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宝石工房ヴァンモア
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ヴァンモアが贈る究極の豆知識 テーマ
『桃色な宝石の関係性』

ジュエリーを制作するというお仕事は特にデザインも女性を対象にする方が男性の為のジュエリーより多いので、ピンク色の魅惑的な宝石は世界中人気があります。それだからでしょうか、一般的に「宝石」として有名なピンク色の石名を並べてみますと、ピンクダイアモンド・パパラチア(パパラチャ)サファイア・ピンクサファイア・ピンクトルマリン・ローズクォーツ・モルガナイト・クンツァイト・ピンクスピネル・コンクパールといったように宝飾業界の方もヒーリングジュエリーのようなパワーストーンとして天然石を扱っている業界の方にも、老若男女様々な世代のお客様へのジュエリーとして作品に使われている認知度の高くてしかも熱心なファンに愛されている宝石が多いと思います。そんな有名な桃色の宝石もヴァンモアは紹介していますが、今回はその色の宝石の中では趣きのある、そして意外とコレクター心理(収集感情)に火をつける珍しい宝石として【インカ・ローズ/ロードクロサイト/ロードナイト】と呼ばれる宝石名のピンク色石を紹介したいと思います。
昔、この宝石達は当社のようなジュエリー作品をマルチに制作している会社以外ではあまり使われず、もっとメジャーな貴石と呼ばれるダイアモンド、ルビー、サファイア、エメラルドの四大宝石といった宝飾品取扱が中心でしたので表舞台では見かけない宝石でした。ヴァンモアは創業の頃に「ジュエリー教室」としてもスタートしていたので、生徒さんの為にも興味のある宝石を集めて仕入れていた経歴からこのような面白い宝石を少し早くから作品として販売していた経緯がありました。更にその生徒さんから職人となり現在も同じ業界で仕事をされている方もいて、宝石の硬度を数ある文献で知る以上の経験により石をセットする爪と呼ばれる部分の形状など細かい感覚を身につけることが出来たメンバーで運営することが出来たので、今は全国から様々な依頼が来ているとも感じます。
その時代からもやはりピンク色だからでしょうか、この変わった宝石インカ・ローズ/ロードクロサイト/ロードナイトはかなり昔からジュエリー制作に使って来た記憶があります。そんなマニア垂涎のこちらを一つずつ紹介しますと、
(※「インカ・ローズ」と「ロードクロサイト」は同じマンガンの炭酸塩鉱物で化学組成も MnCO3で同じなのですが、市場では分けて名称が記載されているので別々にまとめました。ただし、販売名称が下記のようにしっかり区分けされていない事が昔から多くありますので逆の印象の名称が付いていることもありますが、知識としてこのようにまとめておきました。)
【インカ・ローズ】
「インカ・ローズ」という名前の由来は、中南米でも特にアルゼンチンのサンルイス州で産出して採掘が行われたものとしては世界最古となる鉱山があります。そこは13世紀頃の古代インカ帝国によって営まれていた銀・銅の鉱山で、層状のロードクロサイトが得られていました。「ベーコンカラー」「ベーコン模様」「ベーコンストライプ」と言われるように、現代の人には食卓に出てくる『ベーコン』に非常に似ているのでバイヤーの間ではそう呼ばれることも多いですが、昔の人はロマンチックなインスピレーションを抱いたものでこの縞模様をカボション・カットに研磨した際に見える縞のコントラストや波紋のような模様が薔薇を想わせた事から「インカの薔薇」「ロジンカ(Rosinca)」「インカローズ(Inca Rose)」と呼んでその名称が付きました。ということでお解りのように鉱物としての正式名称はロードクロサイトなのですが一般市場では通称の方のインカ・ローズという名称の方がとても人気があると感じます。その認知度の差からか、素材として仕入れる際も街中で見かける時もインターネットで販売されている物もこのインカ・ローズとロードクロサイトという名前を明確に分けている訳ではないので、縞模様のあまりない綺麗な透明感のあるピンク色の宝石も解りやすくインカ・ローズと表記してあるものもあります。鑑定士としてGIAで宝石の知識を学んだときは正式名称のロードクロサイトとして紹介していますので、ヴァンモアのように知識を持った販売店は両方明記していることも多いです。

【ロードクロサイト】
「ロードクロサイト」とはギリシャ語で[薔薇]の意味のrhodesと[色]という意味のchrosより『薔薇色の石』という意味になるように薔薇色であることから名付けられました。菱型~平行四辺形の結晶体である為に、宝石(ルース)として販売用のケースにはいっているものがよくトランプのダイヤマークの形になっていることがあり、色も綺麗なものはそのインスピレーションが鮮明に浮かびますのでついデザインイメージで引き寄せられてしまう事があります。透明度があるものでカットを綺麗に施してあるとエメラルドのピンクバージョンのように品格のある美しさです。専門的には内包物(インクルージョン)がエメラルドはベール状の湾曲した形もありますが、こちらは直線的で印象が違いますけれどここはチョット宝石の魅力を言葉で伝いたいという気持ちで多めに見てくださいね。職人としてもまたエメラルドと比類する石留の難易度がありまして、モース硬度が[3.5~4]と一般に日常で体感した事がある例えを探しますと石膏を何かで傷付けた時のような「ザクッ」っとした感覚の硬さしかありません。専門的には[カルサイト]あたりと近いので石を留める時に気がつかずに少しチップのように欠けていたり、最後にただ流水で流しているだけでも石留の不可抗力がかかっていてポロッと欠けていたという事がありますので注意が必要です。このモース硬度クラスの宝石で最近やや高価な価値の印象がある宝石というとヘミモーファイト(ヘミモルファイト)です。一般的にジュエリー職人業界で柔らかい宝石というとオパールの名前が出ますがそれより柔らかいとても難易度が高い作業となりますので、一流の職人でもこの自然の硬さしかない石をジュエリーに完璧にセットすることが非常に困難です。機械でも人間でも自然を完全に意のままにする「絶対」という言葉が存在しないような、職人の努力はその緊張と訓練で日々出来ていると皆さんにお伝えしたいと思います。
しかしながらヴァンモアはそんなロードクロサイト&インカ・ローズも数々の経験を持ってして石留して参ります。日本でもハイクォリティーなジュエリー職人が少なくなりつつある世の中、この熟練の技術も継承していかなければと実感しています。
ごく稀ではありますがシャトヤンシー(キャッツアイ効果)が出るものもあります。

