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Keisuke HARA
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某私立大学数理科学科の准教授、教授を経て、2009 年某 IT 企業に移籍、2012 年に某スタートアップに参画。その代表を 2 年余り勤めたあと現在(非常勤の)取締役。市井の数学者、アマチュアの翻訳家。訳書に「世界を変えた手紙」(デブリン著/岩波書店)など。
某私立大学数理科学科の准教授、教授を経て、2009 年某 IT 企業に移籍、2012 年に某スタートアップに参画。その代表を 2 年余り勤めたあと現在(非常勤の)取締役。市井の数学者、アマチュアの翻訳家。訳書に「世界を変えた手紙」(デブリン著/岩波書店)など。

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シャンパーニュを美味しくいただくコツ
若干の殘作業や引き継ぎがあるし、週末までは毎日出社する予定。 自宅で晝食を済ませてから出勤。三田で某案件の最後の往訪ミーティング。無事に終了。白金台のオフィスに移動し、私が代表として保管してゐた諸々の引き継ぎ。夕方と言ふには早い時間に既に退社。歸宅して、風呂に入つてから夕食の支度。菜の花の辛子和へ、新牛蒡と人参のきんぴら、焼きビーフンで、昨日開けたシャンパンの殘り。 私が思ふに、シャンパンを美味しく飲むコツとは、それに値することをすることである。それに比べれば、銘柄とかヴィンテジとかグラスとかお店とか何の意味...

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後生畏ル可シ
三月末日付けのつもりだつたのだが、今日の取締役会議と株主総会で、私の代表取締役からの辞任を承認してもらつた。その代はりと言ふわけではないが、若いエンジニア三名に新しく取締役になつていただけた。やはり若い人たちにどんどん自由に活躍してもらひたい。孔子の氣持ちが分かるわけではないが、 「後生畏ル可シ」 と言つたときには、若者の皆が自分を越えるやうであつて欲しい、と願つてゐたのではないか。 そして私自身もかなり自由になつたので、この二年余りに乾杯。 大体、構想に二年、伏線を引くのに一年、実施に數ヶ月と言ふところのプ...

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「地球の長い午後」
今週は冷たい雨の朝から始まり。春はもう少し先のやうだ。夕方退社。午後から晴れだしたが、やはり空気は冬の冷たさ。 「地球の長い午後」(B.W.オールディス/伊藤典夫訳/ハヤカワ文庫)、讀了。筋らしい筋はないのだが、人類の遠い遠い未來を描く想像力と、植物に呪はれたやうな世界の創造が凄い。地球も月も既に自転を止めていて、差渡し數マイルもある巨大な蜘蛛状の植物が、地球と月の永遠の晝の間に糸を張つて移動してゐる、なんて無茶苦茶なイメージをどこから思ひついたのやら。 ちなみにタイトルは、アメリカ・ペイパーバック版から訳し...

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本のバナッハ=タルスキ現象
今日は良い天気だ。果物とヨーグルト、胡瓜のサンドウィッチ、半熟茹で卵、珈琲の朝食。洗濯をしてから、朝風呂。湯船の讀書は「地球の長い午後」(B.W.オールディス/伊藤典夫訳/ハヤカワ文庫)。再讀と思つてゐたが、どうやら初めて。十代の頃、「理科系の文学史」(荒俣宏著/工作舎)の中で紹介されてゐるのを讀んだだけで、本編も讀んだ氣になつてゐたらしい。晝食は焼き空豆とお好み焼きでビール。 午後は本棚の組立て。この前、本を整理して SF 小説のジャンルを独立させたら不思議なことに、並び替へただけで本が増加したやうで(名付...

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ペンローズ
夢現に「古楽の楽しみ」のリクエスト特集を聞いてから起床。納豆定食のあと、ラテン語の演習問題を解き、ペンローズの量子脳理論への Aaronson による批判のところを讀んで、出勤。 ペンローズのあれはちよつと變だよなあ、と思つてゐたのだが、その違和感がどこにあるのか、すつきりして有意義だつた。しかし、専門外でおかしなことを言つてゐるからと言つて、ペンローズが現存する世界最高の數理物理學者であることには違ひない。私もペンローズの結構な、いや、大ファンだ。 私はオックスフォードの數學研究所でペンローズと隣同士のオフ...

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春來たりなば
今日は良い天気で温かい。週末はまた冷えるやうだが、来週からはいよいよ春か。春になつたら、サンセヴェリア(名前はムラサキ)の植ゑ替へ作業をするのが樂しみ。 夕方退社して歸宅。風呂に入つてから、夕食の支度。真鰺のおつくりで冷酒を五勺。のち、出来合ひの焼き餃子とポテトサラダ、押し麦入りの御飯、しめじと葱の赤だし。食後にいただきものの栗蒸し羊羹で包種茶。

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「ベーシック圏論」
自主ゼミでもちよつと話題になつてゐた、「ベーシック圏論」(T.レンスター著/土岡俊介訳/丸善出版)を買ふ。私は今まで何度も、若い頃から何度も、圏論の勉強をしようとしたが、常に挫折してきた。教科書を數十ページ讀んだあたりで、あまりの簡単さ、もつと正確に言へば、あまりの自明さに耐へられなくなるのである。他の分野なら、いくら入門書でも、早い内に「そんなことが成り立つのか」と驚くやうな定理が出てくるものだ。ところが圏論と來たら……いや、今度こそ讀み切れることを期待したい。 今日も夕方からのミーティングで少し歸りが遅く...

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「砂漠の惑星」
やはりまだ冬だつたのか、と思はせる冷たい雨の一日。ラテン語の演習問題を解き、量子計算によるデータベース検索の効率について讀み、少し小説を讀んでから出勤。いつものやうに仕事。夕方ミーティングがあつたので少し遅い歸宅。 「砂漠の惑星」(S.レム著/飯田規和訳/ハヤカワ文庫)、讀了。もちろんポーランド語が讀めないので翻訳を通しての印象だが、レムの文章は讀み難い。とは言へ、好きな作家である。SF 作家の中では一番好きかも。「砂漠の惑星」も傑作だと思ふ。同じくファーストコンタクト主題の古典である「ソラリス」などよりも普...

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「幼年期の終り」とバッハ
明日からバルコニーの洗浄と塗装が始まるのでその準備をしたり、本を整理したり。私の書庫の分類では、小説部門は「ミステリ」「それ以外」の二つにしか分かれていなかつたのだが、「SF」を新設してみた。 昨日、「幼年期の終り」(A.C.クラーク著/ 福島正実訳/ハヤカワ文庫)を讀了。ああ確かにかう言ふ話だつたよね、とストーリィを確認する読み方になつてしまつた。その意味では、再讀に耐へない傑作の一つかも知れない。また、そのテーマが現代 SF の視点からすれば陳腐かも知れない。しかし、その思弁の深さ、先駆性、ユーモア、小説...
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