イマチニブ(グリベック)に耐性となったGIST患者さんを対象にRESET試験
(REgorafenib as SEcond line Therapy for GIST)という医師主導治験が
行われているのをご存知ですか?

http://www.gisters.info/%E6%B2%BB%E9%A8%93%E6%83%85%E5%A0%B1/

イマチニブに耐性となった時、レゴラフェニブ(スチバーガ)をまず服用してみる、というもので、同時に行う遺伝子解析により、どのような遺伝子変異にセカンドライン治療としてレゴラフェニブが有効かを調べます。将来的には、イマチニブ耐性時に遺伝子解析を行い、その結果をもとにセカンドラインではスニチニブ(スーテント)か、レゴラフェニブかを有効性を予測して選べるようになるかもしれません。

そのための非常に重要な治験だという事をぜひ皆さんに知っていただきたいと思います。
イマチニブを服用している患者さんの「一人一人の今」が将来の治療法を作っていると言っても過言ではありません。ぜひその貴重なデータを、後に続く患者さんのためにも残していただきたいのです。

治験ですので参加基準は厳格ですが、参加する事で様々なメリットもあります。

● 遺伝子解析に関しては、現行の保険診療の中では二つのエクソン(9と11)についてしか適用されませんが、この治験では次世代シーケンサーを使用したパネル解析(がんの増殖に関与すると考えられる遺伝子変異について網羅的に解析する)が受けられますので、ご自身のGISTの正体がはっきりと解ります。

● 治験薬はメーカーによって無償で提供されます。

● 今日の治療薬を世に送り出した先人達と同じく、参加するご自身のデータが明日の治療法を作ります。これにより今後罹患する全ての患者さんが利益を得ることになります。

治験と聞くとどうしても「実験的」というマイナスイメージがありますが、個人的にこの治験に関してはメリットの方が多いと感じています。もちろん通院や検査の数は増えるでしょう。しかし、治療の中でスニチニブ(スーテント)の前にまずレゴラフェニブ(スチバーガ)を試すことは、腫瘍を叩く上で効果的に働く可能性もあります。そしてこの段階でレゴラフェニブに効果がなくとも、改めてスニチニブを試し、その後でまたレゴラフェニブを試すことができるのです。これも腫瘍を叩く効果を高める可能性があります。(これは個人の見解です)

イマチニブ(グリベック)に耐性と診断される事は、GIST患者さんにとっては大変な出来事です。ですが改めて病気と向き合う、その気持ちの証明としてRESET試験への参加を検討してみてはいかがでしょう。

NPO法人GISTERS
理事長 西舘澄人



RESET試験に関して皆さんの印象、ご意見をお聞かせください。
https://questant.jp/q/NI66VKJQ

稀少腫瘍研究会 RESET試験
https://gran-japan.jp/resetforgist/

オンコロ 【臨床試験広告】消化管間質腫瘍(GIST)対象 レゴラフェニブの臨床試験のご案内
https://oncolo.jp/ct/clinical-trials/ad0008
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