【ロードナイト】
そしてこちらのロードナイトを一緒に紹介する理由としては、見た目がロードクロサイト&インカ・ローズととても似ているものがあります。不透明なものは少し解りやすく「トルコ石のように黒いネット模様が少し入るピンクの石」というイメージです(その黒い模様が無いものもあり、その場合はやや難しいですが[縞模様]がポイントかと思います)。鑑定士の資格を持っていてもバイヤーとしてルース(裸石)販売の場所に行って値札の名称が間違っていても屈折計などの機材がないと判別できないこともあるので業者間のやり取りや信用と信頼のつながりがとても大切です。それでも初見で判断しなければいけない時は、ロードクロサイトには縞模様のベールを探し、ロードナイトには雲のような靄(モヤ)を探します。鑑定の授業で教わった方法ではないのであくまでも印象で仕入れの際にインプレッションで感じているコメントですから、実際に迷ったらやはり正確に鑑定しましょう。どちらも透明~半透明の石はカットされて市場で見ると綺麗で誘惑的でまさに宝石!と言える逸品です。原石の状態はロードナイトがゴツゴツした石であるのに対してロードクロサイトは結晶状の部分があるのが特徴です。日本でも岩手県の野田玉川鉱山でロードナイトが採掘されるようです。

このように「ロード」とはバラを意味していますので「ローズ」と同じ意味となります。日本では赤色を連想する薔薇を名前に付けていますから「世界ではバラはピンクなのかな?」と思ったこともありますが、何より宝石には魅惑的な名前を付けたいという感情から、世の中の女性にプレゼントする代表的な花(薔薇)がネーミングに使われているという事ですかね。そうしてみると、この宝石達には「紳士(男)淑女(女)」が見え隠れする思惑が世界中のどの国でもあるようです。国境を越えて男女での桃色な宝石の関係性を知ってしまうと、人間味溢れる宝石と密かに想いながらピンク色の宝石を作品へ制作する時にはつい考えてしまいます。
宝石の知識を深めるとそのジュエリーを求める方の小説のような感情を抱くこともあり、ちょっと職人仕事が面白い時もあります。


《更にちょっとマニアックな宝石》
【ペツォッタイト (ラズベリル)】
ピンクの宝石としては近年誕生した宝石にこの「ラズベリル」があります。文字通りラズベリーカラーのベリル(鉱物)ということから省略言葉(略語)のようになっています。コチラの宝石の方が[ベリル]ということでエメラルドと同じ鉱物ですしこのラズベリルの硬度も[8.5]とエメラルドと同じから少し硬いぐらいと各記事に記載があります。ですからロードクロサイトよりエメラルドのピンクバージョンという表現が当てはまるかと思いますが、何より発見されて一般市場に見かけるようになったのが「2002年11月:マダガスカル南東部フィアナランツォア州 のサカヴァラナ鉱山にて発見」という2003年頃からとかなり最近の宝石で、「ペツォッタイト」という名称がついたのも発見したイタリア人鉱物学者の名前から「2003年9月:国際鉱物学連合(IMA)はベリル グループの新鉱物と認めて正式名として認定」となり、今後の話題が気になる宝石という印象です。その名称が付くまでの2002年11月~2003年9月頃にはマダガスカルが産地という事もありトルマリンが取れる地域のため、しばらくはピンクトルマリンのように市場に流通したそうです。確かに見た目も似ていますが硬度や結晶状況を考えると宝石のカッターはすぐ気がついたと思います。ですのですぐにベリルと判明して「レッド ベリル(ビクスバイト)」や「マダガスカル レッド ベリル」、「ラズベリー ベリル」、「ラズベリル」、「ピンクベリル」といった呼び名であったそうです。
もし見かけることがあったら新種の宝石と覚えておいてください。
ちなみに、こちらの宝石もエメラルドと同じ状況で含浸処理(オイリング)されているそうなので専門的な超音波洗浄やスチーム洗浄の熱蒸気による作業そして液剤を使うことから通常の一般洗浄まで注意してください。

《ロードクロサイト(rhodochrosite)・インカ・ローズ(incarose)》【和名:菱マンガン鉱(りょうまんがんこう)】
【産出国】
主要産地国 アルゼンチン・オーストラリア・ドイツ・ルーマニア・スペイン・アメリカ・南アフリカ・日本など
【鉱物組成】
MnCO3
硬度 :3.5~4.5
比重 :3.45-3.70
結晶系:六方(三方)晶系

《ロードナイト(rhodonite)》【和名:薔薇輝石(ばらきせき)】
【産出国】
主要産地国 オーストラリア・ブラジル・ドイツ・イタリア・メキシコ・ルーマニア・スウェーデン・アメリカ・ロシア・日本など 
【鉱物組成】
(Mn,Ca)5Si5O15または(Mn,Fe,Mg,Ca)SiO3
硬度 :5.5~6.5
比重 :3.30-3.76
結晶系:三斜晶系

《ペツォッタイト(ラズベリル)(pezzottaite(raspberyl))》
【産出国】
主要産地国 マダガスカル、他にアフガニスタン・ミャンマーなど
【鉱物組成】
Cs(Be2Li)Al2Si6O18
硬度 :8
比重 :3.10
結晶系:三方晶系

【お手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/pinkstone.html#pinkstone

【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/pinkstone.html#jewelrywords
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2018/06/22
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ヴァンモアが贈る究極の豆知識 テーマ
『人種もいろいろあるように、宝石にも様々な個性と実は同じ種類』

宝石の中には見た目が全く違う個性的な美しさを持ちながら実は同じ種類に属する事があります。これは昆虫や植物などの種類分けの際にもよくある事かと思います。この宝飾業界に入って宝石学会鑑定士の資格を取得しようと日夜勉強していた頃、【ラブラドライト】【スペクトロライト】【アンデシン】が同種という事を知ってとても関心を抱いた記憶があります。そこで今回、もう少し詳しく調べてみました。

シルバーアクセサリーやヒーリングストーンといった作品を扱っているお店に行くと「ラブラドライト」という宝石名は聞いた事があるかも知れません。数十年前から人気はありバイヤーとしての経験では昔、とても濃くて光源をあてると満点の星空を天体望遠鏡で撮影したような宇宙を凝縮したように感じる宝石という印象でしたが、近年はその人気からかその濃い神秘的な色合いが少なく薄い色ながらも[イリデッセンス]と言われる独特な虹色の輝きを示すものが多く扱われているようです。そのちょうど濃いラブラドライトが少なくなって来た頃、創作ジュエリーを作家として多く制作していたのでまだまだ仕入れたかった時に「スペクトロライト」という宝石に国内の仕入れ会で出会いました。色合いやムードが似ていてこちらも創作意欲の湧く自然が織りなす芸術のような宝石で、同じように多く仕入れて作品にしてきました。色合いが違っていて表現するなら、金属のチタンに陽極酸化処理で虹色を持たせた時、特に紺色を多くしたときの表情。自然ではオーロラのある夜空のようなと表現したい宝石です。
お客様が気に入られてご購入される際にも、しっかり「ラブラドライト」と「スペクトロライト」を分けて説明していました。しかしながら元を辿ると《フェルドスパー(feldspar)》【和名:長石(ちょうせき)】の一種で、更にどちらも【和名:曹灰長石(そうかいちょうせき)】とも呼ばれる斜長石の一種として同種の宝石となり表現名が違うだけで困惑する説明になることもありました。
この表現名に違いがあることは、ラブラドライトがカナダのラブラドル半島で産出した事からこの名前がついたのと、スペクトロライトはフィンランドのユレマ地方でスペクトルの虹色に輝くことからこの名前がついたとされている産地の違いが影響しているようです。日本国内ではラブラドライトの方がメジャーなことからスペクトロライトには「別名:ラブラドライト」と表現されることもありますが、宝石知識としては間違ってはいないようです。

