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小笠原晋也
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Lacan の墓にて
Jacques Lacan (1901 - 1981) の墓は,Paris の西北西約 50 km のところにある閑静な村 Guitrancourt の 墓地 にあります.Paris 市内から車で 1 時間弱です.そこに所有していた 別荘 に,Lacan は頻繁に滞在しました. わたしは,自身の分析の継続のために 2017年3月に一ヶ月間 Paris に滞在していた際,ふと思い立って,3月25日,Lacan の墓を訪れました. 墓地の入口から敷地の奥へ,なだらかな斜面を登って行きます.その一番高いところより少...

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Séminaire XVII『精神分析の裏』第 X - XIII 章の解説
Lacan の 1969-1970 年の Séminaire
XVII 『精神分析の裏』の第 X -
XIII 章をまとめて, Jacques-Alain
Miller は   L'envers
de la vie contemporaine [現代生活の裏]と題しています.この表題は, Balzac の最後の小説   L'Envers de l'histoire contemporaine [現代史の裏]の表題に基づいています.というより,それに言及する際に  « L'Envers de l' histoi...

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Des status divers du petit a
Pourquoi Lacan a-t-il inventé les quatre discours ?  Il y aurait certainement plusieurs raisons, mais une en est sûrement ceci : pour expliquer des différents statuts du petit a . Partons de cette définition triadique de la structure topologique du parlêtre...

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Séminaire XVII 『精神分析の裏』 第 VII, VIII, IX 章の解説
東京ラカン塾精神分析セミネールでは,2017年01月06日,13日,20日に Séminaire XVII L'envers de la psychanalyse [ 精神分析の裏] 第 VII, VIII, IX 章の解説を行いました.それら三つの章は,第 VI 章とともに,「オィディプス複合の彼方」と題された第二部を形成しており,密接に連関しています.まとめて解説しましょう. そこにおける Lacan の意図は,Freud が準拠した父殺し神話が表している存在論的構造を明らかにすることに存します. そもそ...

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2016年12月9日,東京ラカン塾精神分析セミネール「言説の構造」 第6回 「去勢された支配者」
Le séminaire XVII L'envers de la psychanalyse , le chapitre VI Le maître châtré セミネール XVII 巻 『精神分析の裏』,第 VI 章 「去勢された支配者」 この章の冒頭で Lacan は,精神分析の裏(つまり,分析家の言説の裏側)は支配者の言説である,と明言しています. 分析家の言説と支配者の言説との表裏関繋を, 投射平面 [ projective plane ] の存在論的トポロジー [ la topologie ontol...

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Heidegger と Lacan の最後の会見
1975 年 4 月 8 日のセミネールで, Lacan は,数日前に Heidegger を訪ねてきたことについて語っている:「この復活祭休暇の間に,わたしは, Heidegger にちょっと会ってきた.我々がふたりともこの世からいなくなる前にちょっと挨拶をしてきたというわけだ.わたしは,彼のことが好きだ.彼は,まだとても元気だ」. この訪問の際に Lacan に同行していた Catherine Millot は,彼女の著書 « La vie avec Lacan » (pp.87-90) のなかで次のよう...

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東京ラカン塾精神分析セミネール「言説の構造」の各回の要旨へのリンク
東京ラカン塾精神分析セミネール「言説の構造」の各回の要旨へのリンク(本文はブログ記事でお読みください). 第 1 回 (2016年10月21日) 第 2 回 (2016年10月28日) 第 3 回 (2016年11月11日) 第 4 回(2016年11月18日) その 1 ,  その 2 第 5 回 (2016年12月02日)

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ラカン読解ワークショップ
毎週金曜日の東京ラカン塾精神分析セミネールのうち,毎月最終回は「ラカン読解ワークショップ」です.今月(2016年12月)は16日です. 参加者のうち予め指定された 2, 3 人が,Lacan の原文テクストのおよそ一頁分を読むための予習をし,workshop の場で読解を試みます.そして,わたしが適宜,Lacan と精神分析にかかわることだけでなく,フランス語の文法や発音に関しても,初学者向けに解説と助言を加えます. 用いられるテクストは, Ecrits に収録されている L'instance de la l...

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2016年12月02日,東京ラカン塾精神分析セミネール「言説の構造」 第 5 回 「ラカン場」
Le séminaire XVII L'envers de la psychanalyse , le chapitre V : Le champ lacanien セミネール XVII 『精神分析の裏』,第 V 章 「ラカン場」 Le champ lacanien [ラカン場]とは奇妙な表現ですが,この場合,champ は,「電磁場」や「重力場」のような物理学的意味における field, 場です. Freud が libido の経済論を措定したのにならって,Lacan は,悦のエネルギー論が構築されることを...

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セミネール17巻 『精神分析の裏』 第 4 章 「真理 – 悦の姉妹」 (2)
Le Séminaire XVII L'envers de la psychanalyse , le chapitre IV Vérité, soeur de la jouissance (2) localité ex-sistente [解脱実存的な在処]としての真理に関連して,Lacan はこの第 IV 章で幾つかのことを述べています. 真理という語は,女に,特別な戦慄を惹起する (p.62) 「女は,精神分析の革命的な効能によって活気づけられる」と Lacan は述べています. 精神分析は革命的な効能を...
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