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HassanKo Nakata
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2017年4月11日 1時間半で分かるアメリカのシリア空爆(発表要旨修正版)
2017年4月11日 イベントバー・エデン 「1時間半でわかるアメリカのシリア空爆」 同志社大学客員教授 中田考 前置き (1).事実  6日夜(日本時間7日午前)、米駆逐艦がシリアのシュアイラート空港にトマホーク59発を発射  * 米発表58発命中、シリア発表23発命中  * 2014年以来シリアに対する7889回目の空爆。シリア政府軍に対して初めてというだけ。 (2).背景  4月4日のイドリブでの化学兵器の使用 子供を含む100名弱が死亡  * 化学兵器の使用は初めてではない。3月にも。そもそも2013...

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前書  ポスト冷戦期の戦略のテーマを定め、再評価するように努めることは大変難しい。というのは、それ自体が極めてダイナミックな問題を、それもまた極度にダイナミックな環境の文脈の中で主題化して理解する試みだからである。おそらくその歴史上最も重要な変化を経験しつつあるトルコが、やはり歴史上最も大きな変化の舞台となっている国際環境の中で、新たな変容を遂げつつあるのだ。形成途上のこのダイナミックな過程は、本書の序文で定義する概念化、解明、意味づけ、解説、オリエンテーションはどれも、どの頁でもすべてその全体において、極度...

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アフメト・ダウトオール著『戦略的縦深性(Stratejik Derinlik)』目次
トルコ元首相アフメト・ダウトオールの109版のベストセラー『戦略的縦深性』の目次を取りあえず訳してみました。 『戦略的縦深性』 目次 序文 第一部 概念的、歴史的理枠組 第1章: Ⅰ.力のパラメーターと戦略 1. 定数:地理、歴史、人口、文化 2. 変数:経済、技術、軍事力、 3. 戦略思考、文化的アイデンティティ 4. 戦略と政治的野望 Ⅱ.人的要素と戦略的制度における乗数効果 Ⅲ.典型的応用領域:防衛産業 1. 力のパラメーターと防衛産業 2. トルコの力のパラメーターと防衛構造 第2章 戦略理論の不備と...

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許可が必要なものは禁じられている(『文學界』2014年7月号掲載エッセイ草稿)
許可が必要なものは禁じられている。道を歩いたり、自転車に乗るのは特に免許を必要としない。だから、道を歩くのは自由だ、自転車に乗るのは自由だ、と言うことが出来る。 一方、自転車に乗るように自動車を乗り回すことは出来ない。運転が出来るかどうかは関係ない。どんなに運転が上手くとも運転 免許を取らずに車を運転すれば犯罪とされ警察に捕まる。だから車の運転は自由ではない。それは禁止されている。 許可が取れるのだから、許されている、自由だ、ということにはならない。殺人でも、死刑を執行する時には許可される。だからと言って殺人...

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イスラーム国訪問記(3)
イスラーム国訪問記(3) ISIS(イラクとシャームのイスラーム国)は、2014年6月末、「イラクとシャームの」を国名から外し、「イスラーム国(al-Dawlah al-Islamiyah, Islamic State)」と改称し、自分たちの「イスラーム国」が「イスラームのカリフ制(al-Khilafah al-Islamiyah)」であり、指導者のアブー・バクル・バグダーディーが世界中の全てのムスリムのカリフであると宣言した。 ISISだけでなく、ヌスラ戦線をはじめ、シリアで戦うサラフィー・ジハード主義者の...

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イスラーム国訪問記(2)
イスラーム国訪問記(2)  2014年3月イスタンブール、ガズィアンテップに所用があり、またシリアに足を伸ばすことにした。主な目的は、ISIS(イラクとシャームのイスラーム国)がアル=ラッカでキリスト教徒に対して改宗か死か、と迫って、イスラームへの改宗を強制し、ジズヤ(人頭税)を課してているとの欧米のメディアの報道の検証だった。 そこで前回、シリアで世話になったトルコとシリアの越境担当司令官のウマル・グラバーゥ師を訪ねたのだが、実はウマル師はISIS潰しのためにサウディアラビアの後押しで作られたイスラーム戦線...

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「イスラーム国訪問記」(1)
「イスラーム国訪問記」(1)  シリアへはエジプト留学時代以来何度も訪問しているが、これまでは首都ダマスカスにしか行ったことはなかった。ダマスカスを訪問の目的はウラマーゥ(イスラーム学者)たちとの意見交換が目的だった。ダマスカスで会ったウラマーゥの中には、前シリア・アラブ共和国最高ムフティー(イスラーム教義諮問官)故アフマド・クフタロー博士、現代アラブで最高のイスラーム法学者とみなされているワフバ・ズハイリー博士、アサド政権の御用学者としても知られた故ラマダーン・ブーティー博士、そして そして知る人ぞ知るジハ...

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「間違いだらけのハラール認証」発表要旨
2016年12月3日                                       イべントBarエデン 間違いだらけのハラール認証 中田考(同志社大学客員教授) 発表要旨 1. ハラール認証を論じることの難しさ (1) ハラール認証の欺瞞を暴くことは、ムスリムと非ムスリムの敵対を助長する。 (2) ムスリム諸国が全て反イスラーム的であり、「公的」に見える「イスラーム」自体が実は反イスラームであり、ハラール認証もそうした「公的」イスラームの一つである。 → (イスラームの唯一の合法政体)カリフ制...

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「イスラームにおける救済の境界と異教徒との共存」
2016 年 11 月 17 日    オリエンス・セミナー第 89 回    オリエンス宗教研究所 「イスラームにおける救済の境界と異教徒との共存」 中田考(同志社大学客員教授)   資料                      *    イスラームにおける救済の境界 イスラームはアーダム(アダム)以来の全ての預言者の宗教であり、救済は「ムハンマドのウンマ」を越えて、アーダムからイエスに至る預言者たちの教えに従った全ての「一神教徒」、即ち「広義の」ムスリムに及ぶ。これはイスラームの合意事項であり、宗派、学...

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イスラーム地域研究と観察問題
 記述科学としての地域研究は「あるべきムスリム」ではなく、現実のムスリムの実際の姿を客観的に記述することを目指す。  それは正しいが、言語認識の規範性の意識に欠ける地域研究者は、方法論敵個人主義があくまでも一つの規範的概念措定の様式の一つでしかないことに無自覚に、「現実のムスリムの実際の姿」なるものが研究者による規範的な概念措定を抜きに外界に実在するとのナイーブに思い込みがちである。  物質としての人間は不断に構成する粒子が入れ替わっており、数ヶ月で完全に別の存在になると言われる。にもかかわらず、時間軸の中で...
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