このようにラブラドライトとスペクトロライトは表向き似ていながら違いがあるものと区別していたのですが実は同じだったという結論と、もう一つの「アンデシン」という宝石が同じ種類という驚きは見た目が全く違う事から意外だった例の一つです。
アンデシンは宝石として流通しているそのほとんどが「透明な赤味の強めなオレンジ色」です。薄いオレンジのマーブル模様や、薄いグリーンとのグラデーションで《フローライト(fluorite)》【和名:蛍石(ほたるいし)】に似た表情の物もありますが、宝飾品として作品を制作する時にはこの透明で赤味のオレンジ、類似石で思いつくのはファイアオパールやマンダリンガーネットといった極めて綺麗なオレンジの宝石のような色なので「ラブラドライト」や「スペクトロライト」とは全く違うのですが実は同じ『長石』に属していてムーンストーンとも同じ分類の宝石という事になります。その為、現在その他の長石類宝石界の中では希少価値が高く高値で取引されていて、チベット産のアンデシンには特別に「チベットナイト」という特別名称で売買されていることもあるようです。
正確には【和名:中性長石(ちゅうせいちょうせき)】で鉱物としては古くからあるのですが、宝石品質として流通したのはとても最近で新しい宝石という印象です。
職人としてはファイアオパールと同様に硬度が低い方の宝石ですので、石留に細心の注意が必要な宝石です。


人も見た目や性格がいろいろあるように、宝石の特徴にも見た目で判断してはいけない要素がたくさんあると自然から学んだように感じた例の一つです。


《ラブラドライト(labradorite)》【和名:曹灰長石(そうかいちょうせき)】
【産出国】
主要産地国 フィンランド・カナダ・アメリカ (その他の産地 ケニヤ・マダガスカルなど)
【鉱物組成】
NaAlSi3O8 と CaAl2Si2O8 の間を変動する
硬度 :6~6.5
比重 :2.65-2.75
結晶系:三斜晶系

《スペクトロライト(spectrolite)》【和名:曹灰長石(そうかいちょうせき)】
【産出国】
主要産地国  フィンランド・カナダ・アメリカ (その他の産地 ケニヤ・マダガスカルなど)
【鉱物組成】
NaAlSi3O8 と CaAl2Si2O8 の間を変動する
硬度 :6~6.5
比重 :2.65-2.75
結晶系:三斜晶系

《アンデシン(andesine)》【和名:藍方石(らんぽうせき)】
【産出国】
主要産地国 ロシア(ウラル)・チベット・コンゴ民主共和国・モンゴル・アメリカ・カナダ・オーストラリア・アルゼンチン・コロンビア・ノルウェー・イタリア・インド・パラグアイ共和国など 
【鉱物組成】
(Na,Ca)Al(Al,Si)Si2O8
硬度 :6~6.5
比重 :2.56-2.69
結晶系:三斜晶系

【お手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/andesine_labradorite.html#andesine_labradorite

【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/andesine_labradorite.html#jewelrywords

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2017/09/08
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《カイアナイト(kyanite)》【和名:藍晶石(らんしょうせき)】
地球を宇宙から見たような藍色、アイオライトは紫に近い藍色でカイアナイトは青に近い藍色と自分は所見で見分ける時に頭に浮かべるようにしていますが、同じような色もあるので注意しています。ただどちらもレアストーンなので普通はサファイヤとの比較を先にすることが多く、一瞬で見分けるのは難しいです。
【産出国】
主要産地国 ブラジル・ミャンマー・インド・ケニア・パキスタン・スイス・アメリカ・ソ連など
【鉱物組成】
Al2SiO5
硬度 :1方向では4~5、直角方向では6~7.5
比重 :3.56-3.69
結晶系:三斜晶系

《スミソナイト(smithsonite)》【和名:菱亜鉛鉱(りょうあえんこう)】
乳白色のブルーがポピュラーですが、「シーブルー」という商品名が付くブルーカルセドニーに似たものもあります。また面でしっかりカットされているものはアパタイトにも似ていて鉱物としてボコボコと成長した見た目はアズライトと同じく地球の生命力を実感し、しかしながらその雰囲気は躍動感というより鍾乳洞のような静寂と何万年もの積み重ねを感じて努力の結晶のように見えてきます。南国の美しい海の中から海面を見上げたようなマリンブルーと表現したいです。
【産出国】
主要産地国 オーストラリア・ギリシャ・メキシコ・ナミビア・ルーマニア・スペイン・アメリカ・ザンビアなど
【鉱物組成】
ZnCO3
硬度 :4~5
比重 :4.30-4.45
結晶系:六方(三方)晶系

《ヘミモーファイト(hemimorphite)》【和名:異極鉱(いきょくこう)】(※[ヘミモルファイト]という表記もあり)
この宝石の色が正真正銘の[水]の色と表現したい趣きを持っていて、ブルーと白い結晶系の混在した状態の石は南国の白い砂浜に透き通る海の青という表現をしたいです。青がより濃いものもありますが、それもまた[水]のようなでシアン色系の中でも水色と表現できます。
原石はモコモコしていて音で表すなら「ボコボコ」といった生命を感じるような石です。
【産出国】
主要産地国 メキシコ・アメリカ・イタリアなど
【鉱物組成】
Zn4Si2O7(OH)2H2O
硬度 :4.5~5
比重 :3.40-3.50
結晶系:斜方晶系

《ラズライト》(※表記[ラズライト]として紛らわしい二種類《(Lazulite)と(Lazurite)》あり)
・ラズライト(Lazulite)【和名:天藍石(てんらんせき)】(※[ラジュライト]という表記もあり)
あまり聞きなれない宝石で、宝石として評価される透明な濃いブルーの物は一見サファイアやタンザナイト、希少石のベニトアイトのように感じます。
内包物にホワイトのまだら模様とか濃いものが多いとかサファイアにある[うろこ雲]のような模様があるもの、またラズライト イン クォーツと言われる水晶に濃いブルーのラズライトが内包物としてまだらにに入る一風変わった石にもなります。群青色に透明感を兼ね備えた色から紫味が入るといった表現になりますでしょうか。
日本では栃木県那須塩原市で少し産出するそうです。
【産出国】
主要産地国 オーストリア・ボリビア・ブラジル・インド・マダガスカル・スウェーデン・スイス・アメリカなど
【鉱物組成】
MgAl2(PO4)2(OH)2
硬度 :5~6
比重 :3.08-3.17
結晶系:単斜晶系

