」
ノーラ機はファイター形態に変形して急上昇すると撤退していった。
「次合うときは必ず落とす!。覚悟しろよ!」
と捨て台詞を吐きながら飛び去った。
 なんとかミサイルを交わしたゆい機がロウカ機の横に近づいてきて
「ロウカ!。大丈夫!?」
「ええ。でもちょっときついかも…。オートで操縦して着陸させるわ」
「わかった」
 今は無人機の時代である。このくらいの操縦はコンピュータではお手の物。
ましてフライ・バイ・ワイヤーが進化した今では例え少しの損傷でもコンピュータ制御で安定して飛行することが出来る。
以前F-16が演習中誤って味方から機銃弾を受けてボロボロになったがコンピュータ制御でちゃんと基地までたどり着いた。
他にもフライ・バイ・ワイヤーの技術で絶望的な状況から帰還出来た民間機の例も多い。
 ゆいは基地にエマージェンシーコールした。
ロウカ機は右翼半分を失っているのに、なんともなく安定して飛行している。
 ロウカは優雅に着陸した。消防車や救急車駆け寄り、ホース機体水をかけつつ、キャノピーこじ開け、中からロウカを引き出した。
彼女はすでに気を失っており、頭から出血していた。
 ロウカ機は滑走路からすぐに移動させられ、他の機も次々に着陸していった。


 「なんてこった。思ったより損害が大きい」とオペレーションルームでダンデ氏が言う。
「まあ落ち着け、若いの。戦とはそういう物だ」と大谷が言う。
「わかってはいたが、ここまでとはひどいな。うちは軍とは名ばかりだ…」
敵約50機撃墜したものの、味方も12機も未帰還を出した。そしてこの5倍が機体に損傷を起こし、二割がもう飛行不能になっている。
内、スカリー空軍が3機、VF-1部隊も5機、槍空隊が4機である。
キルレシオでは1対4.2だか、敵の規模と今後消耗戦を考えれば決してよくはない。
「皆、機体性能に頼りすぎた。肝心の兵の質をおろそかにしすぎだ。それにしてもどこにでもいいパイロットはいるものだ。敵にも味方にも…」
「あの最後に来た敵のパイロットは真の武将だな」
「真の武将とはあいつの事か!?」
とオペレーションルームに雨宮氏が珍しく怒鳴りながら入ってきた。
「あいつを知ってるのか?」
「知ってるも何も、奴の名はD・D・イワノフ。元ロシア軍パイロットで闇の民間航空軍事会社を組織しており、武器・麻薬の密輸でアメリカを始めインターポールに指名手配されている!。そんなテロリストを武将だと!?」
「若いの落ち着け。ワシもWDAF高速学習機で現在の言語、知識をインプットされているからわかるが、この世はいつも戦乱。反逆者の汚名は一時の物。その時々よっては英雄にもなる。お主のサーヴァントのようにな」
「なっ!?。ウチのセイバーをあんな奴と一緒に…」
「落ち着け、マスター。私は大谷殿の言ってる事はわかる」といつの間に雨宮の後にセイバーがいた。
「セイバー殿…」と大谷が言うとセイバーが軽く会釈する。
「マスター。大谷殿はこう言いたいのです。戦士と兵士違うと」
「どう違うんだよ」
「兵士は命令された時しか戦わないが、戦士は戦う時と場所を選ぶ」
 セイバーが言うと大谷は頷き、雨宮は心の中でチィと悔しがった。
 ダンテ司令官は冷たい視線で彼らを見た後、心の中で思った。
 スカリー帝国空軍から提案があった例の計画を発動するしかないか…。
しかしその計画はダンテ司令官にとっても大きなリスクを追う物だった。
(続く)
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ミノフスキー粒子
シン・ブンブンマル新聞


 天狗城に空襲警報サイレンが激しく鳴る。
「敵戦爆連合接近中!。繰り返す!。敵戦爆連合接近中!。およそ100機」
オペレーションルームで各OPが慌ただしく動き、各部署に指示を出している。
 ダンテ司令官が急いで入ってきた時、レーダースクリーンが真っ白になった。
 「これがミノフスキー粒子か」と軍師大谷吉継が言う。
彼はWDAFが開発した高速自動教育機で兵器知識を自分の頭脳に叩き込んでいた。
「そうです。レーダー、通信から赤外線まであらゆるセンサーを妨害する神の粒子。これらを原理に浮遊能力やバリヤまで出来る」
「なんてチートな粒子なんだ…」
「迎撃機全機発進!。敵はもうすぐそこまで迫っているぞ!」とダンテ氏はOPに指示を出す。


