やっと読み終わった。非常に興味深い。
津波の浸水域と、神社の配置とその被害の有無、そして「神社の祭神」との関係性。
古い集落と、そこから繋がる神社への「参道の向き」にも意味があるのか?

東日本大震災での津波から浮かび上がったこの関係性は、他の地域ではどうなんだろう?
今後は南海トラフ地震、東海地震での津波発生が懸念されているけれど、この地域も昔から繰り返し地震・津波があったはず。
それなら、この論文で推測されているような神社の配置と祭神の関係性は、これらの地域でも無関係ではないのかもしれない。
東日本の津波で被害を免れた系列の神社を、四国から関東までの太平洋岸でピックアップしてみたらどうなるんだろうか。
もし同じような意味があるのなら、その位置から沿岸側(あるいは低地側)には津波が押し寄せる可能性があるのかな…
【スサノオノミコトの加護】

スサノオを祭る神社は、東日本大震災においても被害が少なかったという研究。

オカルトできなものではなく、
祀神により、配置される場所が異なるという仮説を立て、神社の被災度から解釈している。

逆に被害を受けたのは、アマテラスを祀る神社。
ただ、こちらのほうは考察が薄く、今後の研究が待たれる。

地理学と民俗学が混ざったような大変楽しい論文だった。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejsp/68/2/68_I_167/_pdf
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