Profile cover photo
Profile photo
Kenichi Nishizawa
16 followers
16 followers
About
Posts

Post has attachment
谷崎潤一郎原作「瘋癲老人日記」オペラ化 12月7日初演
 昨年11月に初演、今年5月に再演したオペラ「卍」には多くの皆様にお出でくださいまして本当にありがとうございました。おかげさまでたいへんな好評をいただき、次回作の呼び声もございましたので、この度、同じく谷崎潤一郎の原作「瘋癲老人日記(ふうてんろうじんにっき)」をオペラ化し、12月7日、めぐろパーシモンホール小ホールにて初演致しますことを報告させていただきます。    配役は、人の営みの能力を失いながらもなお好色旺盛な資産家の老人・督助をバリトン・岡元敦司。その督助が惚れた足を持つ息子の嫁・颯子にメゾソプラノ・...
Add a comment...

Post has attachment
オペラ「卍」再演 5月30日・日本橋公会堂
 去る5月30日。日本橋公会堂にてオペラ「卍」の再演が行われました。  再演にあたり 西澤健一  部屋でひとり、この世には実在しない恋人たちの情熱に耳を傾けていた頃、仲間の尽力と聴衆の皆様の声とに支えられ、早くも半年後には再演の日を迎えられることになるだろうとは全く想像しておりませんでした。改めて皆様に感謝を申し上げます。  この度の再演にあたり新たに得られた才能の力、すなわち、オペラに熟達した佐藤氏の指揮、様々な演劇の技術を網羅する榊原氏の演出によって、私もまだ「卍」の全てを知らずにいたことに思い至りました...
Add a comment...

Post has attachment
Add a comment...

Post has attachment
年末の御挨拶
今年の僕には四つの大きな出来事がありました。 一点目は芸術現代社から「ブルグミュラー・デスマッチ」を出版したこと。二点目は府中市から目黒区へ引っ越したこと。三点目には、オペラ「卍」を書いて、初演したこと。 もう一点は、ついに煙草を吸わなくなったこと。他の三点は「あり得ること」と思っていましたけど、こればかりは「あり得ないこと」と思い込んでいたもので、大事件です。 とは言え、「あり得ること」の三点にしても、年内の締め切りをほうほうの体で死守してから盛大に発熱して寝込んでいた昨年の大晦日の僕に「来年こんなことがあ...
Add a comment...

Post has attachment
谷崎潤一郎原作「卍」オペラ化、11月初演
 この度、谷崎潤一郎の傑作として名高い小説「卍」を、西澤健一・作曲、原純・演出によりオペラ化し、11月17日(金)豊洲シビックホールにて初演いたします。出演は、妖艶な美貌を誇る羅紗問屋の娘、徳光光子役に新宮由理(メゾ・ソプラノ)。光子と禁断の関係に落ちる若妻、柿内園子役に津山恵(ソプラノ)。最終的には光子の誘惑に掠め取られてしまう園子の夫、柿内孝太郎役に横山慎吾(テノール)。この3人を破滅に追いやる光子の異性の愛人、綿貫栄次郎役に岡元敦司(バリトン)。ぜひ皆様にもご来場、ご高評いただきたく、ご案内申し上げます...
Add a comment...

Post has attachment
練習しなくてもピアノが上手くなる音楽理論教室
 駅の自動アナウンスに、時おりこんなものを聞きます。  …まもなく さん っばんせんに きゅうこう みなみくりはし いきのでんしゃが じゅう↓ っりょうへんせいで まいります きいろいせんのうちがわにさがって おまちください まもなく…  「さん」や「みなみくりはし」や「じゅう」などの取り替えが利くように収録したんでしょうけど、「じゅ→う↑」ではなく「じゅう↓」と、「十」だけを取り出して聴けば正しく発音してしまっているのが災いして、前後がつながっていない例です。  「おはようございます」のあいさつひとつにして...
Add a comment...

Post has attachment
ブルグミュラー・デスマッチ!
  2015年の年末ごろ、ふとした思いつきで編曲し、FacebookやTwitterで楽譜や動画をお披露目していたら数多くのピアノ弾きの皆々様からお問い合わせを頂きました「大人用ブルグミュラー」。この度、『ブルグミュラー・デスマッチ!』と改題して、芸術現代社より出版の運びとなりました。  ヒトコトで言えば、「もしも、ブルグミュラーが大人用の練習曲として書かれていたら」。要するに、子ども用のピアノ曲を、すでに成熟したピアニストが改めて取り組めるようにした、そういう曲集です。収録曲は以下のとおり。  ・ひばり(o...
Add a comment...

Post has attachment
楽曲分析で何が明らかになるのか
 これはM先生の受け売りですが、  バラバラに鳴らした何の脈絡のもない音列を「ファです」「ド♯です」などと答えられる人、いわゆる絶対音感の持ち主が多いのは、幼い頃から教育を受けたアメリカ人、中国人、日本人だとか。  ヨーロッパ人の場合、絶対音感なるものの傾向はそれほど強くありません。意外に思われがちですが、案外、意外でもなく、ここでは「何の脈絡もない音列」であるというのがミソで、彼らは音と音との関係性を聴きとる傾向にあります。ゆえに、関係が分断されると分かるものも分からなくなる。一方、日米中の音楽家の多くは、...
Add a comment...

Post has attachment
4音からなる動機の可能性は何通り?
 とある酒の席での話。  「作曲をしているあなたに言うのも失礼だけど、もう音楽の可能性は出尽くされてしまった。バッハのような天才など二度と現れまい」と、僕の目の前に座った老人が嘆く。僕の曲を聴いてそれを仰ったのなら批判とも皮肉とも受け取れたので、素直に「ごめんなさい」と言うこともできたのですが、僕はただ「作曲家です」と自己紹介をして彼の前に座っただけ。で、これを言われた。  バッハの後に生まれたモーツァルトもベートーヴェンもショパンもブラームスもみーんな天才とは呼べないということですね。という嫌味は胸にしまい...
Add a comment...

Post has attachment
音楽の冗談、の常談(5)IV. Presto
 「交響曲第41番『ジュピター』の最後はケルンの大聖堂のようだ」と、グラズノフは表現した。というくだりが、ソロモン・ヴォルコフ編『ショスタコーヴィチの証言』(水野忠夫・訳 中公文庫1986年)のなかにある。いろいろと問題のある本で、これからの世代が手に取る姿がまったく想像できないけれども、『ジュピター』がケルンの大聖堂とは素晴らしい喩えだ。こうした言葉までひっくるめて読まれなくなってしまうのは、あまりに惜しい。  今でこそ、誰もがモーツァルトと言うけれども、19世紀の音楽家が今日の様子を見たら、どうしてあんな...
Add a comment...
Wait while more posts are being loaded