 城の戦闘機格納庫ではパイロット達は自分達の乗機に向かって走り出す。
 彼らが戦闘機に乗り込むとエンジンを素早く始動させた。
 雨宮氏もパイロットスーツを着てコックピットに滑るように座り込み、コンソールを慌ただしく操作する。
整備員が忙しく走り回る。
パイロットはタブレットでコックピットの計器の状態を素早くチェックする。
「コンタクト!」と整備員の合図で機のエンジン火を入れる。各機のエンジンに火が吹き出され、格納庫はエンジン音で響き渡る。
そして1機ずつ誘導路に移動していった。
 まずWDAFが誇る高高度迎撃機「槍空」部隊が誘導路に出ると、次々にカタパルトデッキに上がった。
 「槍空」がカタパルトに固定されると、次々に射出されていった。
 次にVF-1部隊である。
VF-1部隊は主翼を折りたたんだ状態でカタパルト設置されると、これも次々に射出されていった。
 その中にFACオーナーの雨宮氏も射出され、高度5000まで一気に上がった。
コンソールを見た。レーダースクリーンは真っ白。
 「2番機聞こえるか!?。3番機!?」と雨宮氏が呼びかける。
「こちら2番機問題なし」
「3番機も同様」
「ヨシ。後からくるお嬢さん達に負けるなよ!」
「敵もお嬢さんだったらいいんですけどね」
「黙れ!。敵がお嬢さんでも油断するな!。全力で叩き落とせ」
「何言っているんですか隊長。たかが女じゃないですか。やっぱりセイバーって彼女出来て弱くなっちゃたんじゃないですか。うわっ!?」
突如3番機は敵の弾被弾して火花を散らしながら墜落し、雲海に消えていった。
「柿崎!?」と雨宮氏が叫ぶ。
雲海をぬけると正面に敵機が無数にいて、雨宮機の左右にすれ違うよう飛び抜けた。
くそぉ!?。なんだこれは!?
雨宮氏はスティックを巧みに操って敵機を交わしならスリぬける。
ミノフスキーテリトリーの中に入り、敵味方はレーダーも通信も赤外線さえ使えない中を目と機関銃だけで戦う事になった。
ここに幻想郷最悪の空中戦の幕が上がった。
(つづく)

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2018/01/08
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 ドレットノート
シン・ブンブンマル新聞


 遠く霧の湖から炎のキノコ雲が立ち上がるのをミラ達一行が見ていた。
まるで花火みたいに夜空を焦がしていた。
 「一体どうなっているのよ!?」ミラは後を振り向くと、
「わかりません。本体と連絡が取れません」と無線員がマイクで何回も本体を呼び出している。
「大尉?。戻りますか?」とシュタップス・フェルトヴェーベル(司令部付曹長)が意見した。
「ええ。ここを片付けた後でね」とミラは指示した。
 つい数時間前、ナチス部隊は紅摩館を取り囲むと、ナチスの対レジスタンスマニュアルに沿ってすばやく館の中を制圧した。
しかしレミリア達は退散した後でもぬけの殻だった。
 シュタップス・フェルトヴェーベルがその報告をミラにした時に遠くで爆発音がしたのだ。
「逃げられたか…。所で大図書室も行った?」
「はい。本一冊もなかったそうです」
「おかしいわね。いくらなんでも準備周到すぎるわね…」
「前もって逃げる準備していたという事ですか?」
「かもね…。まあいいわ。撤収する!。軌道上の艦隊に我々がここを撤収した後、基地とここを砲撃するよう伝えなさい」
「わかりました!」
 隊員達は歩兵輸送車に乗車していく。ミラは踵を返して高級乗用車の方に向かった。
 レミリアめ…こんな物ですむと思うなよ‥。70年前の恨み、必ず見つけ出して殺してやると誓った。

 

