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宝石工房ヴァンモア
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【イエローダイヤモンド】
◎上記に記載した《炭素[C]原子が100万個程に対して10数個~5500数個の窒素[N]原子を含む(置換)する事が原因》とされています。
地球上でダイヤモンドが生成される状況で一番多い要素で、鑑定書の4Cにおけるカラーグレードはこの黄色の濃淡を指して「D~Z」の値を決めています。世界中一律になるようにダイヤモンドを制御された照明下と精確な観察条件下で、マスターストーンと比較することにより人間の目で決定しています。ちなみにグレーダーとしてはマスターストーンの左右どちらに置くかで判断が変わるほどとてもシビアな作業なんですよ。
その中でも、カラーN以下でのベリーライト ブラウン(Very Light Brown)レベルやカラーS以下でのライト イエロー(Light Yellow)レベルは一般的にこの「D~Z」の値にて評価されますが、とても輝きの良いビビットなダイヤモンドもあり、それにはファンシー(Fancy)と付けて「ファンシーライトイエロー」や「ファンシーライトブラウニッシュイエロー」などのように別ランクの評価で流通するので高価な品質も存在します。
評価の順番は薄い色から[ファンシーライト(Fancy Light)]→[ファンシー(Fancy)]→[ファンシーディープ(Fancy Deep)]→[ファンシーインテンス(Fancy Intense)]→[ファンシービビット(Fancy Vivid)]のようになります。名称としてはかなり綺麗なものを「カナリーダイヤモンド」称して素晴らしい輝きを持ったイエローダイヤと表現もしています。ここには研磨技術の賜物でもありますので、正に「ダイヤモンドはカットで変わる」証でもありますね。
ファンシーイエローは南アフリカの特にケープ州から産出が多いため「ケープ」と呼ばれることもあります。

【ブラウンダイヤモンド】
◎《イエローダイヤのように窒素[N]原子を含む(置換)する事やその他の条件で結晶格子の歪みによってという事が原因》とされています。
比較的安価な印象はカラーN以下でベリーライト ブラウン(Very Light Brown)以下レベルと言われるように「D~Z」での値基準から評価される事からで、色が濃く見えるカラーダイヤの場合に[ファンシーディープ(Fancy Deep)]というより[ファンシーブラウニッシュ(Fancy Brownish)]と鑑定が多くなされるように「人間の目で見たときグレー(グレイッシュ)で濃くなるというよりブラウン(ブラウニッシュ)で濃くなる印象だから」です。
しかしながらさすがダイヤモンド!、ブラウンにも素晴らしいカラーイメージの品質は存在していて、最高級の色合いのブラウンダイヤは別名「コニャックダイヤ」と称賛してセールスされています。その他の別名として「コニャックダイヤモンド」・「シャンパンダイヤモンド」という名称も使われています。

【オレンジダイヤモンド】
◎《イエローダイヤ~ブラウンダイヤのように窒素[N]原子を含む(置換)する事やピンクに起こる結晶構造の歪みなどによる様々な要素が原因》と推測されますがまだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
オレンジとなると非常に稀少になります。条件がかなり揃った数%可能性であるからでしょう。更にビビットで鮮明なオレンジ色のダイヤモンドには「パンプキンダイヤモンド」といった特別な呼び名で称されるものもあります。イエロー~ブラウン系の要素と近い色合いなのでブラウンの時と同じく「コニャックダイヤモンド」・「シャンパンダイヤモンド」という呼び方や「ダージリンダイヤモンド」・「マンダリンダイヤモンド」といった身近な美しい飲み物などに例えて呼ばれることもあります。

【ピンクダイヤモンド】
◎《結晶格子の歪みによってと結晶格子中に窒素[N]原子が取り込まれたその隣接する炭素[C]原子が欠陥するという空孔が起因する事が原因》とされています。
1カラット以上の大粒の天然ピンクダイヤモンドは世界で年間数十個程、2~3カラットクラスになると数個しか採掘されないそうです。小粒(メレー)ダイヤは日本でブライダルジュエリーなどの需要に人気があるので品薄感と高騰状況は少しずつですが否めない状態です。産地でとても有名なの場所がオーストラリア・西オーストラリア州キンバリー(Kimberley)地域東部に位置する世界最大のダイヤモンド鉱山『アーガイル(Argyle)鉱山』で、この場所の色の原因は窒素[N]に起因するものではなく、一般的には地中で熱や外的圧力によりダイヤモンドの結晶構造に歪み(滑り)が生じたものとが多いそうです。

【レッドダイヤモンド】
◎《ピンクダイヤモンドと同じく結晶格子中に窒素[N]原子が取り込まれたその隣接する炭素[C]原子が欠陥するという空孔が起因する事が原因》とされています。
解りにくいのですがピンクが濃くなって「レッド」と評価される珍しいカラーで、レッドそのものの色になる要素が存在しているという理由ではないのが不思議なところです。GIAの評価基準ではファンシー(Fancy)と付くランクも存在していて更に評価が高いのですが、ノーマルなレッドダイヤモンドでも米粒ぐらいの大きさのマーキースで高級車ぐらいの値段が付いているのを見たことがあります。比較基準がないので流通次第で相場が全く違います。このようにレアな宝石こそ販売において知識と経験に何より信用が重要なことが証明されるように思いますので、日々仕入れ業界の情報など入手し続けたいと思います。

【ブルーダイヤモンド】
◎《炭素[C]原子1億個の中に5個程の硼(ホウ)素[B]原子が含まれる(置換する)事が原因》とされています。
レッドダイヤモンドと同様にブルーダイヤモンドもかなりレアな宝石ですから小さくても高級車ぐらいの値段が付いて売買されることもあります。その為、レッドもブルーも人工的に作られたトリートメントダイヤモンドがありますので注意しましょう。
分析の結果で硼(ホウ)素[B]原子が含まれる(置換する)事が原因とまでは解っているのですが、マントルからの生成過程で硼(ホウ)素[B]原子がどのタイミングでどのような地層構造や圧力などで含まれたかは定かになっていません。ただ、インドの特定地域での産出が多いことから将来研究結果が出る日も近いかもしれません。
天然の検査基準の中には先ずI型とII型の両方に存在はしますが、I型には水素[H]が多く含まれる特徴が主にありグレーブルー~バイオレット辺りの色味を持っています。更にもう一つのI型には自然界にある放射線の照射を受けたことによるとされる物があり、その色調は淡いアイスブルー~ブルー~グリーンブルーのものとされています。そしてII型の方には含有する極微量の硼(ホウ)素[B]が結晶に電導性を与えることで電導性が認められるというのが明確な特徴です。極微量という事で淡いブルーなことが多いですが濃いものも存在しています。(II型の場合、IIa型は不純元素を含まない方でカラーレスですから全てIIb型となります。)

【バイオレットダイヤモンド】
◎《ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドになるような様々な要素が原因》と推測されますがまだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
バイオレットと言いますと「青紫」になりますね、こちらもかなり希少です。ブルーダイヤモンドがグレイッシュやブラウニッシュと混ざって見えるようにも感じ難しい鑑定となると思います。という事でイエローやブラウンになる要素も含まれそうですが明確には結果が出ていないようです。今後もリサーチして解り次第掲載したいと思います。

【パープルダイヤモンド】
◎《ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドになるような様々な要素が原因》と推測されますがまだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
パープルと言いますと「赤紫」になりますね、こちらもかなり希少です。ピンクダイヤモンドがグレイッシュやブラウニッシュと混ざって見えるようにも感じ難しい鑑定となると思います。という事でイエローやブラウンになる要素も含まれそうですが明確には結果が出ていないようです。今後もリサーチして解り次第掲載したいと思います。

【グリーンダイヤモンド】
◎《放射線の照射を長期間あたえることで含まれた(置換した)窒素[N]原子2個に挟まれた炭素[C]原子が欠陥して空孔が出来る事が原因》とされています。
天然のグリーンダイヤモンドはレッドやブルーと同じくとても希少ですが、人工のものは「アップルグリーンダイヤモンド」というセールス名称で割と流通しています。蛍光性が非常に強いイエロー・グリーン~グリーン・イエローの色調で自然界においてここまでの放射線の照射を受けて産出したとするとインド共和国のアーンドラ・プラデーシュ州にあったコラール鉱山やブラジル産など目立つ地域からの産出で大きければ話題になりますから、普段お店などで見かけたとしたらよほどの作品以外は人為的なトリートメントダイヤモンドと思います。ただ鑑定機関としてはそのような憶測で判断する訳にはいきませんので、実際のところ色の起源を「天然」か「人為的」なものかの判定が、GIAでは30%位は色の起源が[判定不能]ということで鑑定できないと記載されるかと思います(鑑定書備考欄に「色の変化を目的とした高温高圧プロセスが行われています。」など)。無色の一般的なダイヤモンドに別の色の物質を蒸着するだけのコーティング処理によるすごい安価な処理石もあるようです。
黄色味に少し緑色っぽいぐらいではイエローダイヤモンドですしだだ少し珍しい蛍光色の事もありますので気を付けて調べてくださいね。