・ラズライト(Lazurite)【和名:青金石(せいきんせき)】
こちらはラピスラズリの主成分である鉱物として有名。ですので正に群青色です。
【産出国】
主要産地国 アフガニスタン・チリ・ソ連など
【鉱物組成】
(Na,Ca)8(AlSiO4)6(SO4,S,Cl)2
硬度 :5~6
比重 :2.50-3.00
結晶系:等軸晶系

《ラリマール(larimar)》(※[ペクトライト(pectolite)]という鉱物の変種および業界名称になります)
ペクトライトの中でも、特に青色系のものをいう。誤称として[アラスカ ジェイド]や[ペクトライト ジェイド]と呼ばれたこともあるそうですが、業者間でも聞いた事はなく特にラリマールとした方が認知度も評価も高い宝石です。キャッツアイ効果が入るように見えるものもあり、艶感のあるもので思いのほか高価な物もあります。いろいろなアクセサリーからジュエリーに至るまで近年とても人気があるデザインバラエティーの豊かな宝石です。色の表現としては[水色]、正に美しい海の水面を写真に映したような自然のアート!、穏やかな海面に太陽の光が揺らめいている情景に見えてもう旅に出ているようです。鉱山も本来はドミニカ共和国のパオルコ鉱山に限定されていて、そこでもかなり綺麗なブルーのものには特別に「深海ラリマー」という名称を付けているようです。そのことからか『深海を写す石』といった表現を耳にしたりしました。それにはドミニカ共和国がカリブ海に囲まれた島国なので、鉱山も海底に達するようなイメージを持ったようですが実際は違うようですね。何か神秘性を持たせたくなるような特別な表情の宝石であることは確かです。
発見は1974年と比較的最近の宝石です。
【産出国】
主要産地国 (ラリマールは)ドミニカ共和国のパオルコ鉱山
((ブルー)ペクトライトは)イギリス・アメリカ・カナダ・グリーンランド・スウェーデン・ロシア・モロッコ・チェコなど
【鉱物組成】
Ca2NaSi3O8(OH)または NaCa2Si3O8(OH)
硬度 :4.5~5
比重 :2.74-2.90
結晶系:三斜晶系

【お手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/bluestone.html#bluestone

【宝石言葉】
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2017/06/12
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『日出ずる国として和風で表現したい青と、地中海アマルフィの景色を感じさせる洋風で表現したいブルーと・・・そんな宝石達』

「あお」と色で表現する漢字に日本では【青】・【蒼】・【碧】といった感じに変化を表現していたり、「こん」【紺】・「あい」【藍】といった漢字であおを表現したりしますが、世界ではブルー系統でまとまった表現をしますから緑味がかっているのか紫味がかっているのかという[グリーニッシュ(Greenish)]または[パープリッシュ(Purplish)]といった補足で分けるイメージで、やはり日本の『漢字』の方が情緒を感じてしまいますね。
そんな中にも日本の和風な色合いでは表現しにくい、まさにヨーロッパの各国や地中海を想わせる透き通ったブルーや太陽のもとで南国の鮮やかさをもった濃いブルーは宝石で魅了されるブルーに最適な表現が別にあるように思います。そんな、宝石の中でも少し愛好家向けなストーンを紹介したいと思います。

《アイオライト(iolite)》【和名:菫青石(きんせいせき)】(※鉱物学では《コーディエライト(cordierite)》と呼ばれています。)
赤味のパープルというより青味のバイオレットに近い色からネービーブルーと言われる紺や藍の色で、透明なものから内包物の表情がとても豊かな味のあるものまである多彩な宝石。ムードとしてはサファイヤよりアートジュエリーのデザインにふさわしいと思わされ引き込まれます。
【産出国】
主要産地国 インド・タンザニア・ブラジル・スリランカ (その他の産地 ミャンマー・フィンランド・マダガスカル・ナミビア・ノルウェーなど)
【鉱物組成】
Mg2Al3(AlSi5O18)またはMg2Al4Si5O18
硬度 :7~7.5
比重 :2.56-2.66
結晶系:斜方晶系

《アウイナイト(hauynite)》【和名:藍方石(らんぽうせき)】
天然でこのような色と透明度が存在するのかと思われる程の色で、コバルトブルーというのが近い色合い。輝きのある藍色と表現したいです。
ここ数年で人気が出て価格も高騰した宝石で業界の方はご存知かと思います。産出がドイツの一部地域のみということも希少で価値の高い理由です。
【産出国】
主要産地国 ドイツのアイフェル鉱山
【鉱物組成】
(Na,Ca)4-8Al6Si6(O,S)24(SO4,Cl)1-2
硬度 :5~6
比重 :2.40-2.50
結晶系:等軸晶系

《アズライト(azurite)》【和名:藍銅鉱(らんどうこう)】
こちらもなお聞きなれない宝石ですが、不透明でラピス・ラズリに似ています。アズライトとマラカイトがバランスよく混ざり合っているものをやや珍重して最近は取り扱われているように思います。鑑定士としても泣かされる宝石です。模様もマラカイトの独特な層の出かたを同じく持っていて、地球の生命力や躍動感を感じてしまう見とれる宝石です。やや濃いめの群青色といったところでしょうか。
とここで実は話になりますが、[群青]という顔料は本来この[アズライト]を使ったものが[岩群青(という岩絵具)]になります。ですので群青色そのものの色となります。
【産出国】
主要産地国 アメリカ・ナミビア・フランス (その他の産地 オーストラリア・イギリス・ルーマニア・ソ連・ザイールなど)
【鉱物組成】
Cu3(CO3)2(OH)2
硬度 :3.5~4
比重 :3.30-3.89
結晶系:単斜晶系

《アパタイト(apatite)》【和名:燐灰石(りんかいせき)】
まさしく透き通った南国の海の青といった色合いの宝石で、色味としてはその青から緑味がかっているものが多いです。シアン色系の表現が近いです。
レアストーンの中でも人気のある宝石。職人としては硬度が低いので割れやすく、昔割ってみた時は水琴窟のようにピーンという音が響いた記憶があります。
スペイン産の黄緑色を帯びたものが希少です。
【産出国】
主要産地国 ブラジル・ミャンマー・メキシコ〈その他の産地〉カナダ・チェコスロバキア・ドイツ・インド・マダガスカル・モザンビーク・ノルウェー・南アフリカ・スペイン・スリランカ・アメリカなど
【鉱物組成】
Ca5(PO4)3(F,OH,C1)
硬度 :5
比重 :3.13-3.23
結晶系:六方晶系


《アマゾナイト(amazonite)》【和名:天河石(てんがせき)】(※[マイクロライン(microcline)][マイクロライン フェルドスパー(microcline feldspar)]という鉱物の変種および業界名称になります)
日本では「ラムネ色」と表現したい色。カラー見本からはやはりシアン色系となり不透明~半透明のスカイブルーというのが正しいように思います。特徴的な乳白色の網目状模様が入るのが一般的です。緑青色だと翡翠に近い表情で、青緑色だとナチュラルなトルコ石に近い表情を見せる宝石です。
【産出国】
主要産地国 ブラジル・マダガスカル・ノルウェー・アメリカ・ソ連など
【鉱物組成】
KAlSi3O8
硬度 :6~6.5
比重 :2.54-2.58
結晶系:三斜晶系