 一方、ドゴスギアから脱出した1機のシャトルが宇宙に向かって行った。
ティターンズのサラ曹長が操縦し、後部にシロッコが乗っていた。
 「パプテマス様、ドゴスギアが…」サラが言うとドゴスギアは中央から光の玉に包まれ、爆発した。
「ほうっておけ。どうせ借り物だ。だか私になびいてきたパイロットまで失ったのは大きかったな…」
丁度天狗城を攻撃しようと発進準備している最中にタウルスが艦内にとびこんで来たのである。それが出撃準備中のMSに命中して爆発し、他の機体や弾薬に引火して誘爆していったのである。
「これからはどうします?」
「ジュピトリスに帰還する」
「はっ!」
「まあ流れに逆らっても仕方のない事だよ」とシロッコは窓の外の風景を見ながら他人事のように言った。
 「本部から連絡です。このまま軌道上の艦隊に向えとの事です」
「軌道上に何があると言うんだ?」
 シャトルはそのまま軌道上に浮かんでいる艦隊を向かった。
 スターデストロイヤーが三隻が前方に展開しい、他の艦艇が脇を固めていた。
 その後方にさらにもう1隻、見慣れないスターデストロイヤーがいた。
 「サラ、あの船は知っているか?」
「あれは新型のドレットノート級スターデストロイヤーです。惑星表面の砲撃するのに特化された物です」
「あれかそうか…。噂には聞いていたが完成していたのか」
 シャトルはそのまま旗艦に向かった飛行していった。


 ブラックマン達DTAは妖怪の山の天狗城の城壁の上から人間の里の方面から沸きあがる火の手を見た。
「すごいな…」とブラックマンが言うと、
「もう、この戦争は終わるんじゃないかしら?」とブラックガールが言った。
「そうだったらいいかも…」
「所で例の粘着弾の改良型は作っているの?」
「ああっ。だけどあの高熱に耐えられる粘着液を開発しなければならないから、間に合わないかもしれないな」
その時、城壁のマイクから一斉に警告音がなった。
「緊急事態!。衛星軌道上からナチスの新型スターデストロイヤーが砲撃を開始した。全員城内に避難せよ!。繰り返す…」
「まずいぞ。中にはいろう!」
「ウン」
二人が城内に入った時空から火球が猛烈な勢いで幻想郷に落ちていった。
 火球はまずWDAF霧の湖駐留軍基地に着弾し派手に爆発した。
火球はいくつも落ちて来て滑走路やドッグ、倉庫などバラバラにしていく。
 しかしすでにダンテ司令官は元からこの基地を捨てており、もぬけの殻だった。
 ドレットノート級は続けて紅魔館にも砲撃、屋敷は一発で吹き飛んだ。
 さらに妖怪の山の天狗城にも砲撃が開始された。
火球が猛烈な勢いで飛び込んでくる。
しかし、火球は城の上空でまるで見えない壁にぶつかったように砕け、花火のように飛び散った。
 ブラックマン達は食堂でダンテ司令官達を見つけた。
彼は八意永琳と綿月依姫と話していた。
 ブラックガールが
「司令官、敵が艦砲射撃を始めました」
「大丈夫だ。ここの透過非干渉フィールドならな!。デススターの惑星破壊レーザーでなければビクともしないよ」と言うと依姫達に視線を戻した。
「どうだ?」
「これ、いつ知ったんですか?」と依姫。
「昨日だ。撮影はだいぶ前ドローンから撮られていたが、こっちに上がってくるのに手間取った」
「まさか姉さんが…!?」
「ひょっとしたら大事な人が人質に取られて仕方なくナチスに協力しているか?、あるいはなんらかの魔術で操られているか?」
「その証拠はあるの?」と永琳。
「君は弟子を信用しないのか?」
「でもその映像を見せたのはあなたでしょう?」
「師匠!。姉さんを信じてないのですか!?」
「でも実際月から援軍を呼び寄せているじゃない!」
「それは…!?」と依姫は師匠の言われて黙ってしまった。
「でも人物の確認できたよ。ありがとう」
「どうするの?」と依姫がダンテに聞く。
「この映像の通り、君の姉さんは自分の能力を使ってナチスの援軍をここに呼び寄せている。情報ではナチスの第二SS機甲師団が彼女の作った超空間で到着した。こちらから攻撃しようにも軌道上の敵艦隊からの砲撃とミノフスキー粒子で敵情は不明だ。彼女をなんとかしないと敵の侵攻が止まらない」
「彼女を殺す気!?」と永琳。
「殺したくなければ、彼女の能力を止める方法等名案を聞かせてくれ。とにかく俺は行く」
二人は黙ったままうつむいた。
ダンテはテーブルの上のタブレットに手を取った。そこに超空間をつくってナチスの援軍を招き寄せていた綿月豊姫が写っていた。
 彼は席を立って彼女達を残して食堂から出て行こうとした。入り口に二人のレイセンが立っていた。
彼は何も言わずにその場から歩き去り、レイセンは黙って見守るしか出来なかった。

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新年明けましておめでとうございます。
今年もシン・ブンブンマル新聞はGプラスの出来事など見続けて行きますw