【カメレオンダイヤモンド】
◎《変色の科学的なメカニズムはまだまだ未解明である部分が多いのですが、唯一解っていることは水素[H]を多く含むという特徴です。》まだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
基本定義として「ある期間を暗所に保管した後に見えるカラーと、緩やかに加熱[200℃~300℃程度]によって数秒から数分でも別のカラーに変色するダイヤモンドのこと」となっています。他にカラーチェンジする宝石としてはアレキサンドライト効果などが有名ですが、この場合は光の波長によっての変色ですからジュエリーの作品になっていても確認できますが、カメレオンダイヤモンドの場合には加熱が必要のことが多い為に裸石(ルース)の状態で金属製のスプーンに乗せながらアルコールランプやライターなどで徐々に加熱するなどの作業が必要となります。変色の度合いも差があるので、暗所に保管してカラーチェックしてから明るい部屋へ行った場合に変色が観察される上質なものもありますがさらにレアケースです。実物を見ると基本は常温でオリーブグリーン~グリーングレー系~ややブラウンの色をしていて、加熱後は淡いレモン色~オレンジイエローの色調という表現が一番的確なイメージです。それが稀に逆になると「リバース・カメレオンダイヤモンド」と表現するそうです。
カメレオンダイヤモンドという名前は呼称ですので、鑑定書には備考に「~通称カメレオンと呼ばれています。」というような記載になります。

【バイカラーダイヤモンド】
◎《変色の科学的なメカニズムはまだまだ未解明である部分が多い特徴》まだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
ダイヤモンドの双晶などによって面がはっきり分かれてカラーが二色になっているような感じかも微妙な見解で、トルマリンのバイカラーのようにカラーが切り替わる境界はややグラデーションしたりしています。ものによってはカッティングで色の集積があるようにも見えますが実際詳しい情報が解りましたらまた記載したいと思います。
透明とイエロー・透明とブラウン・透明とその他のカラーといったように[透明+カラー]という条件が多いと思います。このタイプもかなり珍しいです。

【ブラックダイヤモンド】
◎《その他のカラーのような微量元素の置換などではなく、鉱物(グラファイトや鉄鉱石)などのインクルージョンが多く含有することで色が黒く見える事が原因》とされています。
天然のブラックダイヤモンドはこのような条件で、名称のイメージだとカーボンと言われるような内包物が含まれるという事になります。
そんな天然(ナチュラル)のブラックダイヤモンドは実は希少で、現在一般的に流通しているほとんどはトリートメントのブラックダイヤモンドになります。処理方法としても一般的な「加熱」「放射線照射」「イオン注入」などで施しているそうです。

【グレーダイヤモンド】
◎《ブラックと違って水素[H]が関与して色が見えると思われていますが、水素[H]原子はどのように結晶格子中に含まれるかなどは解明されていない特徴》まだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
という事で生成過程で結晶格子中に異種元素が含まれてや結晶構造に歪みが生じてといった条件でグレーになっていることを考えると、れっきとした[カラー]と表現して高価に売買されても良いように思いますが、グレーのイメージもあるのでしょうが価値を低く見られるのが一般的です。
別の視点から見ると光の吸収が全くないものが無色透明で全て吸収すると真っ黒になるという事はカラー全般をやや吸収するということで、イエローダイヤモンドでの「D~Z」の値基準に近い考え方となっています。
しかしながら近年、ホワイトやグレーでも希少価値のあるやや高騰しつつあるダイヤモンドも出てきているそうです。

【ホワイトダイヤモンド】
◎《ホワイト色としての科学的なメカニズムはまだまだ未解明である部分が多い特徴》まだ科学的証明は神秘的で未開な状況。
ホワイトダイヤモンドという呼び名を透明のダイヤモンドに使用している業者もいるので紛らわしいですが、ホワイトカラーのミルキーな乳白色になるダイヤモンドは存在しています。どこからが[D]カラーのより白色が強いものと位置付けするか難しいガイドラインのダイヤモンドもあると思われますが、明らかに白色と言えるものから雲のように曇っているようなイメージの物もありますので判断が難しいです。更に一般的に蛍光性の強いダイヤモンドには「オイリー」と呼ばれる油膜が張ったように白っぽく曇って見える物もありましてますます判断が難解です。
「ファンシーホワイトダイヤモンド」となるものはとても綺麗な光彩を放つことがありますから、やはり白色に色付いた天然(ナチュラル)ホワイトダイヤモンドの要因がカラーと判断したいので、今後の研究結果が発表されましたら解り次第掲載したいと思います。
近年、ホワイトやグレーでも希少価値のあるやや高騰しつつあるダイヤモンドも出てきているそうです。
(※ちなみに「オパールダイヤモンド」と言われる遊色効果を持つ乳白色のダイヤモンドがあるという文献を見たことがありますが、発光や煌き(シンチレーション)による虹色との違いが掲載画像で判断しかねましたので詳細が解り次第こちらも掲載したいと思います。)


産出国はナチュラルカラーダイヤモンドと通常の透明なダイヤモンドと産出量順番は変わってくるかと思いますが、オーストラリア・ロシア・ブラジル・インド・タンザニア・ザイール・アンゴラ・南アフリカ・カナダなどと目立った国は同じです。


【ダイヤモンドのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone04_dia.html#diamond


【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone04_dia.html#jewelrywords


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2017/04/25
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ヴァンモアが贈る究極の豆知識 テーマ
『ダイヤモンドの色、それは大海の一滴のような』

ダイヤモンドと言えば透明な輝きの素晴らしさを連想しますが、パレットに彩る基本のカラーにある8色のほぼ全てとブラック&ホワイトまで存在しています。その色は炭素[C]の結合体であるはずのダイヤモンドにおいていったい何の色なのでしょうか?。宝飾人ならではの疑問を少し紹介したいと思います。
先ず、「約1カラットのダイヤモンドには炭素[C]原子をいったい何個含むのか?」考えたことありますか?。
そこでの計算式は、ダイヤモンドの原子量が12という事から1molと呼ばれる単位質量は12gとなり、1ct(カラット)=0.2gとなりますのでmol数は0.2÷12=1/60(mol)と先ず導き出します。そこでアボガドロの法則より1molに含まれる粒子の個数は6.0×10^23(個)ですので、求める炭素[C]原子の個数は6.0×10^23×1/60=1.0×10^22(個)となります。[0]が22個→10000000000000000000000個。([約]省略)
日本人馴染みの数字名称では、一(いち)・十(じゅう)・百(ひゃく)・千(せん)・万(まん)・億(おく)・兆(ちょう)・京(けい)・垓(がい)・(し)・穰(じょう)・溝(こう)・澗(かん)・正(せい)・載(さい)・極(ごく)・・・と続きますので、『100垓(がい)個』となりますね。もうただ多いと表現したいところですが話を戻して、この炭素[C]原子が100万個程に対して10数個~5500数個(10ppm~5500ppm)の割合(0.00001~0.001ctのダイヤモンド中にある炭素[C]原子が1個)でダイヤモンドの結晶格子に別の原子が含まれる(置換※a)ことにより色付くと覚えてください(特にカラーで多い黄色になる窒素[N]原子でのイエローダイヤを例として)。自然界でマントルから形成されるダイヤモンド鉱石としての誕生時間は、一番古いもので【45億年】~新しいものでも【1.5億年前】ととてつもなく長い年月の最中で取り込まれることでダイヤモンドの色が変わるというものすごい物語です。
そこでまた計算しますと約1カラットのダイヤモンドでは100垓個に100万個程に対して数十個~数千個の割合という事から『10京~1000京個の炭素[C]原子が異種原子』という事になりますね。これを「大海の一滴」と表しながらこの一滴が少なからずの量であって、それはかなり色への影響力があるというスケールを文章だけですが感じて頂けたなら嬉しく思います。


