まずは長文失礼。

ちらほらとingress darsanaのイベントが終わったあと、それぞれに関わったユーザー達からの体験記をUPしているのをみて、その氷山の一角である私の体験記をレポートしておこうと思う。

かかわった皆さん記事を上げていっているので書かなきゃならない使命感のようなもの湧いてきまして(笑)

【序章】
振り返ってみれば鹿児島でのイベントで長崎に邪魔リンクがあるから切断出来るひといませんかー?のCOMMからはなしは始まった。それは先月の話。
たまたま自宅でぼへーとしていた私は以前ヘリオスのイベントでも一部関わり、参加する味を占めていたので「はい!喜んで!」と挙手。地域のHOに呼びかけ共にリンクカットに出撃出来る勇者を募った。
これが初めての地方を越えたENL同士での共同作戦の幕開けだった。
ENLのコミュの中で知っている有名な雲の上の存在と認識していたアイコンの人やユーザー名の人達から作戦指揮を受けながら自分たちの役割を確認。秒単位でのAction開始に生唾を飲みながらGO!GO!GO!の指示。
無事に我が県に与えられた使命をクリアすることが出来た。これを機に県内のENLメンバーの結束も堅くなったように思える。

【他県との協力mission:島原の乱】
そんな矢先、熊本ENLより島原を多重の緑で覆わないか?と言う提案があった。
県をまたいだ計画に興奮を覚えた。数週間のディスカッションを行い、行動指針がまとまったのは実行前日。

結論から言えばCPを越えることは出来なかったのだが熊本から密輸されたKeyは底辺それぞれ17本。とても重いカプセルを抱えて本番に備えた。私の地域のいいところは誰それとなく個人が考えて行動していること。インリンクに使うKeyもそれぞれの地域の方が本番までに足を運んで用意してくれた。序盤はほぼ計画通り。途中でアクシデント発生。リンク先を対象ポータルとは違うところに結んでしまうアクシデントが発生。反転をさせたので1時間の免疫解除を待たないと次の行動がとれない。それでもみんな「一時間待機がきまりましたな」「最後までいきましょ!」となんか言葉以外でも情熱みたいなのが伝わってここからがおもしろかった。
その後は敵の襲来がアリながらも応戦しながら三角の頂点は徐々に北上。最後のふたを閉めたとき今まで見たこと無い緑の波がスキャナ上で波打った。

感動のなかでみな興奮冷めやらず帰宅してOP「島原の乱」のレポートをまとめよっかなーとのんびりしていたときにあのような地獄絵図が数日後起こるとは想像もつかなかった。

【第三の指令。三本の矢】
ある男から、ひょこんと連絡があった。「tagaさん13日予定ある?」
オイラ心から東京のイベントに行きたかったのね。でもリアルで交通費やら家庭の事情でいけないことに上京する地元仲間達に「俺の分まで頑張ってきてくれよ!」と全てのVPCを渡し、見送る流れだったのでこう答えた「あ?予定空白ッすよー」そのあと空気が一変した。「赤紙です」それだけ言い残し今回の本題に入る。


詳しい作戦行動は伏せるとして、例の日本を覆うCFが切れたと同時にイベント会場を今度は第二派で覆う。そのためには人員の確保、緻密な準備、作戦行動の順序や様々な事前準備(ソフトウェアからハードまで。)担当者の割り振りなど作戦決行日前夜深夜まで続いた。
ところでですよ?…私の役目は何ですかね? はっ?オペレーター?
ちょ!おいらPC準備したの二日前からだったしintel map支援ソフト(あえてこういっとく)初めてインストールしたんですぜ!おとといからw
しかも話の流れをよーくよーく考えると日本を覆う巨大CFはこの作戦の支援も含めてされていると言っても過言ではない。
オペレーターがどのような業務なのかもわからないし、まずもって東京の土地勘がない。しかし本番は残酷にもやってくる。3:00いや4:00くらいまでディスカッションは当日朝方まで続いていた。寝る前に自分の担当する頂点と底辺の確認。それに関わるメンバーをA4用紙に書きつづって呼び名とエージェント名を覚えようと努力した。いやできるわけない。もうこうなったらあだ名作戦だ。こいつはジョニー、こいつはお犬、この人はうさちゃん。この人は鷹の爪・・・こんな感じで感覚的に把握。
朝になった。みな現地にスタンバイ。まずはとにかく邪魔なリンクの現状把握と人員配置を確認しないと。
人員配置はGPS情報で何となくわかる。地図音痴のわたしは「へー、東京と都千葉ってこんなに近いんだー」とかそんなレベル。
もう吹っ切れた。戦略的アプローチ、Risk Management、GTD、ランチェスター戦略。グループManagement。リアルの仕事と同じだ。現場のメンバー複数(詳細は禁則事項なので省略)のエージェントは待機状態、指示待ち状態が相次ぐ。まって!「○○にいます!」って言われてもオイラ地名わかんないからw
恵まれたのはメンバーの仲間達の行動力。各自フォーメーションの現状を伝えてくれるし、こちらがタスクに埋もれて情報を用意している間を読んで良い意味でスタンドプレーをしてくれている。
公安の偉い誰かが言ってた。
『我々にはチームワークなどという都合のいい言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームプレイだけだ』
土地勘のある彼らを全面的に信頼して指示を出すことにした。このメンバーはもっとこう伝えてももらうと手返しが早くて助かります!とか良い意味で私にも遠慮無く言ってくれる。これは仕事上一番信頼出来るパターンだ。
淡々と無駄な弾や反転兵器を使わないでいいように一つのポータルを撃墜すれば複数のリンクをカット出来るルートを伝える。わからないことはわからないと言ってくれる。オペレーションが進むにつれてみんなとの距離が近づいていった。この人は息を切らせて走ってくれてるなーとか、事らの緯度経度を信頼して目標に向かってくれてるなーとか間近で見てる感覚におちいった。私の魂は完全に東京のみんなのいる戦場にいた。