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傷病のシャーマン
シン・ブンブンマル新聞

前回までの話…
 初戦で月の都ナチス第四帝国と激しい戦闘を繰り広げていたWDAF連合幻想郷防衛軍だったが、霊夢を始め主だった者が負傷してしまい、妖怪の山に撤退する事になった。

 人間の里は灰燼と化し、その跡を月の都ナチス第四帝国の第一SS機甲師団が駐留している。
 人里の近くの小高い神社があり、そこに第一SSの師団本部が置かれていた。
 神社の広場に本部用テントが置かれ、中にいくつものテーブルがくっつけられ、地図が広がっている。
 上座には白い軍服の少佐がおり、まわりに参謀達がとりまいていた。
 「敵は連中が呼んでいる妖怪の山に撤退した模様です」と情報将校が報告する。
「敵がどこに逃げようと同じだ。我々どこまでも連中を追い詰め、殲滅する」とあやしげな声で少佐は言う。
「しかし、その妖怪の山までの道は狭く、戦車では通れません。また舗装もされてないので車での移動も困難であり、大きな川なども流れているので補給も難しいです。また山頂付近に巨城があり、強引に攻めれば多大な犠牲を強いられるでしょう」
「ここで強行すればインパール作戦の牟田口のように私も馬鹿呼ばわりされるな。だかそれは現代兵器にこだわればである。だろう?」と少佐はシロッコの方に振り向く。
ティターンズの新参者のシロッコは両腕を前に組みながら
 「わが軍だけで敵の拠点を落とせと?」
「できるだろう。君は我々とは違う」
「まあオールドタイプから見れば、あなた方吸血鬼とニュータイプは同類らしいけどな」
「我々と同類…。それは随分と近視眼な奴らなんだな」
「それが大衆という者だよ」
「なかなか興味深い話だか、君は今微妙な位置にいる事は理解しているのかな?。ジャミトフはまだ殺すべきではなかったな。組織を完全に把握しないで首領を殺してもモノにできる訳ではない」
「そう思っているのも今の内ですよ。すべては計算通り」
「その計算は君にまかせるとして、あの城を落せ。もちろん支援として戦闘機、戦艦、地上からも支援させよう」
「私も参加しよう」と旧日本陸軍の将校の格好をした男が席をたち発言した。
あの霊夢を病院送りにした魔人加藤保憲である。
「実はこの幻想郷の魔界の妖怪軍団の協力を得られそうなのだ」
「さすが加藤殿だ」
「私も参加します。あの城の城壁を突破して旗を上げるわ」とジャンヌ・オルタが言った。
「さすが女将の武士。心強い」
これにはシロッコも呆れて
「そういう事なら言いたいが、実はティターンズからジャマイカンが艦隊を引き連れて来るそうだ」
「あのバスクの腰巾着の!?」といつの間にか彼らの背後にミラが立っていた。
「これが大人の事情という奴ですよ姫君」とシロッコは大げさに言う。
「フン!。普通の人間の言う事は!?。少佐、妖怪の山を攻め落とす前に行きたい所あるの。兵を借りるわよ」
「かまわないが、どちらに?」
「旧友の家を尋ねるのよ」