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『猫・虎・鷹、さて何の仲間でしょう?』

正解は「宝石内での光の反射がそのドーム型のカット面に集まって見える現象」効果を持った宝石に名付けられたその動物の種類です。今回は簡単な内容で《光の筋が生まれる特殊効果》によって希少な宝石についてまとめてみます。

この現象は均一に並んだ針状?シルク(絹)のような繊維状のように均一に並んだ状態?の鉱物結晶いわゆるインクルージョン(内包物)といった状態に成長した鉱物原石を横に平行にしてドーム型(カボション)カットにすることで、その針状の一本一本に光が反射(屈折)した時に一筋のラインへ多くの光が集まって見える現象というとどうでしょうか、何となくご理解頂ければ幸いです。
「キャッツアイ効果」のことをGIA取得の授業では「シャトヤンシー (chatoyancy)」や「変彩効果(へんさいこうか)」という言葉で教わった記憶があります。
宝石の裏[底面]が何故か綺麗でなく艶消し状態なので初めて見たときは疑問を感じましたが、この光の効果をより引き出すためには磨いてない状況が必要と知って、改めて宝石の奥深さと知識の必要性を感じたことも思い出します。

・「キャッツ・アイ」と宝石で称しているのは和名「猫目石」を指すのが一般的で、それは『クリソベリル・キャッツ・アイ』の事をそう言っているのが通例となっています。ということで正確な鉱物名はクリソベリル【chrysoberyl(和名:金緑石)】です。産地はブラジルやスリランカといった他の宝石産出地域でも有名な場所で、日本で珍重されるのは地色が「ハニーカラー(蜂蜜色)」に光の筋が綺麗に入るものを高価になる基準としていますが世界はその黄色い色味にも厳密ですが日本はやや緑味が入るものも濃いブラウン系の物も同様に評価を高くしています。印象としてはこちらの宝石も日本高度成長期に早く嗜好品としてご購入されていた方が多い宝石の一つでしたから色味の幅も広いように思います。
【鉱物組成】BeAl2O4
硬度 :8.5
比重 :
結晶系:斜方晶系

※その他の宝石でキャッツ・アイ効果を持つことのある宝石はクリソベリル以外にダイオプサイド・トルマリン・ベリル・クォーツ・オーソクレイズ・コーネルピン・エンスタタイト・シリマナイト・クロラストロライト・アパタイト・アクチノライト・スカポライト・ウレキサイト(通称:テレビ石)があります。(ジルコン・アンドラダイト(ガーネット)・コランダム(ルビー・サフアイヤ)・ゾイサイト・ラブラドライト・アイオライト・オブシディアン・オパール・カイアナイト・プリーナイトはかなり稀に存在します。)この場合は宝石名の後に「キャッツ・アイ」をつけて呼ぶようになっています。
クォーツには「ルチルクォーツ」といって金紅石(きんこうせき)が水晶に平行に針状に入ることでキャッツ・アイ効果を生み出している宝石をよく見ます。これにはトルマリンなどの針状結晶を含むことがあります。

・「タイガーズ・アイ」と宝石で称しているのは和名「虎目石」のことで、金褐色に波打つような縞模様に変彩効果が見られるもの。少し表現が難しいですが『角閃石の一種であるクロシドライト(青石綿)に石英が染み込んで硬化した混合石』という表現になっています。産地は南アフリカ共和国、ナミビア、西オーストラリアなどです。

・「ホークス・アイ」と宝石で称しているのは和名「鷹目石」のことで、タイガーズ・アイの灰青色のものにそう名称を付けて呼んでいます。実際にはホークス・アイに含まれる鉄分が酸化してイエローになることでタイガーズ・アイになり、鉄鉱石成分を熱処理によって赤鉄鋼に変化させてレッドタイガーアイという名称で流通もしています。

光の筋が泳ぎ動くような様はカボション・カットと言われる半球の丸みのある山のように研磨することが条件で、それがあたかも動物の[目]のように見えるという世界中認識のある表現で例えられるため今も共通名称になっています。見る宝石でなく、まるで「見られている宝石」とでも言うように神秘な気分が味わえます。

原石にこの光効果が確認できたものは「スポットライトを浴びるために、カッティングされる宝石のキャストの一員になる。」というような言わばその才能を磨かれるのも一握りといった華やかな舞台で演じている優越な世界と思い宝石を見ていると、なんだかそれぞれの個性を生かすのも台本や監督のようなデザイナーや職人次第と改めて気を引き締めて頑張りたくなる宝石の幻想効果と感じています。


またその他にある宝石の光の効果として、スタールビーやスターサファイヤのように光の筋が3本交わって星のように見える「スター効果」または「アステリズム効果(Asterism)」「星彩効果(せいさいこうか)」と呼ばれるものもあるのは有名ですね。この場合2方向(4条)・3方向(6条)・4方向(12条)というスターの場合があります。六方晶系や三斜晶系といったような成長する結晶形状によって針状が90度や60度で交差しやすいものもありますし、もともと成長過程で等軸であるものも針状が整列しやすいので起こりやすい現象ともいえると思います。
※このスター効果を生み出す宝石には、コランダム(ルビー・サフアイヤ)・アルマンダイト(アルマンディン)ガーネット・ダイオプサイド・ラブラドライト・クォーツ・アイオライト・オーソクレイズ・オパールがあります。(スピネル・ベリル・コーネルピン・エンスタタイトはかなり稀に存在します。)この場合は宝石名の前に「スター」をつけて呼ぶことが多いように思います。

【クリソベリル・シリマナイト・タイガーズ・アイのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/chrysoberyl_tigerseye_sillimanite.html#chrysoberyl_tigerseye_sillimanite


【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/chrysoberyl_tigerseye_sillimanite.html#jewelrywords
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【イエローダイヤモンド】
◎上記に記載した《炭素[C]原子が100万個程に対して10数個~5500数個の窒素[N]原子を含む(置換)する事が原因》とされています。
地球上でダイヤモンドが生成される状況で一番多い要素で、鑑定書の4Cにおけるカラーグレードはこの黄色の濃淡を指して「D~Z」の値を決めています。世界中一律になるようにダイヤモンドを制御された照明下と精確な観察条件下で、マスターストーンと比較することにより人間の目で決定しています。ちなみにグレーダーとしてはマスターストーンの左右どちらに置くかで判断が変わるほどとてもシビアな作業なんですよ。
その中でも、カラーN以下でのベリーライト ブラウン(Very Light Brown)レベルやカラーS以下でのライト イエロー(Light Yellow)レベルは一般的にこの「D~Z」の値にて評価されますが、とても輝きの良いビビットなダイヤモンドもあり、それにはファンシー(Fancy)と付けて「ファンシーライトイエロー」や「ファンシーライトブラウニッシュイエロー」などのように別ランクの評価で流通するので高価な品質も存在します。
評価の順番は薄い色から[ファンシーライト(Fancy Light)]→[ファンシー(Fancy)]→[ファンシーディープ(Fancy Deep)]→[ファンシーインテンス(Fancy Intense)]→[ファンシービビット(Fancy Vivid)]のようになります。名称としてはかなり綺麗なものを「カナリーダイヤモンド」称して素晴らしい輝きを持ったイエローダイヤと表現もしています。ここには研磨技術の賜物でもありますので、正に「ダイヤモンドはカットで変わる」証でもありますね。
ファンシーイエローは南アフリカの特にケープ州から産出が多いため「ケープ」と呼ばれることもあります。

