10年以上、家族、親類から断絶した形で入院している慢性期統合失調症の患者さんの話。ある身体疾患から、最近亡くなられました。

亡くなられる寸前に、ようやく連絡がついた家族とのやりとり。

「ずっと、そちらの病院で預かってもらってましたから、そっちの方が家族みたいなもんでしょう。葬式とかも、お任せします」
「分かりました。ところで、○○さんのお金、xxx万円あるんですが……」 
「(ガタッ)それは、病院に行ったら受け取れるんですよね」
「はい。だから、いろいろな手続もあることですので、早めに病院にきていただければ助かります」

まぁ、民間精神病院に勤務していれば、さして珍しい話でも無いんですけど。

入院が長期化してしまった患者さんに残された最後の武器は、すこしずつ蓄えられていった貯金なんだろうな……
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