 幻想郷で有名な地名の一つに妖怪の山がある。
以前、鬼族が住んでいたが、今は天狗族と川あたりに河童族が住んでいる。
 天狗族はこの山の地形を利用して居城を作り、長年外敵に備えていた。
 だか今はかなりのWDAFにお陰で近代化が図られ、いくつものトーチカ、ベトンで固めた防空壕、最新の対空ユニットと通信施設からレールガンまで設けられている。
また山の中腹を掘って1200mの滑走路を設け、皆は天狗の城をいつの間にか「クルイーク要塞」と呼んでいた。
 その看護室のベットの一つに霊夢は寝ていた。
だか彼女は急に意識から呼び覚まされると、すぐに目をカッと開いて上半身だけ起こした。
 霊夢は周りを見てみた。部屋は広くベットは8つくらいあった。白い壁に窓がいくつも空いており、白いカーテンが風になびいている。
 「ここはどこ…?」と霊夢が隣のベットを見ると、驚愕した。
魔理沙が空気ボンペをつけさせながら眠っていた。
 「魔理沙…。魔理沙!?」と霊夢は起き上がろうとして、ベットから転げ落ちた。
「霊夢!?」と八意永琳がドアから霊夢に駆け寄った。
「永琳!?。どうしてあんたがここに!?」
「ここでボランティアとして働いているのよ。さあ私の肩に乗って」
霊夢は永琳の肩に乗りながら立ち上がると、自分のベットに戻った。
 「ボランなんとかってなあに?」
「それより体は大丈夫?」
「あたしより魔理沙は!?」
「全身複雑骨折。内蔵も内出血起こしていたわ。あと少しで危なかったわ」
「貴方が治療を…」と霊夢が聞くと彼女は頷いた。
「なぜ?」
「だから言ってるでしょう。ボランティアなんだってば」
「ボランティアって?」
「無償で世の中に貢献する事みたいよ」
「無償で!?。何の得があるの!?」
「貴方だって無償で妖怪退治するでしょう?」
「その退治された妖怪に助けられるなんてね…」
霊夢が落胆しながら言うが、永琳は黙って聞いていた。
霊夢は我に返って
「ごめんなさい!」とすぐに謝る。
「いいのよ。気にしてないわ」
「あんた、なんか変わった?」
「かもね。ダンテ氏が外から持ってきてくれた本の影響かしら」
「なんて本?」
「ナイチンゲールっていう本よ。戦争で傷ついた兵士をボランティアで治療、看病に当たった人よ」
「物好きな奴ね」
「そうね。でもね彼女は私達とは違って特殊な能力を持っていなかった。たった一人から始めて多く人々を救って来たのよ。私は地上の人達は皆汚れていると思っていたわ。でも天界も実はそうさほど変わらなかったの。私はかぐやだけを守りたかった。でも地上の人間は違う。たとえどんなに絶望な状況になっても信念を持って諦めなければやり遂げる事が出来る。もしこの考えに辿りつけなかったら魔理沙はもうこの世にいなかったわ…」
 永琳が珍しく力込めて語っていて、霊夢は驚いた。
だかすぐにうつむいて
「ちょっと前の私だったら同意できたかもしれない…。
でも今の私は…」
「いいのよ今の貴方は私の患者なんだから。貴方はまず体を治すことよ。あとはダンテ氏に任せてゆっくり休みなさい」
と永琳は霊夢を寝かしつけた。
永琳が部屋から出ようとした時、
「永琳…」と霊夢が呼び止める。
永琳が振り向くと
「ありがとう…」と霊夢が照れながら言った。
永琳は首を優しく降って部屋から出ていった。
 彼女が部屋から出て行った後、霊夢は布団を頭からかぶり、生まれて始めて泣いた。
本当悔しかったのだ。
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決戦妖怪の山攻防戦
シン・ブンブンマル新聞

 ついに決戦の時が来た!。
妖怪の山の天狗総本山ではWDAFと天狗の連合軍と、月の都ナチス第四帝国が最後の決戦を迎えようとしていた。

 月の都ナチス第四帝国は妖怪の山を攻略すべく最後の大隊、シュワルツレーター部隊の他メタルギアも投入する構えである。
 上空からはスターデストロイヤードレットノート級が艦砲射撃の位置に付き、その他にティターンズから供給されたMS部隊他、戦局によってはジャンヌ・オルタやあの憎き加藤も来るであろう。
 また情報では綿月豊姫が超空間通路を作り
そこから月の都ナチス第四帝国軍団を次々に送り込んでいる模様である。

 対するわが連合軍にはダンテ司令官を始めWDAFの精強軍と近代兵器の訓練を受けた天狗軍を始め、軍師にビスマルク帝国から大谷吉継氏が参戦してくれた。
 また病んでいる豚氏からアストルフォが参戦し、サーヴァントが三人になった。

 だがこれまで受けた損害も大きく、霊夢と魔理沙、ビスマルク、プリンツオイゲンが重症、足柄を失っている。
我々は決し有利ではない。
だか我々は決して戦いをやめない。
海、海岸、平地から山、そして宇宙まで我々はとことん戦い抜き、そして必ず勝利を手にするだろう!!。

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文をびっくりさせたいチルノの図
なんか天空璋発売以降から地味に文チル流行ってるね
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2017/12/23
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敗北…。

シン・ブンブンマル新聞


 前回までのお話…。

 月の都動乱が起こり政権を掌握したナチス第四帝国地球に向かって戦線布告した。
ナチスに加わった元大日本帝国の加藤保憲は結界を破壊するため一人博麗神社に乗り込む。それを阻止せんとする博麗霊夢だか霧雨魔理沙がやられ、八雲紫達も苦戦する…。