[※a詳細としましてはダイヤモンドの結晶構造が1個の炭素[C]原子を中心に4個の炭素[C]原子を正四面体の頂点にくるように配置した単位の繰り返しによって結晶が形成されていて、それは各炭素[C]原子がそれぞれ4本の結合の「手」を使って隣の炭素[C]原子と結合しているという説明が一番解りやすいと思います(その為ダイヤモンドの原石表面にはよく「トライゴン」と呼ばれる逆三角マークが見られます)。この結びつきの均一性が素晴らしい事で硬度を得ていて(現在はさらに強固な結びつきによる[ウルツァイト窒化ホウ素][ロンズデーライト]がさらに硬いとされています。)、尚且つ炭素[C]原子が正確に配列した結晶においては白色光線を構成する一部の波長(色)だけが吸収されることが無いので無色透明となります。そこに不純物として窒素[N]、水素[H]、硼(ホウ)素[B]等の元素が結晶格子に入り込んだり、結晶格子中に炭素[C]原子の抜けた孔(空孔)を残していたり、結晶格子が外的圧力で歪んでいることでダイヤモンドに色がついて見えるのですが、間違えやすいのはその元素の色のように感じますが、どちらかというとこれらの欠陥が結晶格子中に存在すると白色光のうち特定の波長をもった光だけが結晶を通過して私たちの目に届くため、その結果で色が付いて見えるという現象です。例として、イエローカラーになる要素である窒素[N]の場合、窒素[N]原子はダイヤモンドの結晶格子の中で一部の炭素[C]原子と置換する事で起こりますが、その際に窒素[N]原子は結合の「手」を5本持っていまして炭素[C]原子と置き換わると1本余ってしまう事になります。この欠陥が青から紫外部の光のエネルギーを吸収して、その結果ダイヤモンドがイエローに見えるという事になります。(イエローカラーに代表されるのはI型ダイヤモンド※bとなります。)]
[※bダイヤモンドには大きく分けて2つのタイプがありI型とII型で分類されています。天然で産するダイヤモンドの97%はI型と呼ばれています。
ダイヤモンドのタイプ
Ia型:不純元素として窒素[N]が入り、2個以上の窒素[N]原子が集合体を作っているもの。無色から黄色系(ケープ系)の大抵の天然ダイヤモンドがこのタイプに属します。合成ダイヤモンドのない唯一のタイプです。
Ib型:不純元素として窒素[N]が入り、単原子の状態で窒素[N]原子が存在しているもの。ファンシーインテンス・イエローなどの濃い黄色系のダイヤモンドを生み出します。合成イエローダイヤモンドの大部分はこのタイプで、放射線処理でピンクからレッドの合成ダイヤモンドも作られています。
IIa型:窒素[N]や硼(ホウ)素[B]などの不純元素を含まないため、カラーレスのダイヤモンドです。カラレスの合成ダイヤモンドはこのタイプに属し、天然ダイヤモンドなら希少性が高いタイプです。
IIb型:不純元素として硼(ホウ)素[B]を含むため、ファンシーブルーを生むタイプです。ブルーの合成ダイヤモンドもこのタイプに属し、天然なら希少性が非常に高いタイプです。]【参考文献:提携先[株式会社 中央宝石研究所]http://www.cgl.co.jp/latest_jewel/gemmy/154/86.html
[※c「自然または人工の放射線」としては完全に色みを人工的につけたダイヤモンドを「トリートメントダイヤモンド」としていて、完全な天然の環境で色がついた物は「ナチュラル(カラー)ダイヤモンド」となりますが、自然放射線によるカラーがあるとされる特にグリーンは放射性に起因する事が要素の為に判断が難しく、判定不能とされる事が多くあります。]

《現在解っているダイヤモンドが色付く原因項目》
・地球の中心マントルからの生成過程で炭素[C]原子の結晶格子に別の原子が含まれる(置換する)こと。
・地球の中心マントルからの生成過程で結晶格子中に炭素[C]原子の抜けた孔(空孔)を残していたりすること。
・自然または人工の放射線※cの照射などによる結晶構造の変化(歪み)によること。
※科学的証明は神秘的で未開な状況。

窒素[N]や硼(ホウ)素[B]もマントル中では炭素[C]原子に比べて微量な元素ですので、色付くのはマントル中の極めて稀である元素を取り込んで来たことによる事から、その希少性は更に増すので必然的に高価となります。しかしながら置換して色付くタイプのカラーでは比較的に少量の窒素[N]原子によって成るイエローは比較的に産出量が多くなるのはこちらも必然の為、透明ダイヤモンドよりも量が多くなる事から鑑定カラー「D~Z」の値に示されるイエロークラスは安価になって行きます。

では次に、カラー名称に対して内部要素が炭素[C]原子とどのような関係で起きるかや放射線などによる外部要素からの原因を、一般的なカラーの順に出来るだけまとめてみます。

続き>>
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2017/04/25
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ヴァンモアが贈る究極の豆知識 今回のテーマ
『 [クォーツ] ≧ [水晶] = [クリスタル] ≠ [ガラス] ⊇ [クリスタルガラス]... の訳 』

宝石学、鉱物学、はたまた英語学者や数学者といった様々な方々より異論があるかと思いますが、今回はこのようなテーマに表現してみた理由をチョットした豆知識感覚でまとめてみました。

始めにクォーツと水晶って違うの?という疑問ですが、【クォーツ】というと「珪素と酸素だけで形成した鉱物」となりまして和名は「石英(せきえい)」です。その為、クォーツでよくイメージされる透明な結晶体(水晶とお店で言われるもの)と石英と聞いて鉱物の愛好家が連想し呼んでいる不透明から半透明の石(瑪瑙(めのう)など)となんとなく分けて認識していますが実は同じです。
クォーツとはこのように広い意味での鉱物を指していますので、ヴァンモアが今まで取り扱ってきた他のいろいろな宝石もこの分類に当てはまります。そこで、少し解りやすいGIA(米国宝石学会)関係記載を基に仕訳してみます。

《クォーツグループ(石英族)分類》
〈水晶(すいしょう)種〉
水晶(ロック・クリスタル)
紫水晶(アメジスト)
黄水晶(シトリン)
茶水晶(スモーキークォーツ)
針入水晶(ルチル・クォーツ)
※〔特徴〕透明度のある結晶で原石は結晶の形が確認できる事が多い。

〈石英(せきえい)種〉
紅石英(ローズクォーツ)
紫石英(アメシストクォーツ)
黄石英(イエロークォーツ)
※〔特徴〕透明度がやや低く不透明から半透明で結晶の形が不均等で見えにくい。

〈玉髄(ぎょくずい)種〉
玉髄(カルセドニー)
瑪瑙(アゲート)
紅玉髄(カーネリアン)
緑玉髄(クリソプレーズ)
赤縞瑪瑙(サードオニキス)
※〔特徴〕不透明から半透明で極微細な結晶の粒が集合した微晶質あるいは潜晶質。

〈その他〉
ジャスパーやオパールなど。

どうでしょうか、なんとなくご理解頂けたと思います。
日本ではクォーツという名称も水晶という名称も独立してとても有名なので誤解しがちですが、国外においてはクォーツ(Quartz)と水晶(Crystal)としてしっかり理解して分けられているようです。


では次に水晶とクリスタルって違うの?という疑問ですが、水晶を英語に訳すとCrystal(クリスタル)ですから実質はもちろん同じです。その同じはずのクリスタルという名称はまた違った派生をしていくのですが、先に水晶についてのイメージと実態をまとめてみますと、一番思い浮かぶのが【水晶原石】と【水晶玉(すいしょうだま)】ではないでしょうか。
水晶原石は三方晶系と六方晶系の構造を正に表現する六角柱状の綺麗な自形結晶のものをよく見ると思います。そして大きさも様々なので、有名なあの占いのお店などでよく目にする水晶玉は研磨技術も含めて一体どのぐらいの金額なのだろう!?と一度は考えたことはありませんか?当社メンバーでも知っているものですと2007年01月24~27日東京ビッグサイトで開催された「国際宝飾展」に出品されたもので〔重量29kg・直径28cm〕で当時価格が約5億円でした!ビックリしてから次に疑念として「天然かな?」と思いましたら[ネパールで採掘された450kgの原石から加工されたもの]記載があってさらに驚きました。ちなみに世界最大とされる無色透明な水晶(玉)球は〔重量48.5kg・直径32.7cm〕!!アメリカの国立自然史博物館所蔵とのことです。
そこでふと、先ほども疑念を持ったように天然と模造品が存在しています。ですのでいくらぐらいという価格はとても幅広く、このように何億円もするものから数千万、さながら数万円から数千円以下まで市場に出回っています。また安いから模造品・高いから天然というガイドラインもとても不確かで一概に言えないのが水晶玉という商品ですね。
見分け方としては模造品の製法として「練り」と言われる溶錬水晶(石英ガラス)が市販されている物で一般的かと思いますが、それと天然水晶を見比べる際に一番は成長構造でしょうね。水晶の粉末を溶かして作る溶錬水晶には結晶体が無くて天然水晶には結晶体があります。他の宝石のように内包物(インクルージョン)などで判別したいところですが、何もないとても透き通った商品が多いので判別方法としては先ず屈折率が違ってきますので、線や文字を水晶を通して見たとき二重(ダブリング)に見える時があったら天然、見えない時は溶錬です。しかしながら水晶玉ですからいろいろな方向と角度で見て慎重に探さないといけないので中々一瞬では判別しにくく、成長構造のお蔭で手で握ると天然の方が熱伝導率が高いので温かくなるのが早いのですが、これも同じ大きさの溶錬のものを握った経験が無いと難しいです。天然の方が比重も少し重いのですがこれもまた比較経験が必要ですね。偏光板(光の波長を縦と横で通る方向で分けるもの)が二枚あると波紋のような虹色の干渉色が十字にぼんやり見え続けるものは溶錬で、一定の角度のみはっきり綺麗に見えるのもは天然と先ほどのダブリングの状況と同じで確認できるのですが偏光板を持っていたら・・・となりますので、やはり一番は専門家のいる宝石店または鑑定・鑑別機関にご相談された方が良いと思います。そんな専門家の私達でも実際は破壊検査でもしないと確定できないような事もあるとても難しい鑑定となります。


少し話がそれた気もしますが、次のクリスタルとガラスって違うの?という疑問ですが、前述したクリスタルという名称の派生が起因して様々に問題となってしまっている理由の一つが商業的に「クリスタルガラスを省略してクリスタルと呼ぶこと」ですね、英語のCrystal(クリスタル)が水晶という意味なのですから国際的には恥ずかしい表現なのですが。
少しガラスも理解しておくと、[ソーダガラス]というよく窓に使う板ガラスがあり、断面が緑色の理由は材料のシリカ以外の不純物の中に数%の酸化化合物[鉄](Fe2O3)が含まれることで目に見えます。
シリカ(Silica)とは『二酸化ケイ素(SiO2)、または二酸化ケイ素によって構成される物質の総称。』となっていてガラスの原料のイメージですね。クォーツの鉱物組成も(SiO2)ですから、100%シリカのガラスを[石英ガラス]や[シリカガラス]などと言ったり、単に[シリカ]と呼ぶこともあるのはここまで記事を読んだ方にはなんとなくお解りになる事でしょう。特徴として金属の不純物がかなり少ないので想定では数km先でも無色透明と言われ、耐熱性もソーダガラスが約80℃に対してシリカガラスは約1000℃と非常に高温まで耐えられる事があげられます。
その他に熱膨張率が小さく耐熱性がある[ホウケイ酸ガラス]という食器によく使用される素材もあります。