【ブラウンダイヤモンド】
◎《イエローダイヤのように窒素[N]原子を含む(置換)する事やその他の条件で結晶格子の歪みによってという事が原因》とされています。
比較的安価な印象はカラーN以下でベリーライト ブラウン(Very Light Brown)以下レベルと言われるように「D~Z」での値基準から評価される事からで、色が濃く見えるカラーダイヤの場合に[ファンシーディープ(Fancy Deep)]というより[ファンシーブラウニッシュ(Fancy Brownish)]と鑑定が多くなされるように「人間の目で見たときグレー(グレイッシュ)で濃くなるというよりブラウン(ブラウニッシュ)で濃くなる印象だから」です。
しかしながらさすがダイヤモンド!、ブラウンにも素晴らしいカラーイメージの品質は存在していて、最高級の色合いのブラウンダイヤは別名「コニャックダイヤ」と称賛してセールスされています。その他の別名として「コニャックダイヤモンド」・「シャンパンダイヤモンド」という名称も使われています。

【オレンジダイヤモンド】
◎《イエローダイヤ~ブラウンダイヤのように窒素[N]原子を含む(置換)する事やピンクに起こる結晶構造の歪みなどによる様々な要素が原因》と推測されますがまだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
オレンジとなると非常に稀少になります。条件がかなり揃った数%可能性であるからでしょう。更にビビットで鮮明なオレンジ色のダイヤモンドには「パンプキンダイヤモンド」といった特別な呼び名で称されるものもあります。イエロー~ブラウン系の要素と近い色合いなのでブラウンの時と同じく「コニャックダイヤモンド」・「シャンパンダイヤモンド」という呼び方や「ダージリンダイヤモンド」・「マンダリンダイヤモンド」といった身近な美しい飲み物などに例えて呼ばれることもあります。

【ピンクダイヤモンド】
◎《結晶格子の歪みによってと結晶格子中に窒素[N]原子が取り込まれたその隣接する炭素[C]原子が欠陥するという空孔が起因する事が原因》とされています。
1カラット以上の大粒の天然ピンクダイヤモンドは世界で年間数十個程、2~3カラットクラスになると数個しか採掘されないそうです。小粒(メレー)ダイヤは日本でブライダルジュエリーなどの需要に人気があるので品薄感と高騰状況は少しずつですが否めない状態です。産地でとても有名なの場所がオーストラリア・西オーストラリア州キンバリー(Kimberley)地域東部に位置する世界最大のダイヤモンド鉱山『アーガイル(Argyle)鉱山』で、この場所の色の原因は窒素[N]に起因するものではなく、一般的には地中で熱や外的圧力によりダイヤモンドの結晶構造に歪み(滑り)が生じたものとが多いそうです。

【レッドダイヤモンド】
◎《ピンクダイヤモンドと同じく結晶格子中に窒素[N]原子が取り込まれたその隣接する炭素[C]原子が欠陥するという空孔が起因する事が原因》とされています。
解りにくいのですがピンクが濃くなって「レッド」と評価される珍しいカラーで、レッドそのものの色になる要素が存在しているという理由ではないのが不思議なところです。GIAの評価基準ではファンシー(Fancy)と付くランクも存在していて更に評価が高いのですが、ノーマルなレッドダイヤモンドでも米粒ぐらいの大きさのマーキースで高級車ぐらいの値段が付いているのを見たことがあります。比較基準がないので流通次第で相場が全く違います。このようにレアな宝石こそ販売において知識と経験に何より信用が重要なことが証明されるように思いますので、日々仕入れ業界の情報など入手し続けたいと思います。

【ブルーダイヤモンド】
◎《炭素[C]原子1億個の中に5個程の硼(ホウ)素[B]原子が含まれる(置換する)事が原因》とされています。
レッドダイヤモンドと同様にブルーダイヤモンドもかなりレアな宝石ですから小さくても高級車ぐらいの値段が付いて売買されることもあります。その為、レッドもブルーも人工的に作られたトリートメントダイヤモンドがありますので注意しましょう。
分析の結果で硼(ホウ)素[B]原子が含まれる(置換する)事が原因とまでは解っているのですが、マントルからの生成過程で硼(ホウ)素[B]原子がどのタイミングでどのような地層構造や圧力などで含まれたかは定かになっていません。ただ、インドの特定地域での産出が多いことから将来研究結果が出る日も近いかもしれません。
天然の検査基準の中には先ずI型とII型の両方に存在はしますが、I型には水素[H]が多く含まれる特徴が主にありグレーブルー~バイオレット辺りの色味を持っています。更にもう一つのI型には自然界にある放射線の照射を受けたことによるとされる物があり、その色調は淡いアイスブルー~ブルー~グリーンブルーのものとされています。そしてII型の方には含有する極微量の硼(ホウ)素[B]が結晶に電導性を与えることで電導性が認められるというのが明確な特徴です。極微量という事で淡いブルーなことが多いですが濃いものも存在しています。(II型の場合、IIa型は不純元素を含まない方でカラーレスですから全てIIb型となります。)

【バイオレットダイヤモンド】
◎《ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドになるような様々な要素が原因》と推測されますがまだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
バイオレットと言いますと「青紫」になりますね、こちらもかなり希少です。ブルーダイヤモンドがグレイッシュやブラウニッシュと混ざって見えるようにも感じ難しい鑑定となると思います。という事でイエローやブラウンになる要素も含まれそうですが明確には結果が出ていないようです。今後もリサーチして解り次第掲載したいと思います。

【パープルダイヤモンド】
◎《ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドになるような様々な要素が原因》と推測されますがまだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
パープルと言いますと「赤紫」になりますね、こちらもかなり希少です。ピンクダイヤモンドがグレイッシュやブラウニッシュと混ざって見えるようにも感じ難しい鑑定となると思います。という事でイエローやブラウンになる要素も含まれそうですが明確には結果が出ていないようです。今後もリサーチして解り次第掲載したいと思います。