 霊夢は宙に浮きながら加藤に向かっていった。
加藤も両手を下に広げながら宙に浮き始めた。
「クックックッ…。さあ俺を憎め。そして攻撃してこい!俺の女よ!!」と加藤が不気味に笑いながら言う。
「うるさい!。今に黙らせてあげるわ!!」と霊夢は札と杖を出しながら怒鳴った。
「駄目よ霊夢!!」と地面に座り込みながら紫が言う。
しかし霊夢は耳を貸さず構え始めた。
 その時、空からヘリが現れた。
WDAFのUH-60Bブラックホークは彼らの上でホバーリングすると、ハッチからロープが垂れ落ちて、二人の男がラペリングして降下してきた。
 WDAFのオーナーの悟空氏とレッドが加藤の前に降り立った。
 「加藤保憲!。この日本の裏切り者目!!」と悟空氏が叫ぶ。
レッドもM16A2を構える。
 「日本なんぞどうでもいい。我が聖地を帝都と称して勝手に居座る輩等は死あるのみ❗」
「この野郎!!」とレッドがM16を加藤に向けて フルオートで撃った。
「ダメよ!!」と霊夢と紫が叫ぶ。銃口から派手に火が吹き出されるが、弾が加藤を避けて行く。
 またヘリからM134が発射されたが、やはり彼の周囲に強力な霊力で守られており、弾が避けていく。
 加藤は念力でヘリその物を動かし、彼らにぶつけようとした。ヘリのパイロットはパワーを上げたり、スティックを動かしたりして抵抗してみたが無意味だった。
 ヘリは悟空氏達の近くに墜落、機種から地面にぶつかり回転翼が地面に刷れてはじき跳び周囲の木を薙ぎ倒した。機体はすぐに炎上した。
 炎は加藤を不気味に赤く照らす。
その時、炎の中からレッドがジャンプして、そのまま加藤に向かって跳び蹴りを食らわせようとした。
だかレッドは蹴りの格好したまま空中で停止し、動けなくなっていた。
 加藤はフンと気を入れて念力でレッドを後方に強く押し出した。レッドは思いっきり後に吹き飛ばされ倒れたまま意識を失った。
 加藤はニッとした時、真横から光の玉が飛んできてもろに食らい少し後に退いた。
 加藤が光る玉が飛んできた方向を見ると悟空氏が右腕から気を集めていた。
 「なるほど。そうやって気を集めるのか…」と加藤は挑発するかのように関心したふりをした。
「くそぉお!。舐めるな!!」
と悟空氏は気をかなり人が包み込むくらい大きくして加藤に投げた。
だか光の玉は加藤を避けるように飛んでいくと、弧を描くように回り、悟空氏の所に帰ってきた。
「なに!?」と驚く悟空。
「自分の技でくたばるがいい」と加藤が言った。
 悟空氏に命中する寸前、一枚のお札が悟空氏の前に現れ、その光の玉を爆破させた。
悟空氏は衝撃波で地面に叩きつけられダメージを追ったが直撃を免れた為、軽傷ですんだ。
 それを見た加藤は
「霊夢か…」と彼女の方に振り返った。
霊夢は両腕を前にくみながら言った。
「相手間違えるんじゃないわよ!」
「やっと本気になったという事だな」
加藤はそう言いながら自信の前で手を組みながら術を唱えた。
「我が霊力の恐ろしさを知れ。婆娑羅」
霊夢も
「阿耨多羅三藐三菩提」と術を読み
「夢想転生!!」と放った。
お互い強力な念力がぶつかり、空中でスパークしサージ電流が無数に走り、夜空を明るく照らした。
 そしてエネルギーが飽和状態になり大爆発を起こした。
悟空氏も衝撃波で後に飛ばされる。
 霊夢はかなり遠くに飛ばされ山の麓に落ちた。
加藤も後に突き飛ばされたが、鳥居の上にどうにか着地出来た。
 「これほどの力があったのか…。おいお前」
加藤が地面にうずくまっている悟空達に行った。
「あの女が生きていたら伝えろ。妖怪の山まで来いと」
「妖怪の山!?」
「あの黒い軍団はそこを落とすだろう。またな!」
「おい待て!」
と悟空氏が呼び止めるも加藤は飛び去ってしまった。
「クソぉ。なんて奴だ…」と悟空氏。
「行っちまったか…」と後からレッドが口から血を流しながらヨレヨレと歩きながら言う。
「大丈夫か?」
「肋骨をやられたようだ…」と倒れそうになるが、悟空がレッドの体を捕まえ支える。
「大丈夫か!?。今ヘリを呼ぶ」
「ああ…」
「HQ、HQ、こちらレッド64。ブラックホークダウン!。繰り返す、ブラックホークダウン!。死者は3名、負傷者5名、内一人は重症…。」と悟空は無線機ヘッドフォンで話した。
「こちら本部、至急ヘリを送ります。司令、大丈夫ですか?」と相手が言って来た。
「加賀さんなの?。僕は大丈夫だよ…」
「そう…。よかった」
「何があったの?」
「足柄がやられたのよ…。沈んだわ…」
「そんな!?。ユナイテッド・イーグルは撃沈した時、味方の損害はなかったはず!?」
「行動不能の清霜が今日発見されてわかったのです…。間違いありません…」
「そうか…。わかった…。早く救助ヘリを送ってください」と悟空は静かに言った。
「わかりました…」と加賀は言った。通信が切れる時最、加賀の鳴き声がきこえた気がした。
クソぉ…。悟空氏は心の中で毒ついた。
「霊夢はどこなの!?」と紫が言う。
「紫様!?」
「藍、探してきて!」
「はい!」
紫様があんな人間のためにうろたえるなんて珍しい…。と藍は思いながら神社から駆け下りていった。