そして、本題のクリスタルガラスは酸化化合物[鉛](PbO)を含んだ「鉛ガラス」のことです。鉛が原則24%以上入るものをそう呼ぶそうですが、この含有率が上がるほど屈折率が上がり煌くのに対して硬度が低下していきます。[クリスタルガラス]という名称は屈折率の高いガラス製品のことも言います。

そこで宝石学の中では無色透明な水晶をロック・クリスタル(Rock crystal)と表現するに至るのですが、この混同しがちな状況から「クリスタルはガラスの意味で使っているから水晶のことはロッククリスタル」というようにとらえられたり、「水晶の中でも無色透明なものをロッククリスタルと言って、透明度低いものをクォーツ」と表現されたりしているそうですが、この様なやや曖昧な表現になっていった理由として宝石学と英語学の見解の違いがあると考えられます。
それは、
・水晶を英語表記したCrystal(クリスタル)はクリスタルを英語の邦訳になった時「結晶」となっている事で、クリスタルをガラスと表現してしまうと[ガラスは【非晶質(非結晶)】]ですから大きく異なっている事。
・水晶は昔、溶けない氷だと思われてCrystal(クリスタル)というギリシャ語の「氷」・「透明な水」を表すクリスタロスが由来の名称が付いたとされている事。
というように解釈の行き違いが生じているのではないでしょうか。
昨今、このような見識のズレからか市場にて透明度がとても高い水晶をロッククリスタルと呼んでいると表現しているそうですが、これは英語解釈で[透明度のない水晶=Quartz(クォーツ)][透明度のある水晶=Rock crystal(ロック・クリスタル)]とあることからセールストークの名称にピックアップされたような時代の流れと感じています。宝石としては最初に記述したようにクォーツは石英族のグループ全体を指していて、ロック・クリスタルはこのグループの中の水晶で特に無色透明なものという位置付け、大きく解釈は間違っていませんがクォーツとロック・クリスタルは別と表現されると誤解になります。それでは問題『クォーツの中でも透明なものがクリスタルと呼ばれる。』なんて表現してしまうと?? 『正解!?』・・・もう詳細説明にかなりの解説が必要になりますね。


例として、[ガラス/クリスタル/クリスタルガラス]でジュエリーというと有名な「スワロフスキー(SWAROVSKI)」の商品を簡単に説明すると、『高級なガラスを独自製法で生み出し、手間と技術を要したカッティングで作品にしたオーストリアの会社製品』となりますでしょうか。


そして、ガラスとクリスタルガラスって違うの?という疑問は・・・もうお解りのように果てしなく続いて行く円周率のような疑問なのかもしれません。

世界中、言葉をもって会話する人にとって認識を共通に出来るのが知識であるのだから学び続けるのだろうと感じます。誤解もその人が話し伝承していく時に生まれる言葉なのでしょうね。


【産出国】
ブラジル・ドイツ・ハンガリー・インド・イラン・日本・マダガスカル・メキシコ・スリランカ・南アフリカ・スコットランド・スペイン・スイス・ウルグアイ・アメリカ・ロシア など

【鉱物組成】
SiO2

硬度 :7
比重 :2.64-2.69
結晶系:六方(三方)晶系


【クォーツのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/quartz.html#quartz

【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/quartz.html#jewelrywords


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2017/03/11
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ヴァンモアが贈る究極の豆知識 今回のテーマ
「魔法の宝石アレキサンドライト」

ジュエリーの制作やデザインの仕事をしている長い歴史の中で、この「アレキサンドライト」という宝石を語らない訳にはいかない!。そんな至極の逸品として正に『変色する宝石の王』とも、世界の五大宝石(貴石であるダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルドの四大宝石にプラス一大宝石として加えられて)に名前を連ねる中でも宝石愛好家が憧れとしてこよなく熱望し『ダイヤモンドを凌ぐほどの宝石の王様』と崇められ君臨していた時代が日本にもあった事には特別な理由があったと感じます。
その一つは【変色効果(カラーチェンジ)による自然から生み出された魔法の魅力】で、貴石を全て集めたジュエリー嗜好の高い方々のハートを射止めた時期がちょうど日本高度成長の絶頂期にあったからと思います。
この変色効果は照射される光源[光の波長(解りやすくは:蛍光灯と白熱灯)]によって変化するのですが、光学的な検知から説明すると、鉱物組成であるクリソベリル【BeAl2O4】にごく微量の鉄やクロムなどの不純物を含むことから生じます。
・青緑色系スペクトルの強い太陽光(または蛍光灯の明かり)の下では暗緑色を示す。
・橙赤色系スペクトルの強い蝋燭の明かり(または白熱灯の明かり)の下だと色が鮮やかな赤色に変わる。
という現象ですが、文章で少し解りやすく説明したいと思います。
よく馴染みのある光線の名前に「紫外線」と「赤外線」があります。どちらも目に見えない《不可視光線》で、その間に《可視光線》が虹色に紫・青・緑・黄・橙・赤 と存在する状況です。宝石の色もそのどの色が吸収されて見えず残りの色がどの程度見えるかで決まります。そこでアレキサンドライトはというと微量の不純物によって紫・黄を吸収して青・緑と橙・赤が目に見えてきます。通常ですとこれだけの全ての色がどれだけの光量混ざってどう見えるかになるのですが、アレキサンドライトは反射する光に青&緑色要素と橙&赤色要素の両方が平均的にあるため光源のスペクトルが青緑色系VS橙赤色系のどちらが強いかで変色するという事です。そうなんです、≪両方が平均的≫ということが重要なポイントなんですね。どうでしょう?解りますでしょうか。
太陽光と蝋燭の炎で表現出来る変化を楽しめる情景も、また情緒を感じて所有して試したくなる魅力の一つと言えるでしょう。
また、同じような効果としてカラーチェンジガーネットなども存在しますので、区別されて《アレキサンドライト効果》と呼ぶこともあります。

そして、もう一つは【硬度8.5とされながら優れた靭性による日常身に着ける安心感の或る硬さ】が、宝飾販売店やジュエリーデザイナーと制作の職人の中でも多彩なデザイン性を持たせる事につながり、若干硬度や処理の心配があるエメラルドよりアドバイザーの方々が興味を惹かれるようになったと思います。そこでモース硬度と靭性の解説ですが、確かにダイヤモンドは硬度10で一番硬い(現在は【ウルツァイト窒化ホウ素】が地球上で一番硬いそうですが...)のですが、実は劈開面があるので一定方向に衝撃を加えると割れます。職人の世界では定説なのですが、その劈開が無い事で得られる『靭性』の面ではダイヤモンドよりもルビー、サファイヤのコランダムやジェイダイト、ネフライトの翡翠と称される宝石の方が高く、アレキサンドライトもその上位に属しています。制作する上ではこの靭性の方が安心なこともあります。

更に、もう一つは【産出量が少なく大きいものあまり取れないという希少性】です。3カラット以上の宝物に出会う事はほぼ皆無で、尚且つ通称「ジェムクオリティ」と呼ばれる上級のカラーチェンジを見せるものも少ないというのが正にコレクターズアイテムとして扱われるのだと思います。仕入れなどの際、このジェムクオリティを見極めるのが難しく、光源条件を一定の認識で見なければいけないので各国で仕入れる際は自然光の状況が変わりますからお気を付け下さい。

このような一級宝石に相応しい要素を兼ね備えていることが、高級となる知名度に上り詰める結果につながったのは言うまでもない事と思いますね。

一般的な歴史の話は、1830年にロシア帝国ウラル山脈東側トコワヤのエメラルド鉱山で発見された為、発見時はエメラルドと思われていたそうですが、変色効果を確認したことで他の宝石には見られない性質のために別の宝石と判断されました。そこで付いた名称アレキサンドライト【alexandrite】(アレクサンドライトとも表記される)の由来は、珍しい宝石として当時のロシア皇帝ニコライ1世に献上された日が4月29日で皇太子アレクサンドル2世の12歳の誕生日だったという事からこの名前になったとまことしやかに言い伝えられているそうです。
1975年に人工合成石の製造に成功していますが、合成の需要があまり生まれなかった事と製造コストが高くなる製法でしたので市場にはあまり出回らなかったいう事ですが、店頭では数石見たことがあります。
鉱物としては、宝石のキャッツアイという呼び名で有名なクリソベリル(金緑石)の変種となりますので、この変色効果が少しでも見られなければアレキサンドライトとは認められないというのが鑑定の見解基準となります。
という事は、クリソベリルと同じ鉱物ですのでキャッツアイ効果(シャトヤンシー)で光の効果による猫の目のような模様が出る言わば『アレキサンドライトキャッツアイ』も存在します。

