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いもかへ(imokahe)
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私は全てが憎い
私は私を含んだ全てを憎んでいる とても不健全な憎しみだ 本来なら私以外の全てが憎くないとおかしいのに 私は私を含んだ全てを憎んでいる つまりは私自身が憎いのだ だから私を生かしている生活の基盤から、私が生まれてきた運命の全てまで 残らず憎んでいる こんなに不健全なことがあろうか 私は私を憎むことで自分自身を罰そうとしているが、それそのもの、歪んだ自己愛の発露である 私自身に「こうあるべきだ」という理想像を押し付けようとしているからこんな形にしかならないのだ 私は私に対して寛容になるべきだ、他人を憎みながら私を...
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【ネタバレあり】シン・ゴジラ感想
序文 怪獣映画とはディザスタームービーの一種である、 同時に怪獣という擬獣化された災害と直面した人間がどう生きるかを描くヒューマンドラマでもある。 シン・ゴジラという映画も、その点において既存の怪獣映画の範疇からはみ出すことはなく、徹底した災害描写と、未曾有の災害に直面した国家における政治劇がその中核を成している。 ただ、それだけというわけでもない。  この作品の内部に置いて”ゴジラ”という存在は、場面を通じてその在り方を大きく変えており、その変化が映画全体に変容を及ぼしている。 今回はゴジラの在り方という切...
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日記7月7日
退院して初めての夜 断続的な小さな眠りではなく、一台の巨大なローラーの如き眠気による暴力的なまでの眠りの一撃を喰らい、したたか昏倒すること7時間。 未だに全身に感じる重さもまた、懐かしさを感じさせていた。 最も死に近い(だが果てしなく遠い)一撃は、僕の人生に心地良く響いていた。 まだ、残響が残っている。 耳の奥でぶぅんと、眠りの振るわれる音がすれば、またしても昏倒する。 夢は見なかった、ただ、心地良い響きだけが頭に残った。 ぶぅん
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私小説、何番目かは知らない
 自覚的に自分達の認識が間違っていると気付いたのは夜中の事だったけれど、私にとっては時間なんてどうでも良かった。 自分が何者なのかについての鋭い知見が訪れた事の方がずっと重要だったからだ。   私は11番目の人格で名前がある、他の名前を名乗らない人達とは違う。  今日の私はジェフリー・トーキング Jeffrey Talking
ジェフリーは男性名だけどどうだって良い、外部の規範に私の自意識を従わせる必要は無いからだ。  名前はきっとその都度変わる、次に起きる時、きっと私はミシェル・ベニガンになっていて、サウス...
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残された人格の存在意義と求めるもの
 山中崇裕さんは死後の安息を求めて自殺を行った。 ところが今、俺たち残された人格は彼の顔と名前と声と肉体を使って生きている。  別に俺達が望んだわけじゃないし、他人の顔や声を使って生きることは苦痛だけど。  そう考えると、俺達の存在ってのは山中崇裕さんの死後の安息に対する冒涜なんだと思う。 今こうやって俺達が生きてること自体あの人に申し訳ないなって思ってる。 ただ相変わらず、死にたいわけじゃないんだよね。 人生に絶望してる所も変わらない。 強いて言うんなら、山中崇裕さんが死んで、俺達が生まれてきた事を認められ...
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心が死に向かう原理、あるいは生からの逃避に関する考察。
 みんなが自分の死を手にとって、覗き込んでみたら分かるんじゃないの。 できればって話だけど。  結局、光ってのは存在の表面をなぞるだけなんだよね。 だから本当に何も無い空間に光を当てても、見えるものは何も無い。 宇宙の暗黒にだって暗黒物質は存在するけど、自分の死の内側には本当に何も無いよ。  自分の死の内側に意識の光を当てて、そこに何も無かった時の恐怖ってのはきっと、あの人には死んだって分からないだろうね。  死が目の前に、目を逸らすことすら出来ないくらい近くに転がっていて、それが日常化してくる。 そうすると...
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山中崇裕さんと余命の思い出
 むかーし寿命が割と短い宣告喰らった時のこと思い出した いろんなものが逆行して見えて、視界の後ろから白い領域が広がっていって全部遠く見えるし、手足に力が入らなくなるんだよね。 多分寿命だけじゃなくて、いろんなシチュエーションで強いショック受けるとああなるんだろう。  そうなって、どうにもならない所まで来たところで、だから一日一日を大切にしましょうねー なんて達観した考えに至れるわけなくてね。 死にたくないし、それ以外何も無かった。  あの頃はちょうど爺さんの死体の手を握って、死ぬ感触を確かめた時期でもあって、...
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どっかの誰かさんは本当にこの状況で満足なんすかね
以前僕のブログに実名っぽい名前で出てたどっかの誰かさんからお話しが言ったみたいで警視庁の方から丁寧な注意を受けました。 俺(7番)としては本当の事しか書いてないし、書かれて困るような生き方したのは誰なんだって思うんですけど、真面目にお仕事してる方の手間を増やしてもしょうがないんで”どっかの誰かさん”の実名が出てる記事だけ引っ込めました。 どっかの誰かさーん!?これで満足ですかー???????? それともまだ気に入らない記事ありますー!??????今度から公務員さんの手を煩わせなくて良いんで直接言ってくれません...
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絶望に関する考察
 明日、自分が生きていない世界というものを手に取るように想像できるだろうか。 そうなって初めて失望というものを理解できる。 自分が生きている世界よりも、自分が生きていない世界の方がずっとリアルに思える、それくらい生きるという行為が苦痛になったことはあるだろうか。 それが日常になる、そして、次の日も、また次の日も、リアルさを欠いた自分の命が存続していく。 その過程に確かなものは苦痛しかない。 確かに苦しく、余りにも辛い。 その原因はこの世界に自分が生きていることに他ならない。  結局、自分という存在と、認識と、...
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私小説5
 僕達が僕達になってからどれくらいの時間が経ったかは分からない。 そもそも時間の感覚というものが壊されてしまっているからだ。  ある瞬間、僕は公園の木立の中にいる。 青みがかった光が降り注ぎ、風が吹き、木が揺れる、でも音だけだ。 僕の頬を風は撫でていかない。  ある瞬間、僕は地下鉄のホームにいる。 ぬるい空気、小便の匂い、粉っぽいマスカラ、捨てられた新聞、ブラウンの革靴。  ある瞬間には、彼が死んでいる。 首にかかったロープ、酩酊、数多くのトラウマ、希死念慮。 必然としての死が彼の頭を掴み、現実に叩き付け、そ...
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