 山の麓の小さな池に霊夢が浮かんでいた。
全身の感覚がなく、もう指一つ動かせない状態だった。視界はうっすらと月が見えた。
ここで死ぬのか…。
霊夢は魔理沙の仇を取れず悔しい思いをしながら意識がなくなり、池の底へ沈んでいった。

(つづく)

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魔人復活
シン・ブンブン丸新聞

 神社の外で八雲紫と加藤保憲は対峙していた。
加藤は余裕の微笑みを見せるが、紫はものすごく睨み付けていた。
 「悪霊の分際で結界を壊すなど…」と紫が殺気を込めながら言う。
「妖怪の分際でこの加藤に楯突く気か」
「今すぐこの美しくとも残酷な世界から滅ぼしてやるわ❗」
「やって見せろ。たかが数千年生きているからと言って、俺より強い訳ではない‼️」
八雲紫は彼女の頭の上に隙間を開けると沢山の目が出てきて加藤を見つめた。
次の瞬間、目から赤い怪光線が発射された。
無数の光線が加藤に向かっていった。
だか光線は加藤の目の前で花びらのように拡散した。
光線は神社の周囲の木や地面に当たると爆発した。
 「他に芸はできないのか?」と加藤。
「あるわよ」と紫が言うと、加藤の足元に黒い影が生まれ、それが円を描くように広がりやがて加藤は底無し沼にはまったように沈んでいった。
「これでどう?。二度と日の当たる所に出られないようにしてやるわ」
「なるほど。変わった妖怪だな」と言いながらも加藤はとうとう影の中に沈んで行った。
 加藤は両腕を下の方に広げ
「ドーマン・セーマン!!」と術を唱えると両目が白く光った。
 紫が作った漆黒の影の中心から突如爆発が起こり、衝撃波が紫を後ろに吹き飛ばし、地面に尻餅をついた。
「キャア!!」
すると加藤が煙の中から現れた。
「所詮お前ら妖怪の技も、人間の業の深さから見ればお遊戯程度だったという事だな。これなら博麗結界も容易く破壊できる」
「紫様‼️」紫の式神である八雲藍が加藤に飛びかかった。
だか加藤は右手を振りかざすと、五芒星の書かれた白い紙が何枚も出てくると、その白い紙からゴブリンが出てきて藍に襲いかかった。
「キャァア‼️」ゴブリンは藍の髪や尻尾を引っ張ったりしている。
「藍!?」と紫が叫ぶ。
「さて。このまま結界を帝都まで吹き飛ばさせてもらおう」
 その時だった。白く光ったお札が何十も降り注ぎ、そのお札はゴブリンにだけ当たると消えていった。
 「これは土御門家の式返し!?」
加藤がお札が飛んできた方を見ると、神社の奥から赤白いオーラをおびた霊夢が現れた。瞳は真っ赤に光らせて。
「ふははっ。いいぞ女!。それでこそ俺の女。憎め。もっと憎め‼️。」加藤も霊夢の怒りで力が上がるにつれ、霊力が増していた。
 それに気づいた紫は思わず叫んだ。 
「ダメよ霊夢❗」(続く)
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聖女の狂気(改訂版)
シン・ブンブンマル新聞