産地別の特性傾向を簡単にまとめますと、[ブラジル産]はミナスジェライス州がやはり有名な産地(他の宝石も産出する正に『宝石の鉱山』という州)で、変色がはっきりするものが多く色合いも綺麗でインクルージョンも比較的少なく透明度が高いと全てが最上級品質とされています。唯一、その品質のせいか大きい石の産出が少ないです。[スリランカ産]はラトナプラ地区が有名な産地です。黄色を少し含むために緑も薄く赤というより橙に近い変色にとどまりますが大きい石が取れるというのが特徴です。[ロシア産]は発祥の地でもありますので人気はあります。ウラル山脈付近の産出は緑色から赤色への変色バランスが良くこちらも上質なのですが、インクルージョンが多いという傾向があります。だだ現在は産出量がかなり少ないので幻と表現されることもあります。[タンザニア産]は他の宝石も同様に地質的にも変わった条件なのかアレキサンドライトキャッツアイが産出します。加えて少量ですがかなり良質な物も採れます。鉱山はマニャラ湖の西岸が有名です。[マダガスカル産]は現地が現在かなり色々な場所で様々な宝石の産出が進んでいて、良質なものも産出しているそうですが、採掘され始めたのが最近で当社も情報不足の為にはっきりとした実質量などは伺えていない状況です。まだまだ今後もリサーチが必要な宝石ですので、しっかり勉強していきたいと思います。

【産出国】
主要産地国 ブラジル・スリランカ・ロシア・インド・タンザニア・マダガスカルなど

【鉱物組成】
BeAl2O4

硬度 :8.5
比重 :3.71-3.75
結晶系:斜方晶系

【アレキサンドライトのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/alexandrite.html#alexandrite

【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/alexandrite.html#jewelrywords

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2017/02/14
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ガーネットは色によってとても細分化された名称がついている宝石で、個々に名前がメジャーです。ここでは先ず特によく聞く名称の紹介をカラースケールの範囲でより詳しく説明したいと思います。
【アルマンダイト(アルマンディン) ガーネット】レディッシュ オレンジ~レッド、スライトリー パープリッシュ レッド~レディッシュ パープル。

【アンドラダイト ガーネット】イエロー、グリーン、ブラウン、ブラック。
そしてこちらの中の変種として
【デマントイド ガーネット】透明のライト グリーン~ダーク グリーン~イエロー グリーン。
※[透明]以外は違いますので注意!

【グロシュラライト(グロッシュラー) ガーネット】ライト グリーン~ダーク グリーン、ライト イエロー~ダーク イエロー~レディッシュ オレンジ、無色。
そしてこちらの中の変種として
【ヘソナイト】イエロー オレンジ~レディッシュ オレンジ。エソナイトあるいはシナモン ストーンとも呼ばれる。

【サボライト(ツァボライト)】強いグリーン~イエロイッシュ グリーン。

【ハイドログロシュラー ガーネット】半透明~不透明。グリーン~ブルーイッシュ グリーン、ピンク、ホワイト、グレー。

【パイロープ ガーネット】ミディアム~ダーク レディッシュ オレンジ、レッド~スライトリー パープリッシュ レッド、無色(稀)。

【ロードライト ガーネット】ライト~ダーク パープリッシュ レッド~レディッシュ パープル。

【スペサタイト(スペサルティン) ガーネット】イエロイッシュ オレンジ~レディッシュ オレンジ。

【ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)】通常無色~ライト ブラウンまたはイエロー。少量のオレンジとブルーも混じる。

【イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)】通常無色。グリーン、ブルー、ピンク、レッド、オレンジ、イエロー、パープルを示すこともある。

このように『色(カラー)』で大きく区別されているのですが、実は驚くことに数種類の鉱物組成が混ざっています。つまり「結晶構造は同じなのですが、鉱物上(化学組成)は同一ではない」という何とも不思議な宝石名称が「ガーネット」なのです。透明が主で有名な宝石の中では異例の存在とも感じます。

別名「ざくろ石」と呼ばれていることは知る人の知っている呼び名ですが、果実のざくろは[丸い実]でガーネットの原石は角々した面のある実のような状態です。そのつぶつぶした結晶が母岩に付いている様を色味も含めて似ていることからそう呼ばれています。パイロープ ガーネット辺りの色合いでコロコロとした角を研磨した粒状の宝石の数々を見ると正にざくろの実に見えて、この様子も名称の伝承に一役買っているようです。更に付け加えるとガーネット自体の語源もラテン語で「種子」を意味する「granatus」ですので古くからそのイメージなんですね。

ジュエリー職人としては「金剛砂」がガーネットでツヤ消し加工に使用していましたよね。さすがに現在のクリエーターはサンドブラスターをお持ちでしょうから粉末はガラスビーズやクォーツでエアコンプレッサーによって吹き付けていることでしょうが、昔はバケツに漏斗ですくって上から落としあてるという原始的なやり方でした。現在もこの硬度があることから紙やすり(サンドペーパー)などの研磨剤に利用されています。

歴史の中では産地で有名なチェコのボヘミア地方があり、青銅器時代から首飾りなどの装飾品に使われていて西洋ヨーロッパの各国に広がっていたようです。その後、産業革命時代に上流階級の人々しか所有出来なかった宝飾品を中流階級の社会まで浸透していった時、特に需要が高くなりヨーロッパ全土で[ボヘミアン ガーネット]が流行して産地が枯渇いていき品薄になり、そしてまた価格が上がるという事があったようです。現代に「アンティーク ジュエリーと言えばガーネット」という印象はこの時代の作品からと思われます。そして、本物のガーネットの代替品としてガラス製造も栄えたことから今も「ボヘミアンガラス」として認知されているとのことです。

宝石鑑定士として悩ませるものには「カラーチェンジガーネット」があります。この変色効果があの高額宝石アレキサンドライトに非常に似た様子を表す為、所見では答えにくいことが往々にしてあります。そしてお客様も「親からアレキサンドライトと言われた。」と引き継いでいて、当店で鑑定して「ガーネット」ですというと「偽物?」と言われてしまいます。確かにアレキサンドライトと言われて同等の金額で購入されていたら騙されたとなりますが、カラーチェンジガーネットは偽物という表現も出来ず店頭では困ることがある宝石です。スリランカ産のものが既に鉱山が閉鎖されていて、現在は産出されていない事でマダガスカル産の良質なカラーチェンジガーネットよりスリランカ産の方がコレクター価格での高額取引がなされる貴重な宝石であるのは確かなのですがね。

そしてまた個人的な嗜好の話ですが、コレクションとしても宝石の純粋で魅惑的な色としても「マンダリン ガーネット」と「デマントイド ガーネット」のことをちょっと付け加えて紹介したいと思います。
マンダリン ガーネットは個人的な主観もありますが、数々ある宝石の色の中で[オレンジ色]というのが一番希少な印象を持っています。ファイヤーオパールやオレンジサファイヤなどそれはそれとしてあるのですが、このマンダリンガーネットが躊躇なく綺麗なんです。ジュエリー作品を制作したくなる「デザインしたくなる宝石!」というのがこの宝石です。見る機会のある方には是非お勧めの一石です。
そしてデマントイド ガーネットは正にコレクターアイテムですね。ご存知の方には極みな話で一般的な記事となりますが、上記のカラー分類からしてアンドラダイト ガーネットの変種という扱いのため、そのカラーだけではサボライト(ツァボライト)との差異があまり無いので厄介な宝石でもあります。但し、鑑定機関の検知に出せばアンドラダイトとグロシュラライトのグループの違いから明確に区別出来ています。「ガーネットなのにこんなに高価なの!?」という希少石です。ダイアモンドのような輝きを持つことから1878年「デマントイド(demantoid)」と命名されたそうです。ロシアのウラル山脈ではじめて発見されクロム分を含むのが特徴、ダイアモンドよりも光の分散(拡散)が高いというのが素晴らしい光沢の秘密です。そしてそして!一番の内容は通称「ホーステイル(ホーステール)《馬の尾》」と呼ばれる繊維状結晶のインクルージョン(内包物)を持つという特徴ですよね。GIAの鑑定士を目指して勉強中、その文献資料や写真は何度も見たのですが、実際の仕入れ現場では数回見たことがあるのみで、しかも馬の尾のように綺麗に棚引いているような状態が見えるものは本当に少ないです。過去の偉人職人方々が制作した高級ジュエリーの展覧会の作品の中に埋もれて入っていることもあります。是非、そんな知見から数々のジュエリー展覧会を楽しまれても良いかと思います。
現在はナミビア産のデマントイドも流通していますが、こちらはクロム含有量が少ないため淡い黄緑色になります。


【産出国】
主要産地国 
【アルマンダイト(アルマンディン) ガーネット】インド・スリランカ・マダガスカル・ブラジル・(グリーンランド・ケニヤ・パキスタン・タンザニア・アメリカ)
【アンドラダイト ガーネット】イタリア・スイス
【デマントイド ガーネット】イタリア・韓国・ソ連(ロシア)・ザイール
【グロシュラライト(グロッシュラー) ガーネット】スリランカ・ケニヤ・タンザニア・(ブラジル・カナダ・インド・アメリカ)
【ヘソナイト】スリランカ・ケニヤ・タンザニア・(ブラジル・カナダ・インド・アメリカ)
【サボライト(ツァボライト)】スリランカ・ケニヤ・タンザニア・(ブラジル・カナダ・インド・アメリカ)
【ハイドログロシュラー ガーネット】[グリーンとピンク]=南アフリカ・カナダ・アメリカ、[ホワイト]=ビルマ・中国
【パイロープ ガーネット】オーストラリア・チェコスロバキア・南ア連邦・アメリカ
【ロードライト ガーネット】スリランカ・タンザニア・ジンバブエ・(マダガスカル・アメリカ)
【スペサタイト(スペサルティン) ガーネット】ブラジル・スリランカ・(オーストラリア・ビルマ・インド・イスラエル・マダガスカル・アメリカ)
【ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)】※キュービックジルコニアが普及する前に一時出回った人造宝石
【イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)】※かつて高額だった人造宝石でキュービックジルコニア普及と共に需要が下がり価格も下がる。