【グリーンダイヤモンド】
◎《放射線の照射を長期間あたえることで含まれた(置換した)窒素[N]原子2個に挟まれた炭素[C]原子が欠陥して空孔が出来る事が原因》とされています。
天然のグリーンダイヤモンドはレッドやブルーと同じくとても希少ですが、人工のものは「アップルグリーンダイヤモンド」というセールス名称で割と流通しています。蛍光性が非常に強いイエロー・グリーン~グリーン・イエローの色調で自然界においてここまでの放射線の照射を受けて産出したとするとインド共和国のアーンドラ・プラデーシュ州にあったコラール鉱山やブラジル産など目立つ地域からの産出で大きければ話題になりますから、普段お店などで見かけたとしたらよほどの作品以外は人為的なトリートメントダイヤモンドと思います。ただ鑑定機関としてはそのような憶測で判断する訳にはいきませんので、実際のところ色の起源を「天然」か「人為的」なものかの判定が、GIAでは30%位は色の起源が[判定不能]ということで鑑定できないと記載されるかと思います(鑑定書備考欄に「色の変化を目的とした高温高圧プロセスが行われています。」など)。無色の一般的なダイヤモンドに別の色の物質を蒸着するだけのコーティング処理によるすごい安価な処理石もあるようです。
黄色味に少し緑色っぽいぐらいではイエローダイヤモンドですしだだ少し珍しい蛍光色の事もありますので気を付けて調べてくださいね。

【カメレオンダイヤモンド】
◎《変色の科学的なメカニズムはまだまだ未解明である部分が多いのですが、唯一解っていることは水素[H]を多く含むという特徴です。》まだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
基本定義として「ある期間を暗所に保管した後に見えるカラーと、緩やかに加熱[200℃~300℃程度]によって数秒から数分でも別のカラーに変色するダイヤモンドのこと」となっています。他にカラーチェンジする宝石としてはアレキサンドライト効果などが有名ですが、この場合は光の波長によっての変色ですからジュエリーの作品になっていても確認できますが、カメレオンダイヤモンドの場合には加熱が必要のことが多い為に裸石(ルース)の状態で金属製のスプーンに乗せながらアルコールランプやライターなどで徐々に加熱するなどの作業が必要となります。変色の度合いも差があるので、暗所に保管してカラーチェックしてから明るい部屋へ行った場合に変色が観察される上質なものもありますがさらにレアケースです。実物を見ると基本は常温でオリーブグリーン~グリーングレー系~ややブラウンの色をしていて、加熱後は淡いレモン色~オレンジイエローの色調という表現が一番的確なイメージです。それが稀に逆になると「リバース・カメレオンダイヤモンド」と表現するそうです。
カメレオンダイヤモンドという名前は呼称ですので、鑑定書には備考に「~通称カメレオンと呼ばれています。」というような記載になります。

【バイカラーダイヤモンド】
◎《変色の科学的なメカニズムはまだまだ未解明である部分が多い特徴》まだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
ダイヤモンドの双晶などによって面がはっきり分かれてカラーが二色になっているような感じかも微妙な見解で、トルマリンのバイカラーのようにカラーが切り替わる境界はややグラデーションしたりしています。ものによってはカッティングで色の集積があるようにも見えますが実際詳しい情報が解りましたらまた記載したいと思います。
透明とイエロー・透明とブラウン・透明とその他のカラーといったように[透明+カラー]という条件が多いと思います。このタイプもかなり珍しいです。

【ブラックダイヤモンド】
◎《その他のカラーのような微量元素の置換などではなく、鉱物(グラファイトや鉄鉱石)などのインクルージョンが多く含有することで色が黒く見える事が原因》とされています。
天然のブラックダイヤモンドはこのような条件で、名称のイメージだとカーボンと言われるような内包物が含まれるという事になります。
そんな天然(ナチュラル)のブラックダイヤモンドは実は希少で、現在一般的に流通しているほとんどはトリートメントのブラックダイヤモンドになります。処理方法としても一般的な「加熱」「放射線照射」「イオン注入」などで施しているそうです。

【グレーダイヤモンド】
◎《ブラックと違って水素[H]が関与して色が見えると思われていますが、水素[H]原子はどのように結晶格子中に含まれるかなどは解明されていない特徴》まだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
という事で生成過程で結晶格子中に異種元素が含まれてや結晶構造に歪みが生じてといった条件でグレーになっていることを考えると、れっきとした[カラー]と表現して高価に売買されても良いように思いますが、グレーのイメージもあるのでしょうが価値を低く見られるのが一般的です。
別の視点から見ると光の吸収が全くないものが無色透明で全て吸収すると真っ黒になるという事はカラー全般をやや吸収するということで、イエローダイヤモンドでの「D~Z」の値基準に近い考え方となっています。
しかしながら近年、ホワイトやグレーでも希少価値のあるやや高騰しつつあるダイヤモンドも出てきているそうです。

【ホワイトダイヤモンド】
◎《ホワイト色としての科学的なメカニズムはまだまだ未解明である部分が多い特徴》まだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
ホワイトダイヤモンドという呼び名を透明のダイヤモンドに使用している業者もいるので紛らわしいですが、ホワイトカラーのミルキーな乳白色になるダイヤモンドは存在しています。どこからが[D]カラーのより白色が強いものと位置付けするか難しいガイドラインのダイヤモンドもあると思われますが、明らかに白色と言えるものから雲のように曇っているようなイメージの物もありますので判断が難しいです。更に一般的に蛍光性の強いダイヤモンドには「オイリー」と呼ばれる油膜が張ったように白っぽく曇って見える物もありましてますます判断が難解です。
「ファンシーホワイトダイヤモンド」となるものはとても綺麗な光彩を放つことがありますから、やはり白色に色付いた天然(ナチュラル)ホワイトダイヤモンドの要因がカラーと判断したいので、今後の研究結果が発表されましたら解り次第掲載したいと思います。
近年、ホワイトやグレーでも希少価値のあるやや高騰しつつあるダイヤモンドも出てきているそうです。
(※ちなみに「オパールダイヤモンド」と言われる遊色効果を持つ乳白色のダイヤモンドがあるという文献を見たことがありますが、発光や煌き(シンチレーション)による虹色との違いが掲載画像で判断しかねましたので詳細が解り次第こちらも掲載したいと思います。)


産出国はナチュラルカラーダイヤモンドと通常の透明なダイヤモンドと産出量順番は変わってくるかと思いますが、オーストラリア・ロシア・ブラジル・インド・タンザニア・ザイール・アンゴラ・南アフリカ・カナダなどと目立った国は同じです。


【ダイヤモンドのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone04_dia.html#diamond


【宝石言葉】
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2017/04/25
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ヴァンモアが贈る究極の豆知識 テーマ
『ダイヤモンドの色、それは大海の一滴のような』