ジャンヌとセイバーの戦いは激しさが増していた。
剣と槍がかち合う度に衝撃波や炎が吹き荒れ、周りの物を破壊していった。
どちらも一進一退だったが、ジャンヌの方が魔力が高い分有利のようでセイバーもジリジリと押されていった。
後方からセイバーのマスターである雨宮氏とDTAの面子は見守っていた。
このままではまずい。しかし、雨宮達には固唾を飲んで見守るしか出来なかった。
その時DTAのブラックマンはジャンヌの少し後方に人影がいるのを全くの偶然で見つけた。
「おい雨宮!。あれジャンヌのマスターじゃね!?」
「えっ!?どこ!?」
「あの岩場の影だよ。距離300!」とブラックマンは野戦用双眼鏡で合図する。
「よし。撃ってみるか…」とスリングを回して背後にあったSR-25を前で構える。SR-25はM16系スナイパーライフルで、弾が7.62ミリ使用である。
雨宮氏はバイポットを立てて地面に接地、ストックを肩にしっかり固定させるとスコープを覗いた。
セイバーとジャンヌが戦っている影響もあって、人の影しか見えない。
また二人が織り成す風の影響もあって気流は乱れまくっていた。
雨宮はスコープのレティクルを調整し、一呼吸置いて引き金を引く。
最初は人影の前の岩場に命中した。
「しまった。外した!?」と同時にスコープで微調整しながら次々にセミオートで撃った。
人影の所に煙が立つ。
弾がなくなった為、すばやくマガジン交換し、ストックを引き打ち続ける。
7.62ミリの威力で人影があった場所はボロボロになった。
「どうした!?。やったか!?」とブラックマンが聞くと、
「わからない。でも手応えはあった」
その時、セイバーからテレパシーが来て
「マスター!逃げて!!」
「え!?」
するといつの間にジャンヌが目の前に現れて槍を大きく振りかぶって叫んだ。
「貴様ら!!」
「しまった!?」とSR-25を構えたが引
き金を引いても発射されない。動作不良を起こしたのだ。これがこの銃の欠点だった。
間一髪の所でセイバーが入り、ジャンヌの槍を防いだが、衝撃で二人とも撥ね飛ばされた。
雨宮氏は地面に叩きつけられた。
「グハッ!」と悲鳴をあげつつセイバーを見ると、彼女も口から血を吐きながら倒れた。
ジャンヌは槍を構えながら
「どうやらここまでのようね」と言った。
しかしセイバーは剣を地面に突き立ててなんとか立ち上がろうとした。
これを見た雨宮氏は
「もういい。セイバー。やめろ!」と制止させようとする。
「いいえマスター。まだ終わってません!」とセイバーがジャンヌの方に向いた。
「良い覚悟です。この国の言葉にもある武士の情けです。一撃で楽にさせて上げます」
槍の先端から炎が吹き出て、コークスクリューのように螺旋状にうねりながら動き出した。
「セイバー!?」雨宮氏が叫ぶが、セイバーは剣を杖のようにしてからだを支えるのがやっとの状態。
今まさにやられようとした時、ジャンヌの体にスライム状のどろどろした液体がかかった。
「なにこれ?」とジャンヌが体をウゴカソウとするとネバネバして身動きもしずらかった。
「よし、やったぞ!」とどこからかDTAのブラックマン達が現れ大喜びする。
「我がDTA特性の粘着弾だ。これで貴方を確保よ」とDTAのリサが言う。
ジャンヌはプルプル震えながら
「この小賢しい人間共が、サーヴァントをなめるな!!」
ジャンヌの体から炎の様なオーラが吹き出され、粘着液をすべて融かした。
「すべての愚かなる者を焼き付くせ!。インフェルノ!!」
ジャンヌは地面に槍を突き刺すと、そこを中心に炎が吹き出され、周囲の地面に波紋の様に広がった。
セイバーや雨宮氏、DTAの面子も吹き飛ばされた。
「そんな馬鹿な!?」とブラックマンが叫ぶ。
ジャンヌは一人ずつトドメを刺そうとした時、テレパシーを受けた。
「ジャンヌ、後退して。WDAF基地の攻略に失敗したわ。作戦を立て直す」
「了解」と言ってジャンヌは消えた。
雨宮氏達はその場で寝ながら
「皆…生きてるか…?」
「ああ…」とブラックマンが寝ながら言う。
皆煤だらけである。
「セイバー!?」
「マスター。休暇が欲しいです」
「そうだな。それとブラックマン。今度何かする時…、一声かけてくれ…」
「わかった…」とブラックマンが力なく答えた。
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