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inagi administer (稲城教会)
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クリスマスの希望: 人を生かす生命
牧師 山口 雅弘  「希望」が、どれほど絶望の淵にある人を生かす生命と力になるかを色々なことを通して知らされる。第2次世界大戦の時、東京の平和島という所に大森捕虜収容所があった。1943年(昭和18年)には、その収容所に、アメリカ・イギリス・カナダの捕虜が600人収容されていたと聞く。そこの責任者の軍曹は、絶対的な権力を示し、捕虜たちに身の毛もよだつような暴力を振るっていたそうだ。捕虜たちは、いつ殺されるか分からない恐怖と絶望の淵に立たされていた。日本兵も、そのことを証言している。  その中の一人で菅原さんと...

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イエスの誕生物語を「もの語る」こと
牧師 山口 雅弘 2016年11月27日(日)第一アドベント   今日から、アドベント・待降節が始まった。「待降節」という言葉は、ラテン語の「アドベント(到来する)」に由来し、イエスが私たちの所に「到来する」ことを「待ち望む」期間を示す。世々の教会は、イエス・キリストが私たち自身とこの世のただ中に来て下さったことを心にとめ、忙しい生活であっても、できる限り「心静かに」クリスマスを待ち望み、礼拝の「時」を過ごしてきた。 しかし、心静かに待降節を過ごすことは、なかなか難しいことである。私自身そうであるが、日常生活...

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みんな違って、みんないい!
牧師 山口 雅弘   7月10日(日)の参議院選挙が近づいてきた。今回の選挙は、歴史的な選挙になるであろう。 第一に、有権者が18歳以上になったことである。若い人たちが社会や政治に関心を持ち、日本の未来をつくる一歩になることを願いたい。   第二に、今回の選挙は、「憲法を生かすか殺すか」、その岐路になる選挙になると言えよう。現政権が、「憲法改正」に必要な3分の2以上の議席を獲得しようとしているが、そうなれば、今まで以上に「非核三原則」がなし崩しにされ、「海外への武器輸出」が促進されることになる。何よりも、海外...

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未来への眼差しー沖縄の願い
牧師 山口 雅弘    どれほど苦しいこと、悲惨なことがあっても、未来への眼差し、希望を失ってはならない。その思いと意志を強く持ちたい。   今年3月に、日本国家から切り捨てられているとしか思えない沖縄で、「再び」アメリカ兵から性的暴力を受けた女性の事件が起きた。また先日、元アメリカ海兵隊員で軍属として沖縄の基地で働く人によって、女性が殺され遺棄される事件が起きた。「もういい加減にしてほしい!基地があるために…」という思いを、沖縄の人の誰もが持っているであろう。   2008年に、沖縄に行ったことを思い起こす...

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ペンテコステ・教会創立記念礼拝を前に
牧師 山口 雅弘    次週はペンテコステ・教会創立記念礼拝を迎える。ペンテコステは「聖霊降臨日」とも呼ばれ、神の働きとしての「聖霊」により「教会」が地上に誕生したことを記念する日である。稲城教会もまた、1949年6月のペンテコステ近くに「伝道所」として日本キリスト教団の認可を受け設立された。しかし、それ以前に、満州から帰国した数名の方々を中心に、何年もの間、礼拝をささげられてきた歴史があることを忘れてはならない。少しでも多くの人が「教会」に集い、共に礼拝をささげることができるように、「一人が一人を誘う」働き...

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憲法記念日を覚えて
牧師 山口 雅弘     今年も全国各地で「憲法記念日」の集会が開かれるであろう。憲法が改悪され、9条さえ変えられようとする「危機」的状況にあり、「戦争関連法案」が次第に戦争への道を拓いていくことを思わざるを得ない。しかし、私たちはまた、日常生活において、その「危機感」を持たずに日々を過ごしてしまえる、このことも恐ろしいことである。    現憲法を守ることは、戦争放棄と一人一人の生命と人権を守ることに深く関わる。過去の歴史に学び、記憶し続けなければ、再び日本のみならずアジア諸国の人々、また生きとし生けるものの...

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我、山に向かいて目を上げ
牧師 山口 雅弘   熊本・大分における大地震によって、多くの尊い命が失われた。被災者は、今も不安の日々を過ごしていて、その苦しみは私たちの想像を絶する。また、報道によって「原発は大丈夫」と言われるが、原発の専門家でない私たちにもその危険性は大きいと察知できる。現に、「公共放送」では報道されない地震学者や原発の専門家の報告によると、かなり「危険」だと指摘されている。なぜ報道されないのだろうか? 地震大国の日本、しかも至る所に活断層が走る日本において、そもそも原発を設置する「安全」な場所はないと思えてならない。...

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心は内に燃えたではないか
牧師 山口 雅弘   キリスト教は、大きな挫折と権力による「敗北」から始まったと言ってよい。イエスは、「神の愛」と「神の国の福音」を宣べ伝えた。そして、すべての人は違いを持ちつつ、平等で対等な者として「尊い命と人生」を与えられ、生かされていることを示した。とりわけ弱く小さくされた人々は、「互いに愛し合う世界」において新しく生きる生命を与えられ、人生の道を拓かれていった。    しかし、イエスは十字架につけられ、殺された。イエスと共に歩む人々は、挫折と敗北の哀しみを背負って生きざるを得なかった。とどのつまり、権...

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受難節に寄せてー「涙のつぼ」(2)
牧師 山口 雅弘  イエスの十字架への道を思いながら、「涙のつぼ」というものが世界各地にあることを思い起こした。  エジブトのカイロにも「涙のつぼ」があるそうだ。私は写真でそれらを見たことがある。小さくさまざまな形の「涙つぼ」の中で、「クレオパトラの涙つぼ」というものに心惹かれた。それはルリの石で作られ、背の高いものだった。興味深いことに、世界最古のブドウの原種で作ったグルジアワインは、「クレオパトラの涙」と呼ばれている。何不自由なく生き、権力を持ったクレオパトラも、独りそっと涙を流してワインを傾けたのだろう...
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