【鉱物組成】
【アルマンダイト(アルマンディン) ガーネット】Fe3Al2(SiO4)3
【アンドラダイト ガーネット】Ca3Fe2(SiO4)3
【デマントイド ガーネット】Ca3Fe2(SiO4)3
【グロシュラライト(グロッシュラー) ガーネット】Ca3Al2(SiO4)3
【ヘソナイト】Ca3Al2(SiO4)3
【サボライト(ツァボライト)】Ca3Al2(SiO4)3
【ハイドログロシュラー ガーネット】Ca3Al2(SiO4)3-x(OH)4x
【パイロープ ガーネット】Mg3Al2(SiO4)3
【ロードライト ガーネット】((Mg,Fe)3Al2(SiO4)3)
【スペサタイト(スペサルティン) ガーネット】Mn3Al2(SiO4)3
【ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)】Gd3Ga5O12
【イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)】Y3Al5O12


硬度 :
【アルマンダイト(アルマンディン) ガーネット】:7~7.5
【アンドラダイト ガーネット】:6.5~7
【デマントイド ガーネット】:6.5~7
【グロシュラライト(グロッシュラー) ガーネット】:7~7.5
【ヘソナイト】:7~7.5
【サボライト(ツァボライト)】:7~7.5
【ハイドログロシュラー ガーネット】:7
【パイロープ ガーネット】:7~7.5
【ロードライト ガーネット】:7~7.5
【スペサタイト(スペサルティン) ガーネット】:7~7.5
【ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)】:6.5
【イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)】:8.25

比重 :
【アルマンダイト(アルマンディン) ガーネット】:3.93-4.30
【アンドラダイト ガーネット】:3.81-3.87
【デマントイド ガーネット】:3.81-3.87
【グロシュラライト(グロッシュラー) ガーネット】:3.57-3.73
【ヘソナイト】:3.57-3.73
【サボライト(ツァボライト)】:3.57-3.73
【ハイドログロシュラー ガーネット】:3.15-3.55
【パイロープ ガーネット】:3.62-3.87
【ロードライト ガーネット】:3.74-3.94
【スペサタイト(スペサルティン) ガーネット】:4.12-4.20
【ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)】:6.95-7.09
【イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)】:4.50-4.60


結晶系:等軸晶系

【ガーネットのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone.html#garnet

【宝石言葉】
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2017/01/17
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別名「瑠璃(るり)」・「ウルトラマリン」と呼ばれて、「青金石(せいきんせき)」と呼ぶ場合はラピスラズリの主成分である鉱物の部分を「ラズライト」とも呼ぶのですが、こちらは別の鉱物で「天藍石(てんらんせき)」の別名がラズライト(lazulite)となり、どちらの表記も紛らわしいとされています。
「ウルトラマリン」と呼ぶ場合に馴染み深いのは、美術大学受験の為に絵を描いていた時は「絵具:ウルトラマリン」の原料がラピス・ラズリの主成分ラズライトであることを知り、卒業して宝飾業界に入った時により感慨深く思った記憶があります。

そして「瑠璃(るり)」と表現しますと、当時工芸を専攻していたので伝統工芸に興味を持ち、数々の技法(象嵌や木目金、緑青の液に金属を安定して浸しつける煮色など)を試したりしていた頃、あまりにもその単純なはずの事が上手くいかず、そこで国宝とされ正倉院の宝物(現在約9000点とされています)の資料を眺めながら作品の素晴らしさに魅了されていた経験から、目にしてきた瑠璃を思い浮かべます。特に有名なのがガラスで2012年に正倉院の蔵出しとも言われる「正倉院展」に『瑠璃杯(るりのつき)』が18年ぶりに出品として話題になりました。少し話がそれましたがその宝物の中にはラピスラズリ(紺玉)を飾りつけた豪華な装身具「紺玉帯(こんぎょくおび)」があります。

そんな「正倉院展」について少し触れますと、1963年(昭和38)以降に空気調和装置を施した新しい宝庫に収納されることになり近代化したのですが、それ以前は作品の損傷を防ぐ為の「曝涼(ばくりょう) ※現在はこの名称も変わり「秋期定例開封」と改められたそうです。」と言われる虫干しのような作業というか行事があり、風通しをして虫干しをすることで多湿な日本の気候から守ってきた経緯から近代化した現在もその時期の10月下旬~11月上旬にかけて、奈良国立博物館で特別展「正倉院展」の開催が恒例となり古都の秋の年中行事の一つになっています。また話がそれましたが行ける方には是非お勧めです。

ここで工芸に話がそれたのですから絵画に話を移すとしたらやはり忘れてはいけないのが『フェルメール』ですよね。その呼称「フェルメール・ブルー」とされ天然ウルトラマリンを使用していた画家で最も有名です。「真珠の耳飾りの女」の少女がしていた青いターバンや、「牛乳を注ぐ女」の青いスカートは正にその「ラピスラズリ・カラー」です。
日本画では今でも現役の顔料で、その群青の色で描かれた絵画はその顔料だけでも高価と伺ったことがあります。その中で有名なところで言うと日本画家「平山 郁夫(ひらやま いくお)氏」でしょうか。
西洋美術ではイタリア盛期ルネサンス美術として、「純金と同等かそれ以上の価値」とされていた当時のラピスラズリの粉末(ウルトラマリン)顔料が惜しげもなく使われたのは、もちろん巨額の富で栄華を支えたメディチ家の存在があります。

とここまで宝石というより芸術の話が多くなってしまいましたが、それぐらい幅広いアートに多用多彩に彩られる鉱物という事が言えると思います。

宝石としての話を集めますと、歴史はとても古く数千年前から装飾品に使われていて、ツタンカーメンの棺やその後の文明でモザイク画や装飾品にも多く使用されている記録などがあります。サファイアが青色と関連付けられてその名が付いた理由は、おそらくラピスラズリに関連するギリシャ語の「sappheiros」に由来していると考えられています。それだけ古来から宝石として位置付けされているので、その昔シルクロードを通って日本へも運ばれているそうです。そして真言宗の開祖、空海はその瑠璃を守護石としていたそうです。

自然界の中でも独特で神秘的な色合いを醸し出すラピスラズリは世界中で各国の人々を魅了しているようですね。
そんな魅惑も実証されているともいえる宝石なのに、1958年まで12月の誕生石として長く存在していたにもかかわらず一時期取り消された経緯があるとのことです。何故でしょうね。


産地は特にアフガニスタン北部バダクシャン地方の山岳地帯がラピスラズリの唯一の産地として有名。

【産出国】
主要産地国 アフガニスタン・チリ・ソ連など

【鉱物組成】
含有鉱物によって異なる
〔※ラズライトは(Na,Ca)8(AlSiO4)6(SO4,S,Cl)2〕

硬度 :5~6 不純物によって異なる
比重 :2.50-3.00 鉱物の内容によって変動する
結晶系:判断なし
〔※ラズライトは等軸晶系〕

【ラピス・ラズリのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone12_rapis.html#rapis

【宝石言葉】
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2016/12/05
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12月の誕生石タンザナイトに比べてトルコ石(ターコイズ)の歴史は逆にかなり古いもので、紀元前3000年頃より以前からエジプト人によってシナイ半島で採掘されていたと記録があるほどだそうです。

日本ではインディアン ジュエリー(Indian Jewelry)【Indian(インディアン)はNative American(ネイティブ・アメリカン)を呼称】に使われている宝石として認知度が高いと思います。こちらの歴史もやや古く、16世紀にスペインの侵略支配から18世紀にメキシコへ支配権移ったりする長い支配下の中、そのスペイン人やメキシコ人から技術を習得して現代の素晴らしい表現となったようです。インディアン ジュエリーに関してはとても詳しい記事が他社・作家方々によって幅広く執筆されていますので、ここでは軽く列挙いたしますと、名称としてインディアン ジュエリーと呼ばれているのは下記の五種族により作製されたものの伝統を引き継いでいるそれぞれの特徴を持った技法で製作された作品を指しているという状況です。

・ナバホ(Navajo)族

アメリカ南西部(アリゾナ州とニューメキシコ州にまたがる砂漠地帯)に居留する最大の部族です。
【スタンプワーク《タガネ(鉄の棒の先に模様を削って施した道具)で銀板に模様を打ち込む方法。》】・【コンチョ《ボタンやベルト等に使う円形や楕円形の作品。》】・【ナジャ《 スカッシュの花をイメージしてデザインされた主に女性が身に付ける子孫繁栄を祈るお守りとしての装飾品。》】・【フェザー《特にイーグル[鷲(ワシ)]の羽とされていて、他の部族でもよくデザインされる代表的なモチーフ。》】が主な特徴とされています。