邪魔なリンクカット作業もあともう少しというところで、今回のmissionの弊害となったMAPの遅延が襲ってきた。最初には無かったはずのクロスリンクが頂点付近に散乱しているのだ。どうも海辺で飛島になっており橋を渡らないとくねくねしてアクセスが悪いらしい。でも私はみんなを心底信頼しているので「大丈夫!走ればまにあうから!」無茶ぶりって信頼してるからこそ出来るのね。

そして日本を覆うCF解除のカウントダウン。みんなに一番に伝えたかったこと
「底辺側のチーム!オールグリーンです!リンク打てます!」総指揮幹からもリンク発射の指示が出るが、HOに不穏な空気。「あれ?」「まだ画面上にリンクが存在していることになってる・・・」「フォースsinkしてる?」「何度もやってるがとおらないんだよ!」「連打だ!連打!」みなが諦めるなムードのなかMAP上で何度も頭の中で想像したリンクがいつの間に綺麗に走っている。
「確認!底辺ラインをMAPにて確認した!次どうぞ!」
針の穴に矢を打ち抜いた瞬間だ。

キャッチした左側から上に向かってさらにリンクが走る。興奮高まる。
あとひとつ・・・「通らない」
他のオペレーターから邪魔なリンクが新規で出現したことが報告される。
あと一辺なんだ!
さらに無茶ぶりが各オペレーターから走る。こんなオーダー出たら俺なら「まじかよw」っってなると思うんだけど底辺から北に向かって戦力を残りのカットにシフト。底辺組も北に向かって走り何本かを切断。しかしMAPを更新するたびに妨害リンクが縦横無尽に増えていく。
みんなわかってた。これがデスマーチってことを。でもみんな最後までスキャナーから目をそらしてる気配は微塵もなかった。

【終盤】
「おつかれさまでした。作戦修了の通達をここに宣言します。」
知っている。誰もがまだ力の限りリンクを斬りたかった。いつまでも戦い続けたかった。それがわかるくらい距離が離れている東京↔長崎でみんなの魂と融合していた。

あとでいろいろと思い描いた。初めてのオペレーター経験者がこんな作戦に関わって良かったのだろうか?もっといろんな采配があれば早期に北側のフォローが出来たのではないか?
オペレーターといいつつ、その役割が果たせたのだろうか?

しかし自分の落ち込みとは裏腹にみんなからの温かい言葉や反応を聞いて、目にしていつの間にか次はもっと頑張ってやる!という気持ちが強くなっていた。

目立つところにだけ世間の目はいくけれど、こうやって暗躍してくれた名も無き部隊を私はとてもカッコイイと思っている。

【後日談】
あるお方からこんなメッセージが届いた。「ごめんね」
私を誘ってくれた方だ。そんなセリフ聞きたくない。でも気持ちもわかる。返す言葉もなかった。ただまた今度そんなこと言ったらぶっ飛ばしてやると思っていたが、後日の彼は気丈にも明るく冗談も言ってくれてる姿をみて少し安心した。充分だよ。

モニターを通して東京での戦線に関われたことを光栄に思い、ここに戦友と先導してくれたエージェントを讃えてここに記録を残す。



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