ダイヤモンドと言えば透明な輝きの素晴らしさを連想しますが、パレットに彩る基本のカラーにある8色のほぼ全てとブラック&ホワイトまで存在しています。その色は炭素[C]の結合体であるはずのダイヤモンドにおいていったい何の色なのでしょうか?。宝飾人ならではの疑問を少し紹介したいと思います。
先ず、「約1カラットのダイヤモンドには炭素[C]原子をいったい何個含むのか?」考えたことありますか?。
そこでの計算式は、ダイヤモンドの原子量が12という事から1molと呼ばれる単位質量は12gとなり、1ct(カラット)=0.2gとなりますのでmol数は0.2÷12=1/60(mol)と先ず導き出します。そこでアボガドロの法則より1molに含まれる粒子の個数は6.0×10^23(個)ですので、求める炭素[C]原子の個数は6.0×10^23×1/60=1.0×10^22(個)となります。[0]が22個→10000000000000000000000個。([約]省略)
日本人馴染みの数字名称では、一(いち)・十(じゅう)・百(ひゃく)・千(せん)・万(まん)・億(おく)・兆(ちょう)・京(けい)・垓(がい)・(し)・穰(じょう)・溝(こう)・澗(かん)・正(せい)・載(さい)・極(ごく)・・・と続きますので、『100垓(がい)個』となりますね。もうただ多いと表現したいところですが話を戻して、この炭素[C]原子が100万個程に対して10数個~5500数個(10ppm~5500ppm)の割合(0.00001~0.001ctのダイヤモンド中にある炭素[C]原子が1個)でダイヤモンドの結晶格子に別の原子が含まれる(置換※a)ことにより色付くと覚えてください(特にカラーで多い黄色になる窒素[N]原子でのイエローダイヤを例として)。自然界でマントルから形成されるダイヤモンド鉱石としての誕生時間は、一番古いもので【45億年】~新しいものでも【1.5億年前】ととてつもなく長い年月の最中で取り込まれることでダイヤモンドの色が変わるというものすごい物語です。
そこでまた計算しますと約1カラットのダイヤモンドでは100垓個に100万個程に対して数十個~数千個の割合という事から『10京~1000京個の炭素[C]原子が異種原子』という事になりますね。これを「大海の一滴」と表しながらこの一滴が少なからずの量であって、それはかなり色への影響力があるというスケールを文章だけですが感じて頂けたなら嬉しく思います。


[※a詳細としましてはダイヤモンドの結晶構造が1個の炭素[C]原子を中心に4個の炭素[C]原子を正四面体の頂点にくるように配置した単位の繰り返しによって結晶が形成されていて、それは各炭素[C]原子がそれぞれ4本の結合の「手」を使って隣の炭素[C]原子と結合しているという説明が一番解りやすいと思います(その為ダイヤモンドの原石表面にはよく「トライゴン」と呼ばれる逆三角マークが見られます)。この結びつきの均一性が素晴らしい事で硬度を得ていて(現在はさらに強固な結びつきによる[ウルツァイト窒化ホウ素][ロンズデーライト]がさらに硬いとされています。)、尚且つ炭素[C]原子が正確に配列した結晶においては白色光線を構成する一部の波長(色)だけが吸収されることが無いので無色透明となります。そこに不純物として窒素[N]、水素[H]、硼(ホウ)素[B]等の元素が結晶格子に入り込んだり、結晶格子中に炭素[C]原子の抜けた孔(空孔)を残していたり、結晶格子が外的圧力で歪んでいることでダイヤモンドに色がついて見えるのですが、間違えやすいのはその元素の色のように感じますが、どちらかというとこれらの欠陥が結晶格子中に存在すると白色光のうち特定の波長をもった光だけが結晶を通過して私たちの目に届くため、その結果で色が付いて見えるという現象です。例として、イエローカラーになる要素である窒素[N]の場合、窒素[N]原子はダイヤモンドの結晶格子の中で一部の炭素[C]原子と置換する事で起こりますが、その際に窒素[N]原子は結合の「手」を5本持っていまして炭素[C]原子と置き換わると1本余ってしまう事になります。この欠陥が青から紫外部の光のエネルギーを吸収して、その結果ダイヤモンドがイエローに見えるという事になります。(イエローカラーに代表されるのはI型ダイヤモンド※bとなります。)]
[※bダイヤモンドには大きく分けて2つのタイプがありI型とII型で分類されています。天然で産するダイヤモンドの97%はI型と呼ばれています。
ダイヤモンドのタイプ
Ia型:不純元素として窒素[N]が入り、2個以上の窒素[N]原子が集合体を作っているもの。無色から黄色系(ケープ系)の大抵の天然ダイヤモンドがこのタイプに属します。合成ダイヤモンドのない唯一のタイプです。
Ib型:不純元素として窒素[N]が入り、単原子の状態で窒素[N]原子が存在しているもの。ファンシーインテンス・イエローなどの濃い黄色系のダイヤモンドを生み出します。合成イエローダイヤモンドの大部分はこのタイプで、放射線処理でピンクからレッドの合成ダイヤモンドも作られています。
IIa型:窒素[N]や硼(ホウ)素[B]などの不純元素を含まないため、カラーレスのダイヤモンドです。カラレスの合成ダイヤモンドはこのタイプに属し、天然ダイヤモンドなら希少性が高いタイプです。
IIb型:不純元素として硼(ホウ)素[B]を含むため、ファンシーブルーを生むタイプです。ブルーの合成ダイヤモンドもこのタイプに属し、天然なら希少性が非常に高いタイプです。]【参考文献:提携先[株式会社 中央宝石研究所]http://www.cgl.co.jp/latest_jewel/gemmy/154/86.html
[※c「自然または人工の放射線」としては完全に色みを人工的につけたダイヤモンドを「トリートメントダイヤモンド」としていて、完全な天然の環境で色がついた物は「ナチュラル(カラー)ダイヤモンド」となりますが、自然放射線によるカラーがあるとされる特にグリーンは放射性に起因する事が要素の為に判断が難しく、判定不能とされる事が多くあります。]

《現在解っているダイヤモンドが色付く原因項目》
・地球の中心マントルからの生成過程で炭素[C]原子の結晶格子に別の原子が含まれる(置換する)こと。
・地球の中心マントルからの生成過程で結晶格子中に炭素[C]原子の抜けた孔(空孔)を残していたりすること。
・自然または人工の放射線※cの照射などによる結晶構造の変化(歪み)によること。
※科学的証明は神秘的で未開な状況。

窒素[N]や硼(ホウ)素[B]もマントル中では炭素[C]原子に比べて微量な元素ですので、色付くのはマントル中の極めて稀である元素を取り込んで来たことによる事から、その希少性は更に増すので必然的に高価となります。しかしながら置換して色付くタイプのカラーでは比較的に少量の窒素[N]原子によって成るイエローは比較的に産出量が多くなるのはこちらも必然の為、透明ダイヤモンドよりも量が多くなる事から鑑定カラー「D~Z」の値に示されるイエロークラスは安価になって行きます。

では次に、カラー名称に対して内部要素が炭素[C]原子とどのような関係で起きるかや放射線などによる外部要素からの原因を、一般的なカラーの順に出来るだけまとめてみます。

続き>>
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2017/04/25
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