・ホピ(Hopi)族

アリゾナ州北東部に住み比較的小さな部族とされていますが、アメリカ最古と言われていて誇り高き部族の一つです。
【オーバーレイ《銀板を糸鋸で巧みに透かし抜きした物ともう一枚の銀板を貼り合わせる方法。》】・【サンフェイス《文字通り[サン(太陽)]を象徴としてデザインされた装飾品。》】・【ベアパウ《熊の手といった[熊=『強さ・力・権力』]を象徴としてデザインされるモチーフ。》】・【スパイダー《蜘蛛が巣を作り上げていくという地道な姿から『努力を続ければ達成できる』という成就の意味があるモチーフ。》】・【《現代から見ても可愛らしい象形文字のようなデザインというと解りやすいと思われるジュエリー。》】が主な特徴とされています。

・ズニ(Zuni)族

現在はアメリカ合衆国のニューメキシコ州及びアリゾナ州の一部に居留する部族です。
【インレイワーク《板状にしたトルコ石/オニキス/珊瑚/貝など色々な素材をモザイクの様に嵌め込み接着材で留める方法。》】・【チップインレイ《インレイワークとは違って素材を適度にカットしたり細かく砕いた物を透明の樹脂と混ぜて図柄をつくる方法。》】・【ニードルポイント《半円状カボッションにカットしたトルコ石や珊瑚を枠に合わせて削って留めて円形の花を表現すること。》】・【クラスター《半円状カボッションにカットしたトルコ石や珊瑚に枠を合わせて削って留めて円形の花を表現すること。》】が主な特徴とされています。

・サント・ドミンゴ(Santo Domingo)族

「プエブロ」と呼称されるメキシコ北部とアメリカ合衆国南西部、特にニューメキシコ州やアリゾナ州に残るインディアンの伝統的な共同体の集落(またそこに住むインディアンを集合的に呼んだ言葉でもあります。)に含まれる部族です。
【《トルコ石/オニキス/珊瑚/貝など色々な素材を綺麗なほぼ同じ円盤型やバロック(均整と調和のとれているゆがんだ変形型)に一個一個削り、そして穴を開けて紐を通したビーズネックレスやブレスなどの装飾品。》】が主な特徴とされています。

・イスレタ(Isleta)族

こちらも「プエブロ」に含まれる部族です。
【《「イスレタ」とはスペイン語で「小さな島」という意味を持つように、『羽根』のモチーフを繊細に表現したバングルやその他ジュエリーが印象的な装飾品。》】が主な特徴とされています。

上記の分類を主な特徴としていますが、現代に至って日本国内の流通では特にしっかりした区分けが存在するという訳ではないと思います。言葉や音楽と同じく近代化してグローバルになることで、ミックスされた新しい表現が生まれて、それにまた『インディアン ジュエリー』というジャンルが広がるといった自然の摂理と思い、伝統を守った作品も新しい作品も大切に見守っていきたいと思います。

そしてトルコ石(ターコイズ)は多くの主要国で産出することからそれぞれの国の文化にも軽く触れておくと、

ヨーロッパでは17世紀の医学者アンセルムス・デ・ブートが父から頂いたトルコ石を身に着けていて落馬事故から命を救われたと書き残している事から、現在日本でも言い伝わる『身を守る護符』として車のキーフォルダーにもよく使われています。自分も誤解していたのですが、この意味の発祥はそれこそインディアン ジュエリーからだと思っていましたが西洋とされるとても古い歴史からでした。

中国でも3000年以上に渡りわずかながらトルコ石の産地です。

チベットでは緑色のトルコ石が珍重されると言われるように、現在日本でもコレクターの中では緑色を好む方もお見えになります。

イランが2000年以上前からトルコ石のもっとも主要な産地で、その理由も高品位の素材が最も一貫して採取されていたためとされています。宝飾品として使用しているものは一般的にやや薄いスカイブルーで均一な色合いに白い斑点が付いている「ナチュラル」と称されるものだと思いますが、これはかなり高価に取引されているものもあります。そしてそこに宝石の好きな方以外は耳慣れない単語「練りトルコ石」なるものも存在します。

ここで内容の展開となりまして『はたして「練りトルコ石」は偽物!?』という話をしたいと思いますが、このトルコ石(ターコイズ)の『本物or偽物』の判断がとても難しい宝石なんです。それは見た目の区別も玄人でもかなり困難なことと、ダイヤモンド程ではないですが本物と偽物の価格差があるので世界の宝石業界特有の「騙し」の対象になる宝石の一つである為に模造石の多様な技術が存在しています。
天然のトルコ石(ターコイズ)は多孔質で表面に無数の穴が炭のように空いていまして、研磨だけの状態では艶があまり無くどちらかというとツヤ消ししてあるような印象です。そしてこれが普段素手で扱っていて皮脂などの汚れが付くと超音波洗浄機でもお湯でもシンナーでも取れない、ホントに取れないので「汚れている方がナチュラル(天然)?」と思ったこともあります。それではいけませんので表面に電気的加工(コーティング)を施したり、ワックスがけを施したり、表面のみ樹脂でコーティングしている事が多くあります。ここまでは宝石学特有の「化粧を施した程度」との見解で『本物』となります。
そこに低品質なものを樹脂などでコーティングしますと、まるで高級な天然のトルコ石(ターコイズ)に見えるのですがこちらも「素材がトルコ石(ターコイズ)に化粧を施した程度」となり宝石学見解で『本物』となります。
先ずここで「ん?」と思われますよね、ですので価格によりますが数十万~数百万にもなる商品を購入の際は信用のおける宝飾店をお勧めします。(俗に言う「高級な天然のトルコ石(ターコイズ)には白い斑点がある」という所見だけでの購入もあまりお勧め出来ませんのでご注意下さい。)
次に、本物のトルコ石(ターコイズ)の粉末を混ぜ固めたものとして「練りトルコ石(ターコイズ)」なるものが現れます。どうでしょう、これは本物or偽物?。答えは・・・と言いたいところですがナント「グレーゾーン」です。宝石店として扱っている私達も「金額ベースとアート表現の素材」という感覚で捉えていて、この素材も上記の低品質なものを樹脂などでコーティングしたものとほぼ同じ安価で流通していますので本物か偽物かと位置付ける事もないほどなのが現状です。そしてこの練りトルコ石で出来たカメオなどは装飾品として見栄えがしますのでやや高価な作品に使用したりもしますから、お店で安い商品という訳でもないというのが事実です。ですが「高級な天然のトルコ石(ターコイズ)」と謳って法外な値段で売られたらそれは断じて偽物!ですので気をつけたいところです。
では本当の「偽物」は?と言いますと、先程の練りトルコ石(ターコイズ)と見られる中に『トルコ石(ターコイズ)の粉末ではなくハウライトやマグネサイトなどの違う石を使って染色などの二次加工もしているもの』が存在します。これはさすがに名称が「トルコ石(ターコイズ)」として販売されていたら偽物です。これもまた一見解りませんし簡単な判別方法もありませんから何より信用のおける宝飾店をお勧めします。
ちなみに、プラスチックなどの合成素材でも精巧に出来た模造品も存在します。

最後に自分もそうでしたが、「トルコ石」と呼んでいるだけに実際トルコ共和国で取れていると思われてしまいますが勘違いで、トルコ経由でヨーロッパに運ばれた事に起因してそう呼ばれているのだそうです。ですので主要産地国にトルコ共和国は含まれていません。

【産出国】
主要産地国 アメリカ・オーストラリア・チリ・中国・イラン(歴史的に有名)・メキシコなど

【鉱物組成】
CuAl6(PO4)4(OH)8・5H2O

硬度 :5~6
比重 :2.40-2.90
結晶系:三斜晶系

【トルコ石のお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone12_turquoise.html#turquoise

【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone12_turquoise.html#jewelrywords
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2016/12/05
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宝飾品として今まで扱ってきたものは内包物をほぼ全く含まない、そして青紫のそれはとても魅惑的で純粋に透明感を醸し出す素晴らしい宝石で、つい職人としては硬度も硬いものと錯覚し超音波洗浄器で割れてしまう。なんとも悩ましい宝石でもあります。原石を見ると解るのですが通常はエメラルドぐらい内包物の多い鉱物なのでルーペ・クリーン(10倍のルーペで見た時に内部が無欠陥・無欠点)の綺麗で色の良い上質なものが日本にこれだけ多い理由を経緯として感じる出来事が二つあります。
一つ目は、1967年に東アフリカのタンザニア[アルーシャ地区メレラニ鉱山]でルビーを探していたマニュエル・ト・スーザーが初めて発見したとされていて現在の有名な宝石の中でも比較的新しく、そして同じ時期に高度経済成長期(
1954年12月から1973年)を迎えていた日本への輸入量が多かったこと。
二つ目は、日本でも有名なあのニューヨークの宝石商であるティファニー社がこの素晴らしい宝石の魅力を逃さずブランディング、売れると確信し大々的な販売促進キャンペーンを展開してこの宝石名称『タンザナイト』は一気に世界中へ認知されて爆発的人気を得たこと。
という条件が重なったのだと思われます。
名称も宝石学では「ブルーゾイサイト」となりますが、「スイサイド(自殺)」を連想させてしまう為にティファニー社がこの石に新たな名前をつけようと産地であるタンザニアへ想いを馳せて、北東部にある山のキリマンジャロを背景に見える夕暮れから夜への空の色と連想付けて「タンザナイト」という素敵な名前をつけたと言われています。
このようにジュエリーは特にブランディングという発想も重要視されている業界で、企画力はデザインをするように多彩な感度が必要ですし、身に着けたくなるようなプロモーションも職人のように『如何に宝石を綺麗に魅せるか』という努力を日々していく事が大きな鍵になっているのだと実感できる歴史の一幕になった宝石とも言えます。

そんなタンザナイトの魅惑的な輝きには「多色性」という特徴がキーワードでもあります。この多色性という特徴によって見る角度で青色~紫色が強くなる宝石となり、それと共に青味・紫味・赤味といった色合いを表すこともあります。ただこれはアレキサンドライトやガーネットなどに見られる[変色性]ほどはっきりではないので分類分けされています。
自然光の下では日本画に見られるような美しい群青色、夜のネオンや白熱灯の下では誉れ高き紫色、蛍光灯の下では爽快なほど地中海を感じるような青色へと変貌を遂げる正真正銘の身に着けたくなる宝石です。
当初はブルーサファイアに近似している多色性が少ない青味が強いものが高い評価だったこともあったそうですが、現在ではこのブランディングによって多色性の強いものが高い評価を得ているとのことです。

希少性もダイヤモンドより鉱山が限定されている事から1000倍希少だとも言われるのですが、現在そのタンザニア付近以外で採掘されたブルーゾイサイトにもタンザナイトと呼称していることがあるのでどこまで希少かは実のところ解らないのが現状で、これが適切かどうかはまた世界の宝石事情そのままに是か非か問えない状況でもあります。

少し個人的な興味で「ゾイサイト」という鉱物はとても多様な表情を持っていて、バナジウムを含んで青色に変色した灰簾石(かいれんせき)の変種が「ブルーゾイサイト(タンザナイト)」と呼ばれているのですが、同じゾイサイトの仲間で「ルビーインゾイサイト」というルビーを含んだ緑のゾイサイトがありまして、それが全く別物のような見た目で、ゾイサイトは【灰簾石(かいれんせき)】として緑簾石グループであるのと混ざり合ったようにルビー(コランダム)の【鋼玉(こうぎょく)】の原石の色合いがあるという、不透明でありながらそのシンクロしたような表情もまた宝石として魅了してくれる鉱物です。

自然にしか成し得ない神秘的な宝石達に導かれるようにジュエラーをさせて頂けているような、そんな気持ちになります。

【産出国】
主要産地国 タンザニア・オーストラリア・ドイツ・イタリア・メキシコ・スコットランド・スイス・アメリカなど

【鉱物組成】
Ca2Al3(SiO4)3(OH)

硬度 :6~7
比重 :3.10-3.45
結晶系:斜方晶系

【タンザナイトのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone12_tanzanite.html#tanzanite

【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone12_tanzanite.html#jewelrywords
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2016/12/05
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当初11月の誕生石の代表「インペリアルトパーズ」は一般的には[シェリー カラー]と言われる「やや赤みを帯びた黄色の色調」=レディッシュ オレンジの色彩とGIAでは表現しています。バイヤーを長年経験していてこの宝石も早くから上質な物が枯渇して、かなり薄いレディッシュ オレンジまでインペリアルトパーズの範囲として表記されていたことを記憶しています。ですので早くからお客様のご要望に添った仕入れが出来ずあまり取引しなかった宝石です。昔、見たものは本当に綺麗で貴賓がありましたよ。
そんなインペリアルトパーズですから誤称も絶えず出てきていろいろな類似名として「イエロー サファイア」と表現されたりしたこともあったそうで、それを「オリエンタル トパーズ」と表現したりと何だか解らない表現となりあまりこの誤称を使っている業者さんは日本ではいないと思います。
詳しいお話としてはネーミングの順番が原因でもありまして、1883年頃に紫水晶のアメシストに熱を一定的に加えると綺麗に黄色へ変化する事が解り、それを「ゴールデントパーズ」とこれまた誤称で大量販売された時期が世界であったようです。その影響でまた混乱しないように当時ブラジルを統治していた皇帝ペドロ2世にちなんで[インペリアル(皇帝)]の語を頭に付けた経緯からインペリアルトパーズとなったのだそうです。
その経緯とは時期が違いますが、シトリンを好ましくない名称で「トパーズ クォーツ」や「シトリン・トパーズ」と呼ぶような事態にまで発展したことがあるので、今より倫理が無く異常だった時代もあったと思います。
ということで「シトリン」も11月の誕生石としていますので触れますと和名は「黄水晶(きすいしょう)」でアメシストと同じ水晶です。天然の黄水晶の産出は少ないため市場に出回っている黄水晶のほとんどは紫水晶を熱処理して黄色にしたものです。そこで「おや?」と思った方も多いはず、2月の誕生石アメシストを熱処理して11月の誕生石シトリンにしているというのが市場の状況です。なんだか世界中宝石を取り巻く環境はいろいろなトリックに満ちている気がします。
ただシトリンは全て安価という訳ではなく「マディラシトリン」と言われる[深いオレンジの色相を彩るシトリン]は特に希少産出です。ここでインペリアルトパーズとマディラシトリンどちらが欲しいと聞かれますと、職人として宝飾品を制作するなら輝きでインペリアルトパーズを、デザイナーとしてマニアックな作品を制作するならマディラシトリンを探してみたいところですね。

ではやはり11月の誕生石はトパーズで決まりでしょうと言いたいところですが、一応トパーズも詳しくお話いたしますと「ブルートパーズ」は極めて透き通ったブルーが綺麗で透明感が印象的な宝石ですが、 現在ノーヒート(非加熱)の完全に天然ブルートパーズはほぼ90%近く流通していないです。理由はノーヒート(非加熱)の場合は淡く薄い水色でグレー味がかったものしかないため人気が無くほとんど価値がありませんでした。それが熱処理という化粧を施すことでかなりの輝きになり人気が出た宝石だからです。ただ鉱物的な趣味をお持ちのお客様の中には少数%のノーヒート(非加熱)のその淡く薄い水色でグレー味がかった物も収集されている方はおみえになります。

そして「ピンクトパーズ」はといいますと、逆に希少石であるブラジル産のインペリアルトパーズを加熱処理することで鮮明なピンクの輝きが現れる宝石ですので、ますます綺麗なピンクトパーズの流通は本当に少なくて入手困難な状況です。


では11月の誕生石として「インペリアルトパーズ」と「ブルーをメインにしたその他の色のトパーズ」と「シトリン」、消費者にとっては『果たしてどれが良いの?』とかいろいろな憶測をよんだ時期がありました。
それは11月と12月の誕生石には宝石商事情を特に表していて『複数の誕生石がある中で、どちらも時代に合わせてメジャーなものが移り変わった。』という時代背景が影響したのが印象にあります。
1990年代宝飾品が栄えて売れていた時代は「高価なこと」が強い条件でしたので11月は「インペリアル トパーズ」、12月は価値が上がっていったナチュラルな「トルコ石」と作品としてジュエリーに使用され豪華な「ラピス・ラズリ」、そこに台頭してきた「タンザナイト」といった条件で作られた宝飾品があふれていて、それに「誕生石ですよ」と付け加えていたという感じでした。
そして2000年に入りバブル崩壊の時期を経てリーズナブルなジュエリーラインとして数珠のような簡素なタイプで誕生石の謳いこみが進み、11月は「シトリン」で12月は安価な「トルコ石」と「ラピス・ラズリ」と今もそう売られているように思います。
そこにブライダルジュエリーで指輪の内側に誕生石を入れてあげたいという「気持ちを込めるジュエリー」の中に使用され始めて、マリッジリングからペアリング、その他ネックレスなど様々なギフトジュエリーにも広がったことで、現在はどちらかというと安定して入手しやすく透明石の11月は「ブルートパーズ」、12月は「タンザナイト」が主力になっている状況です。
業界目線ですので「想い」はいろいろと感じていますし、ジュエリーデザイナー兼職人の側から見ても『誕生石伝説』の記事の際に「誕生石のジュエリーを身に着けること、またそのジュエリーを大切な人へ贈ること...、そんなきっかけになっているのではないかと考えると美しいことに思います。」というのが本音ですので、お守りとしてはその時々に合った方を選ばれて正解ではないかと思います。
次月はそんな12月の誕生石についても詳しく説明したいと思います。


トパーズ
【産出国】
主要産地国 ブラジル・ナイジェリア・オーストラリア・ビルマ・メキシコ・ナミビア・パキスタン・スリランカ・アメリカ・ソ連など




【鉱物組成】
Al2(F OH)2SiO4


硬度 :8
比重 :3.49-3.57
結晶系:斜方晶系


【トパーズのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone11_topaz.html#topaz

【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/birthdaystone11_topaz.html#jewelrywords

シトリン
【産出国】
主要産地国 ブラジル・ボリビア・スペインなど

【鉱物組成】
SiO2

硬度 :7
比重 :2.64-2.69
結晶系:六方(三方)晶系


【シトリンのお手入れ】
http://www.vanmore.co.jp/teire/citrin.html#citrin

【宝石言葉】
http://www.vanmore.co.jp/teire/citrin.html#jewelrywords

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2016/11/26
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